2021年11月8日

岸田内閣 「支持」5ポイント増の53%「不支持」25% 世論調査
NHKは、今月5日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行った。調査の対象となったのは2092人で、58%にあたる1208人から回答を得た。

Q.岸田内閣支持率
「支持する」と答えた人は、先月、衆議院選挙の1週間前に行った調査より5ポイント上がって53%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、2ポイント下がって25%だった。

Q.衆議院選挙、今回の結果をどう思うか。
「与党の議席がもっと多いほうがよかった」が10%、「野党の議席がもっと多いほうがよかった」が40%、「今回の結果でちょうどよい」が41%。

Q.当選した議員のうち女性は9.7%で、4年前の前回の衆議院選挙のときの割合をやや下回った。どう思うか。
「低すぎる」が42%、「ちょうどよい」が4%、「高すぎる」が3%、「男女の割合は問題ではない」が46%。

Q.新型コロナウイルスの第6波の感染拡大に対する不安をどの程度感じるか。
「大いに感じる」が34%、「ある程度感じる」が45%、「あまり感じない」が14%、「まったく感じない」が4%。

Q.新型コロナウイルスをめぐる政府のこれまでの対応を、どの程度評価するか。
「大いに評価する」が9%、「ある程度評価する」が51%、「あまり評価しない」が27%、「まったく評価しない」が9%。

9年ぶり金星食 国内の広範囲で観測 月のそばで輝く姿、肉眼でも
金星が月に隠される「金星食」が8日午後、九州地方の北東部より東側の国内の広範囲で観測された。東京都江東区では、青空の中で白い三日月の傍らに輝いていた金星が午後1時46分ごろからゆっくりと月の暗部に隠され、2分ほどで見えなくなった。そして約50分後、月の明るい側から再び金星が姿を見せ、月のそばで輝く姿が肉眼でも観察できた。国立天文台によると、国内の広範囲で見られる金星食は2012年8月以来。次回は36年9月17日の日中に東北地方より南の地域で観測できる。

史上最年少3冠 藤井聡太叡王就位式 「決断よく指すこと心がけた」
史上最年少3冠を達成した将棋の藤井聡太叡王(19)=王位・棋聖=の叡王就位式が8日、東京都港区で行われた。就位状や副賞のチョコレート1年分などを贈られた藤井は、謝辞で「五番勝負は決断よく指すことを心がけました。フルセットの最終局もその方針でいい結果を残すことができました」と語った。藤井は7月から9月にかけて行われた第6期叡王戦五番勝負(不二家主催)で豊島将之叡王(当時)に挑戦し、3勝2敗で自身初の叡王を獲得。史上初となる10代での3冠を達成した。

「源氏物語」「枕草子」舞台の建物跡 京都の発掘調査で初確認
平安文学を代表する「源氏物語」「枕草子」の舞台になった内裏の後宮建物跡が、京都市埋蔵文化財研究所が上京区で行った発掘調査で見つかっていたことが8日、京都新聞社の取材で分かった。建物跡や溝跡は中宮らが暮らした登華殿(とうかでん)と弘徽殿(こきでん)に関わるとみられ、平安時代の内裏殿舎遺構が見つかるのは初めて。

登華殿は平安中期、一条天皇の中宮定子が暮らした。関白の父・藤原道隆らとの語らいが、枕草子にはつづられている。また、弘徽殿は源氏物語において光源氏が朧月夜に出会う場になっている。両殿とも内裏北西部にあった。

龍谷大の國下多美樹教授(考古学)の話「平安宮内裏はこれまで遷都当初から礎石建ちで造営されたと理解されてきた。だが、今回の遺構は当初、長岡宮と同じように掘立柱という伝統建築様式を引き継いで築かれていたことを示している。従来の見方を考え直す重要な発見だ。」