猛暑の捜索続く、72時間経過 死者35人、避難9000人超
猛暑の捜索続く、72時間経過 死者35人、避難9000人超―熱中症に警戒、停電は復旧・熊本
熊本県で最大震度7を観測した地震から4日目となる31日も、消防や警察などは安否不明者の捜索を続けた。県災害対策本部によると、関連調査中を含む死者は35人。生存率が急激に下がるとされる地震の発生から「72時間」が経過した後も、不明者の発見に全力を挙げた。猛暑の中、9000人以上が避難生活を送っており、県などは熱中症に警戒を呼び掛けている。停電は同日午後におおむね復旧した。
爆発事故で2階部分が崩落したイオンモール熊本(嘉島町)では、これまでに12人が救助され、7人の死亡が確認された。県対策本部は、死者35人のうち男女27人の身元を確認。
博多―熊本間で新幹線再開 JR九州、3日ぶり
JR九州は31日、熊本県で最大震度7を観測した地震の影響で見合わせていた九州新幹線の筑後船小屋(福岡県筑後市)―熊本間の運行を再開した。既に運行している博多―筑後船小屋間と合わせ、3日ぶりに博多―熊本間が再開した。この日、博多駅からの始発列車が午前7時半ごろ熊本駅に到着した。
熊本―鹿児島中央間は、レールが破断したほか、防音壁が多数損傷するなど大きな被害が出ており、再開の見通しは立っていない。
8月食品値上げ、2311品目 前年比8割増 9月は既に4500品目超―帝国データ
8月食品値上げ、2311品目 前年比8割増 9月は既に4500品目超―帝国データ
帝国データバンクは31日、主要食品メーカー195社が8月に値上げを予定している飲食料品は2311品目になるとの調査結果を発表した。中東情勢悪化の影響で資材や原材料、物流コストなどが上昇。2カ月連続で2000品目を超え、前年同月比では83.1%増の大幅アップとなる。
値上げラッシュは今後ピークを迎え、9月の値上げは現時点で4531品目と約3年ぶりの高水準が予想される。10月も3000品目を超える見通し。2026年通年は、11月までの判明分で1万8347品目に上り、2年連続で2万品目を上回る可能性がある。
東京株、一時3400円超高 半導体株、買い戻しの動き
31日の東京株式市場で、日経平均株価が一時前日比3400円超上昇し、取引時間中では4日ぶりに6万5000円台を回復する場面があった。米国のハイテク株高を受けて、半導体株などを買い戻す動きが強まった。午前の終値は2704円82銭高の6万4572円25銭。
米マイクロソフトが発表した決算はクラウド事業の業績が好調で、人工知能(AI)の需要の強さを示した。30日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が8%超上昇するなど半導体関連株の強さが目立ち、東京市場もこれを反映した展開となった。
円急騰後、160円台に戻す 海外市場で介入、一時157円台
円急騰後、160円台に戻す 海外市場で介入、一時157円台―株価は大幅上昇
外国為替市場で円が急騰した。30日のニューヨーク市場では、一時1ドル=157円台後半まで円高が進み、5月中旬以来約2カ月半ぶりの円高・ドル安水準を付けた。政府・日銀が円安進行を阻止するため、円買い・ドル売り介入に踏み切った。31日の東京市場では、利益確定の円売り・ドル買いなどが広がり、160円台後半まで上げ幅を縮めた。午後5時現在は160円20~21銭と前日比3円52銭の円高・ドル安。
辺野古転覆、高校側の責任認定 「安全への体制不備、意識欠如」―同志社第三者委が調査結果
辺野古転覆、高校側の責任認定 「安全への体制不備、意識欠如」―同志社第三者委が調査結果
沖縄県名護市辺野古沖で小型船2隻が転覆し、研修旅行中の同志社国際高校(京都)の女子生徒ら2人が死亡した事故で、学校法人同志社は31日、第三者委員会の調査結果を公表した。「安全管理体制の不備や意識の欠如があった」と学校側の責任を認め、危機管理マニュアルの見直しなど再発防止を提言した。
第三者委は、天候悪化が重大被害につながりやすい高リスク活動だったにもかかわらず、事前調査や抗議船への乗船の事前説明など安全配慮義務を怠ったと認定。事故原因として、安全に対する体制不備や機能不全、教員らの安全意識の欠如などを挙げた。
国家情報会議が始動 政府、戦略文書策定へ
国のインテリジェンス(情報収集・分析)の司令塔機能を担う「国家情報会議」が31日に発足し、初会合が開かれた。会議の事務局となる「国家情報局」も同日、約730人体制で始動。政府は中長期的な指針や戦略をまとめた文書を今後策定する。
国家情報会議は首相の他、官房長官、国家公安委員長、法相、外相、財務相、経済産業相、国土交通相、防衛相らで構成される。テロリズムや外国スパイの影響工作について調査・審議し、対処方針を決定する。
韓国南東部で41.4度記録 97地点で観測史上最高気温を記録
韓国南東部で41.4度記録 97地点で観測史上最高気温を記録
韓国気象庁は31日、南東部・慶尚南道(キョンサンナムド)の梁山(ヤンサン)で41・4度を記録したと発表した。聯合ニュースによると、気象庁の気候統計観測地点97地点における観測史上最高気温を記録した。
気象庁が24日に発表した資料によると、1973年から25年までの53年間で、6~8月の平均気温は10年当たり0・28度上昇した。16〜25年の年間平均猛暑日数は18・3日で、73〜82年の8・3日と比べ約2・2倍に増加した。年間熱帯夜日数は約3倍となった。
モロッコからスペイン領に移民4.9万人流入 渡航中18人死亡
モロッコからスペイン領に移民4.9万人流入 渡航中18人死亡
モロッコから多数の移民が陸続きのスペイン領セウタに押し寄せている。英BBC放送によると、7月31日時点の推計で、過去24時間に約4万9000人が陸路や海路で流入した。少なくとも18人が渡航の際に死亡したという。国境管理は一時機能不全に陥ったとみられ、スペイン政府は軍を現地に派遣している。
BBCによると、スペインの最高裁は7月、モロッコからセウタに海路で渡航中の移民を即座に強制送還してはならないとの判断を示したという。これを受けて、セウタを目指す移民が急増したとみられている。

