2023年12月1日 今日の出来事

安倍派、裏金1億円超疑い パーティー収入還流

安倍派、裏金1億円超疑い パーティー収入還流、立件視野―政治資金問題・東京地検

自民党の派閥による政治資金パーティー券収入を巡る問題で、最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)が、パーティー券の販売ノルマを超えて所属議員が売った収入について、政治資金収支報告書に記載せず裏金として議員側に還流させていた疑いがあることが1日、関係者への取材で分かった。裏金の総額は2022年までの5年間で1億円以上に上るとみられるという。

安倍派、8億円前後収入か 裏金含め、記載は6億円超

全てのパーティー収入のうち、相当な割合が裏金になったとみられ、東京地検特捜部は裏金づくりが長年にわたり常態化していたとみて捜査。応援を取るなど捜査態勢を拡充し、政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いでの立件を視野に、派閥の事務担当者らに対し任意で事情聴取を進めている。

安倍派が裏金1億円超か、パーティー券収入を議員に還流…東京地検が「不記載」で立件視野

巨額裏金疑惑、自民に動揺 広がる疑心、口つぐむ幹部―安倍派パーティー券不記載

イスラエル軍、ガザで戦闘再開

イスラエル軍、戦闘を再開 ガザ休戦7日間で終了

イスラエル軍は1日朝(日本時間同日午後)、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスとの戦闘を再開した。ハマスがガザからイスラエルに向けてロケット弾を発射し、戦闘休止の合意に違反したと主張。軍はガザ全域で空爆や砲撃を行い、ガザ保健当局は多数が死傷したと発表した。11月24日に始まった戦闘休止は7日間で終了。

イスラエル軍がガザ各地で空爆再開、54人死亡 休戦終了

ことしの新語・流行語大賞、年間大賞は「アレ(A.R.E.)」

ことしの新語・流行語大賞、年間大賞は「アレ(A.R.E.)」 トップテンには「蛙化現象」

今年1年の世相を反映した言葉を選ぶ「2023ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が1日に発表され、年間大賞には、38年ぶりに2度目の日本一を制したプロ野球阪神で優勝を意味するスローガン「アレ(A.R.E.)」が選ばれた。

大阪万博関連、他にも1千億円 インフラ整備

大阪万博関連、他にも1千億円 インフラ整備、費用増大要因に

2025年大阪・関西万博を巡り、大阪府と大阪市が会場整備費の負担分783億円とは別に、会場となる大阪湾の人工島・夢洲(同市此花区)へのアクセス鉄道や道路の整備など、万博開催に伴う事業で計約1千億円を負担することが1日、分かった。これらの費用は会場整備費と同様に当初見込みからの上振れが相次ぐ。

愛子さま 1日に22歳の誕生日

愛子さま、22歳に 成年皇族の務め重ねる

天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは1日、22歳の誕生日を迎えられた。現在、学習院大文学部日本語日本文学科の4年生。宮内庁によると、平安、鎌倉、江戸、明治時代の文学作品などを通して学びを深め、卒業論文に取り組んでいる。

日韓、通貨スワップ再開

日韓、通貨スワップ再開 100億ドル、15年2月に失効

財務省は1日、日本と韓国が金融危機時に自国通貨と米ドルを相互に交換できる、2国間の「通貨スワップ(交換)協定」を、両国中央銀行間で締結したと発表した。日韓の関係正常化を背景に、2015年2月に失効して以来の協定再開となる。

自衛隊のサイバー人材育成へ、団体設立

自衛隊のサイバー人材育成へ 元統幕長らが団体設立

サイバー攻撃に対処する防衛省・自衛隊の人材育成を後押しする一般社団法人「サイバー安全保障人材基盤協会」が1日、発足した。通信など重要インフラを担う民間企業の知見も生かした提言を通じ、自衛隊の能力向上を図る。

脚本家の山田太一さん死去、89歳

脚本家の山田太一さん死去 89歳「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」

「岸辺のアルバム」「男たちの旅路」「ふぞろいの林檎(りんご)たち」などの名作ドラマで知られる脚本家の山田太一(やまだ・たいち、本名石坂太一=いしざか・たいち)さんが11月29日、老衰のため死去した。89歳。東京都出身。

脚本家の山田太一さん死去、89歳、テレビドラマ「ふぞろいの林檎たち」など