2025年10月2日 今日の出来事

新首相、15日選出へ 臨時国会召集日、政府・自民調整

新首相、15日選出へ 臨時国会召集日、政府・自民調整

政府・自民党は2日、臨時国会を15日に召集する方向で調整に入った。初日に首相指名選挙が行われ、組閣を経て同日中に新内閣が発足する見通し。与党は衆参両院で過半数を割っているが、野党側の候補者一本化のめどは立っておらず、4日に決まる自民総裁が次期首相に選出される公算が大きい。

横田めぐみさん、5日で61歳 早紀江さん「くじけずに」

横田めぐみさん、5日で61歳 早紀江さん「くじけずに」

北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)=が5日で61歳の誕生日を迎えるのを前に、母早紀江さん(89)が2日、川崎市で報道陣の取材に応じた。還暦を過ぎてもなお帰国が実現しないめぐみさんに「元気だと信じているので、くじけずに頑張って」と呼びかけた。

早紀江さんは、めぐみさんが幼稚園入園前後で愛読していた絵本を報道陣に披露。洗濯をしていると「ママ、まだ?」とめぐみさんから何度も読み聞かせをせがまれたと振り返った。「絵が好きで、本をいつも抱えていた。この本だけでも(北朝鮮に)送れれば」と話した。

円相場、147円07~09銭 2日午後5時現在

円相場、147円07~09銭 2日午後5時現在

2日の東京外国為替市場の円相場は、午後5時現在1ドル=147円07~09銭と、前日(147円11~13銭)に比べ04銭の円高・ドル安となった。

外国籍児、過去最多の16万人 「不就学」は初の1000人超え 文科省

外国籍児、過去最多の16万人 「不就学」は初の1000人超え 文科省

文部科学省は2日、2024年度に小中学校に通う年齢に相当する外国籍児のうち、小中学校にも外国人学校にも通っていない「不就学」の子どもは前年度比13・1%増の1097人で、過去最多を更新したと発表した。学校に通っているかどうか確認できない「就学不明」の状態にある子どもは同5・4%増の1万2086人だった。住民基本台帳に基づく学齢相当の外国籍児が同8・4%増の16万3358人と過去最多を更新したことが全体を押し上げた格好だ。

「迷惑ハロウィーン」禁止 訪日客への啓発強化―東京都渋谷区長

「迷惑ハロウィーン」禁止 訪日客への啓発強化―東京都渋谷区長

今月末のハロウィーンを控え、東京都渋谷区の長谷部健区長は2日、区役所で記者会見を開き、迷惑行為の防止策を発表した。区では毎年路上飲酒などが問題となっている。区長は「迷惑ハロウィーンを禁止する」と述べ、ルールの順守を呼び掛けた。

区は条例で、夜間に渋谷駅周辺での路上飲酒を禁止している。昨年同様、10月31日夜から翌日朝の間、酒の販売自粛を店舗に依頼する。駅前のハチ公像に仮の囲いを設置し、見物できないようにする。電動キックボードのシェアリングサービス「Luup」のポート(車両置き場)の利用も停止する。

米政府機関、一部閉鎖開始 上院、つなぎ予算案再否決

米政府機関、一部閉鎖開始 上院、つなぎ予算案再否決

米連邦政府は1日、予算切れによる一部機関の閉鎖を始めた。同日から新たに2026会計年度(25年10月~26年9月)入りしたものの、与野党の対立激化で予算成立のめどは立っていない。上院は、前日通らなかったつなぎ予算案を改めて採決したが、再び否決された。一方、トランプ政権は優先的ではないと判断する事業の中止に着手した。

政府閉鎖、株下押し圧力 雇用統計見送り、市場混乱も…米

政府閉鎖、株下押し圧力 雇用統計見送り、市場混乱も―米

米政府機関の一部閉鎖が長引けば、投資家心理が圧迫され、株式相場に下押し圧力がかかりそうだ。金融市場では、政府閉鎖は実体経済に大きな影響を与えないとの見方が大勢を占めるが、雇用統計の発表見送りで混乱が広がる可能性もある。

議会調査局によると、政府閉鎖の回数は1977~2019会計年度に計20回。平均日数は8日間だが、第1次トランプ政権下の18~19年には35日間に及んだ。今回は医療関連予算を巡り与野党が対立。つなぎ予算案通過へ妥協点は見いだせていない。

ロシア原油輸出に「最大の圧力」 大幅削減へ具体的措置…G7財務相

ロシア原油輸出に「最大の圧力」 大幅削減へ具体的措置―G7財務相

先進7カ国(G7)財務相は1日、ロシア制裁に関する共同声明を公表した。声明では「今こそロシアの主要な収入源となっている原油輸出への圧力を最大化する時だ」と強調。中国やインドを念頭に「段階的な停止を目的として、ロシアからの輸入を大幅に削減する具体的な措置を講じる」と表明した。