2025年12月6日 今日の出来事

スシロー、上海に初出店大盛況 日中関係ぎくしゃくでも14時間待ち

スシロー、上海に初出店大盛況 日中関係ぎくしゃくでも14時間待ち

中国・上海市で6日、フード&ライフカンパニーズ(F&LC)が展開する回転ずしチェーン「スシロー」の2店舗が同時オープンした。上海出店は初めてで、中国本土では計71店舗となる。日中関係がぎくしゃくする中でも多くの客が列をつくり、オープン時で約700組、約14時間待ちとなる盛況ぶりだった。

上海環球港店に来店した女子大生は「日本旅行の際にスシローで食べたことがあり、オープンに合わせて訪れた。政治状況に大きな関心はない」と語った。

日本便無料キャンセル期間延長 来年3月下旬まで…中国航空各社

日本便無料キャンセル期間延長 来年3月下旬まで―中国航空各社

中国航空各社は6日までに、日本路線について来年3月28日まで無料でキャンセルできると公表した。これまでは今年末までとしていたが延長した。中国メディアが伝えた。日中対立の長期化を織り込んだ格好で、中国人の訪日需要に影響を与えそうだ。

生ハム安定調達に暗雲 スペイン産の豚肉輸入停止…アフリカ豚熱

生ハム安定調達に暗雲 スペイン産の豚肉輸入停止―アフリカ豚熱

家畜伝染病「アフリカ豚熱(ASF)」の発生が確認されたスペインから豚肉の輸入が停止され、ハムやベーコンなどの安定調達に暗雲が立ち込めている。特に、生ハムはスペイン産が輸入品の7割弱を占め、需給や価格への影響が懸念される。

医療機関・自衛隊が首位 信頼度、最下位は国会議員…中央調査社

医療機関・自衛隊が首位 信頼度、最下位は国会議員―中央調査社

官僚や銀行、警察など10業種への信頼度を尋ねたところ、「医療機関」と「自衛隊」がトップだったことが5日、中央調査社(東京都中央区)の調査で分かった。医療機関は前回(2023年)と前々回(21年)に続き3回連続で1位だった。最下位は国会議員だった。

医療機関は前回より0.2ポイント減の3.6だった。自衛隊は前回2位(3.6)で、点数は今回も同じだが、点数が下がった医療機関に並ぶ形で首位となった。最下位は国会議員(2.4)で、官僚(2.5)が続いた。

中村医師の生きざましのぶ 没後6年、平和願い追悼

中村医師の生きざましのぶ 没後6年、平和願い追悼

アフガニスタンなどで人道支援に取り組んだ中村哲医師が殺害されてから今月で6年となり、かつて医師として勤務していた福岡県大牟田市内で6日、追悼行事が開かれた。「信頼は一朝一夕にできない」といった生前の言葉が紹介され、主催者は「今こそ先生の生き方を学び、平和の方向へ進むことが大事」と訴えた。同日夕には市民らが竹灯籠に火をともし、故人をしのんだ。

中村さんはアフガンで進めたかんがい事業で、同県朝倉市の取水施設「山田堰」を参考にした。かつて山田堰土地改良区の理事長を務め、中村さんに助言をしてきた徳永哲也さん(78)は「自ら汗を流して取り組んだ先生の生きざまが多くの人に響いた」と振り返った。