国際

隣国をさげすむプーチン大統領のゆがんだ「ウクライナ観」

ソ連時代の1930年代には、豊かな黒土の穀倉地帯を抱えながら、独裁者スターリンの集団農業政策で約400万人が餓死する大飢饉に。41年からの第2次大戦の独ソ戦ではナチス・ドイツに占領され、キーウ市内でホロコースト(ユダヤ人大虐殺)があった。ユダヤ人であるゼレンスキー大統領の親族を含め、犠牲者は数万人。ウクライナ国民は今や、プーチン政権が旗印とするZマークを「かぎ十字」と同一視している。
科学・技術

渡り鳥は数千キロも迷わずナゼ飛べる? 東西南北の方位を知る細胞を発見

渡り鳥は、どうして数千キロメートルも離れた場所まで迷わずに旅ができるのだろう? これまで地磁気から東西南北の方位を知るのではないかと考えられてきたが、そのしくみはわかっていなかった。動物の脳を研究する脳科学者の高橋晋教授(同志社大学)と 動物の行動を研究する生態学者の依田憲教授(名古屋大学)は、渡り鳥の脳から頭が北を向いたときにだけ活動が盛んになる細胞を見つけ、謎の解明に新たな一歩を踏み出した!
社会

知床の観光船事故、社長が会見で3度土下座…波浪注意報でなぜ出港? 安全意識を問う質問相次ぐ(会見詳報)

北海道斜里町の知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が4月23日に消息を絶った事故で、運行会社「知床遊覧船」の桂田精一社長が4月27日午後、斜里町内の宿泊施設で記者会見した。桂田社長は事故発生から公の場に姿を見せていなかったが、発生4日後での会見となった。会見では、波浪注意報が発出されていた中で出港を決めた運行会社の安全意識を問う質問が相次いだ。
政治・経済

【刑事告発】 「維新の会」選出の市議会議長のすさまじい暴言テープが流出! 恫喝された橿原市長が刑事告発も

「何で俺の発言だけ問題あんねん、お前、こらぁ!」「ええ加減にせぇよ! お前、こらぁ! 都合のええことしやがって、われぇ」昨年9月に録音されたデータには、すさまじい怒号が飛び交う音声が記録されている。場所は、奈良県橿原市議会の議長室である。怒声の主は、橿原市議会議長(当時)の原山大亮氏。日本維新の会奈良県総支部で幹事長を務める市議である。一方、怒鳴りつけられていたのは、橿原市の亀田忠彦市長だ。
科学・技術

「ペロブスカイト」けん引、次世代太陽電池市場が22倍の8000億円に

富士経済(東京都中央区)がまとめた新型・次世代太陽電池の世界市場と開発動向の調査によると、2035年の世界市場は、21年比22.6倍の8300億円となる見通し。既存の太陽電池との併用や代替によるペロブスカイト太陽電池(PSC)が伸長し、大幅に拡大すると予測する。
政治・経済

安倍晋三氏「ウラジミール、共に駆けて駆けて駆け抜けよう」って言ってたのに・・・一転してプーチン批判、変わり身の早さに呆れる声

ロシアによるウクライナ侵攻が激化する中、4月21日、都内で開かれたシンポジウムで、プーチン大統領を「力の信奉者」とし、「戦国時代の武将のようなもの。織田信長に人権を守れと言っても全然通用しないのと同じ」と、痛烈に批判した安倍晋三元首相。だが、そんな安倍氏は首相時代、プーチン氏と27回も会談を重ね、「ウラジーミル、君と僕は同じ未来を見ている」と語るなど、蜜月関係にあったことは周知の事実だ。
社会

知床の観光船事故 社長、事故当日の出港は「いけると思った」乗客家族らに釈明

北海道・知床半島沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」=19トン=が遭難した事故で、運航会社「知床遊覧船」(斜里町)の社長が、荒れた海への出港判断について「私はいけると思った」と、駆け付けた乗客の家族らに釈明していたことが26日、分かった。
社会

2022年「ゴールデンウィークの天気」 スタートは広く雨 前半ほどぐずつく 連休半ばには晴れ間ありそう

気になるゴールデンウィークの天気と気温の傾向をまとめました。29日(金)昭和の日は前線や低気圧の影響で広く雨に。雨脚の強まる所もあるでしょう。30日(土)と5月1日(日)も曇りや雨のぐずついた天気に。ゴールデンウィーク後半の天気は周期変化になりそうです。
国際

プーチン大統領は大誤算…侵攻2カ月でロシア軍戦力25%減、同盟国も軍事支援拒否でジリ貧

米国防総省高官は、ロシア軍の戦力が侵攻当初から25%減少したと推計している。米欧がウクライナ軍に供与した対戦車ミサイル「ジャベリン」が威力を発揮。軍事情報サイト「Oryx」によると、これまでにロシア軍が失った戦車、装甲車、火砲、対空ミサイルは約3000に上るという。
科学・技術

再生可能エネルギーがメインになる日も近い? 米国でいいニュースが続々

米エネルギー情報局の発表によると、3月29日に風力発電が天然ガスに次ぐ2番目に大きな電力供給源になったそうです。同日のアメリカ国内における風力発電量は毎時2,017ギガワットに達し、総発電量の19%強を占めました。石炭と原子力の発電量がそれぞれ19%と17%だったため、初めて風力が同じ日に石炭と原子力の両方を上回りました。こんな初めては大歓迎ですね。
社会

「間食」を摂らない人が知らない”超残念な真実” 「3要素」を満たすのが「高カカオチョコレート」

私が提唱したいのは、「新しい間食習慣」です。間食と聞くと、「体に悪いこと」「してはいけないこと」と思われるかもしれません。たしかに、間食と聞いてイメージする食品には、砂糖たっぷり高カロリーで、体に悪そうなものもあります。しかし、適切な食品を選べば、むしろ間食で健康効果が期待できるのです。3食、毎日健康にいいものを選んで、調理などして食べる「健康的な食生活」よりも、間食で健康にいいものをぱくりと食べ続ける「間食健康習慣」ほうができそうな気がしないでしょうか。
国際

「短期決戦」失敗のロシア、どう動く 欧米が想定するシナリオ ウクライナ侵攻2カ月

ロシア軍のウクライナ侵攻から24日で2カ月になる。ロシアのプーチン大統領が描いた「短期決戦」のもくろみは外れ、ウクライナ東部と南部では戦闘が長期化する様相だ。ロシアによる大量破壊兵器投入を含め、欧米各国は複数のシナリオを想定し、対応策を練っている。
国際

ウクライナ侵攻は「宗教戦争」泥沼化の可能性も プーチン氏に「ロシア正教を守る」使命感

今回の戦争は、「宗教戦争」であると思っています。西欧のキリスト教とロシア正教との戦争です。ロシア人特有の宗教感覚は国の頂点に立つ者を「神の代理人」とする統治者観を生むことになりました。神の代理人は、帝政ロシアではツァーリ(皇帝)で、今はプーチン氏です。プーチン氏の権力の強大さは、この統治者観の上に成立しています。ですから神の代理人であるプーチン氏がウクライナに侵攻すると言えば、ほとんどのロシア人は神に命令されるのと同じ感覚で最終的には受け入れているのだと思います。
国際

プーチン氏は病気を隠している?…右手でテーブル端を握って離さず、足は小刻みに揺れて

ロシアのプーチン大統領が21日にセルゲイ・ショイグ国防相と会談した際、右手でテーブルの端を強く握り続けていたことから、プーチン氏の健康不安説が出ている。米誌ニューズウィーク(電子版)は21日、「病気を隠している」などプーチン氏の健康を巡る臆測がSNSで飛び交っていると紹介した。英国の元国会議員はSNSで「プーチン氏はパーキンソン病を患っている。テーブルを握っていたのは右手の震えを抑えようとしていたからだ」との見方を示した。
国際

ロシア新興財閥の相次ぐ死亡、一部で暗殺を疑う声 5人のオリガルヒが家族を殺した後自殺と報道

ウクライナ侵攻を続けるロシアのオリガルヒ(新興財閥)と呼ばれる富豪とその家族が相次いで死亡したことを受け、一部で暗殺を疑う声が出ている。①天然ガス大手ノバテク社の元副会長セルゲイ・プロトセーニャ氏 スペインのリゾート地で妻と娘と共に遺体で発見、②ロシア有数の銀行の1つ、ガスプロムバンクの元副社長ウラジスラフ・アバエフ氏 モスクワ市内の自宅で妻と娘とともに銃で撃たれて死亡、③他に、少なくとも3人のオリガルヒが家族を殺した後で自殺を図って死亡。