岐阜県多治見市37・6度 猛暑続く、熱中症対策を 「6月史上最高」地点も続出
岐阜県多治見市37・6度 猛暑続く、熱中症対策を 「6月史上最高」地点も続出
高気圧の影響で、18日も日本の広い範囲で真夏並みの気温となった。岐阜県多治見市で37・6度を記録するなど全国914の観測地点のうち、71で最高気温が35度以上の猛暑日に。6月として過去最高となった地点が14あった。19日も西日本や東海を中心に猛暑日となる地域がある見通しで、引き続き熱中症対策が必要だ。
気象庁によると、18日午後4時時点で、30度以上の真夏日となったのは575(猛暑日の地点含む)に上った。6月として1位の値になったのは、36・0度の福島県二本松市など。最高気温は岐阜県揖斐川町、同県美濃市、愛知県豊田市の豊田37・5度など。東京都心は34・4度だった。
新潟コシヒカリ価格急落、3割安 備蓄米効果か、業者間取引で
卸売業者が銘柄米を日々取引しているスポット市場で、新潟県産コシヒカリなどの価格が直近のピークだった5月下旬から約3割下落したことが18日、コメ市場を調査している米穀データバンクの調べで分かった。備蓄米放出の効果とみられる。スポット市場の流通量は限られるが、コメ全体の店頭価格へ波及するかどうか注目される。
米穀データバンクによると、新潟県産コシヒカリの60キロの価格は3万6千円程度になった。3週連続の下落で、5月下旬からは1万5千円程度下がった。
財金委員長解任を可決 衆院で初、ガソリン減税で対立…後任に立民・阿久津氏
財金委員長解任を可決 衆院で初、ガソリン減税で対立―後任に立民・阿久津氏
衆院の井林辰憲・財務金融委員長(自民党)の解任決議が18日の衆院本会議で、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党など野党各党の賛成多数で可決した。衆院によると、現行憲法下で衆院の委員長の解任決議が可決したのは初めて。参院選を控え、ガソリン税暫定税率の7月1日廃止を迫る野党と反対する与党との対立は異例の事態に発展した。
衆院は18日夕に改めて本会議を開き、新しい財金委員長に野党各党の賛成多数で立民の阿久津幸彦元首相補佐官を選出した。与党は自民の小林鷹之元経済安全保障担当相を推していた。
「E8系」同日に4件も不具合 東北新幹線、補助電源が壊れる
東北新幹線で17日、回送運転中の新型車両「E8系」が、栃木県の宇都宮―那須塩原間で故障し長時間の運転見合わせとなったトラブルで、JR東日本は18日、E8系の別の3編成でも17日に不具合があり、一時停車していたと明らかにした。いずれも補助電源装置が壊れていた。同じ日に4件、同型車両で同様の不具合が起きた関連性を調べている。
7月の電気料金、616円安に 政府補助で大幅値下がり…東電
東京電力の7月使用分(8月請求分)の電気料金が、標準家庭で前月比616円安い8236円に値下がりする見通しであることが18日、分かった。政府が物価高対策として、7月使用分から3カ月実施する電気・ガス料金への補助金の影響が大きい。東電以外の大手電力9社や、東京ガスなど都市ガス大手4社の料金も大幅な低下を見込む。
政府は、エアコンの使用で電気代などがかさむ夏場の家計負担を軽減するため、7~9月使用分の電気・ガス料金を補助する。補助額は7月と9月は電気が1キロワット時当たり2円、電気使用量が多い8月は2.4円に引き上げる。都市ガスは1立方メートル当たり8円で、8月は10円とする。
「NHK ONE」、10月開始 必須業務化で新ネットサービス
「NHK ONE」、10月開始 必須業務化で新ネットサービス
NHKは18日、改正放送法により10月から必須業務として始めるインターネットでの番組配信サービスの名称を「NHK ONE(ワン)」に決定したと発表した。番組の同時・見逃し配信、ニュース記事の閲覧や動画の視聴といったネットサービスを統合し、専用サイトなどで提供する。
専用サイトは10月に開設する。各種サービスはアプリでも利用できるが、現在提供している「NHKプラス」「ニュース・防災」などのアプリの後継版をダウンロードする必要がある。
日米韓が合同空中訓練 李在明政権発足後初めて
韓国空軍は18日、米韓空軍と航空自衛隊が同日午前(日本時間同)、韓国南部・済州島南方で合同空中訓練を実施したと発表した。今月4日に韓国の李在明政権が発足した後、日米韓による合同訓練は初めて。
訓練には、韓国空軍のF15K戦闘機、米空軍のF16戦闘機、航空自衛隊のF2戦闘機などが参加。韓国空軍は「高度化する北朝鮮の核・ミサイルの脅威を抑止するため、韓米日の安保協力を強化する」狙いで行ったと説明した。
モディ氏「米の仲介受けず」 印パ衝突でトランプ氏に反論
インドのモディ首相はトランプ米大統領と電話会談し、5月に起きたインドとパキスタンの軍事衝突を巡り「米国からの仲介を受けておらず、今後も受けるつもりはない」と伝えた。インド外務省が18日発表した。
トランプ氏は、印パの間で4日間続いた戦闘の最終日となった5月10日に「米国の仲介で印パ両国が停戦に合意した」などとSNSに投稿した。パキスタンは、米国を含む第三国の貢献があったことをある程度認めているが、インド政府は「米国の仲介」を否定している。
イスラエルは「汚れ仕事」 独首相、全面支持を表明
ドイツのメルツ首相は17日、イスラエルによるイランへの攻撃について、「われわれのために汚れ仕事をしている」と述べ、全面的な支持を表明した。イランの核保有阻止のために強硬な対応はやむを得なかったとの見方を示し、「イスラエル軍と政府の勇気に最大限の敬意を抱いている」と述べた。