- 党首討論、45分間→80分間 自民と立憲が延長に合意
- 「非公認」の自民現職６人、公明が推薦見送りへ…公認されても不記載議員は個別に可否判断
- 円下落、一時１４９円台 １カ月半ぶり、米経済堅調で
- 日経平均株価、終値は3万9332円 前週末比697円高
- 株式売り出し、仮条件が決定 １株１１００～１２００円…東京メトロ
- 損保３社、顧客情報流出か 東京海上日動は７万件超
- ノーベル生理学・医学賞、マイクロＲＮＡ発見のアンブロス氏ら2氏に
- ローマ・カトリック教会の枢機卿に菊地功氏 日本人7人目
- 7日は全国的に雨 北陸は警報級の大雨のおそれ 日本海側を中心に前日より気温低下
- 「中国は台湾の祖国になり得ない」 「建国記念日」行事で台湾総統
党首討論、45分間→80分間 自民と立憲が延長に合意
自民党の石井準一、立憲民主党の斎藤嘉隆両参院国対委員長は7日、国会内で会談し、党首討論を臨時国会会期末の9日午後1時から80分間実施する日程で合意した。十分な時間確保を野党が求め、通例の45分間より延長する。
野党は予算委員会の開催を要求したが、与党は応じずに党首討論を提案。野党は時間延長を条件に受け入れた。党首討論では、石破茂首相と立民の野田佳彦代表ら野党党首が対決する。岸田政権下の6月以来の開催となる。
「非公認」の自民現職６人、公明が推薦見送りへ…公認されても不記載議員は個別に可否判断
「非公認」の自民現職６人、公明が推薦見送りへ…公認されても不記載議員は個別に可否判断
公明党は７日、自民党派閥の政治資金規正法違反事件を巡り、収支報告書に不記載があって党の処分を受けた自民現職の６人について、次期衆院選での推薦を見送る方針を固めた。
公明は、自民が公認した不記載議員についても、推薦するかどうかは慎重に検討する。
自民は不記載議員を公認しても、比例選の重複立候補は認めないことにしている。仮に公明の推薦を得られずに小選挙区で敗れた場合、与党としての議席が減ることにつながりかねないため、公明は「与党での議席を最大化することが最優先だ」（党幹部）として、柔軟に対応する構えも見せている。
円下落、一時１４９円台 １カ月半ぶり、米経済堅調で
週明け７日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落した。大手銀行によると、朝方に一時１ドル＝１４９円１０銭近辺を付けた。８月中旬以来、約１カ月半ぶりの円安ドル高水準。米経済の底堅さを意識したドル買い円売りが広がった。
午後５時現在は前週末比１円９７銭円安ドル高の１ドル＝１４８円２７～２９銭。ユーロは１円３１銭円安ユーロ高の１ユーロ＝１６２円６４～６８銭。
４日に発表された米雇用統計が市場予想を上回り、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）による大幅な利下げ観測が後退した。日米の金利差が大きく縮まらないとの思惑からドル買いが優勢だった。
日経平均株価、終値は3万9332円 前週末比697円高
週明け7日の東京株式市場は日経平均株価（225種）が大幅続伸し、ほぼ全面高となった。終値は前週末比697円12銭高の3万9332円74銭。円安ドル高進行が好感され、自動車や機械など輸出関連銘柄を中心に幅広く買われた。株価水準が高い半導体関連株の上昇も目立ち、相場を押し上げた。
東証株価指数（TOPIX）は45・32ポイント高の2739・39。出来高は約19億1272万株だった。
株式売り出し、仮条件が決定 １株１１００～１２００円…東京メトロ
株式売り出し、仮条件が決定 １株１１００～１２００円―東京メトロ
東京地下鉄（東京メトロ）は７日、東証プライム市場への上場に伴う株式売り出しの仮条件を、１株当たり１１００円から１２００円に決定したと発表した。同日開催の取締役会で承認した。売り出し価格は１５日に決定する。
仮条件は、事業内容や経営成績のほか、株式市場の状況や機関投資家などの意見を踏まえて決定した。上場予定日は２３日で、２０１８年のソフトバンク以来の大型上場となる見込みだ。
損保３社、顧客情報流出か 東京海上日動は７万件超
損害保険大手３社は７日、保険契約者の顧客情報が流出した恐れがあると発表した。業務委託先の東京損保鑑定（東京）のサーバーがランサムウエア（身代金要求型ウイルス）被害に遭ったことで個人情報が漏れた可能性があるという。東京海上日動火災保険は約７万件超の顧客情報が漏えいした疑いがあるとして、実態解明を進めている。
ノーベル生理学・医学賞、マイクロＲＮＡ発見のアンブロス氏ら2氏に
ノーベル生理学・医学賞、マイクロＲＮＡ発見のアンブロス氏ら2氏に
スウェーデンのカロリンスカ研究所のノーベル賞委員会は７日、今年のノーベル生理学・医学賞をマイクロＲＮＡを発見し、それが遺伝子発現の制御で果たす役割を解明したビクター・アンブロス氏ら２氏に授与すると発表した。
委員会は、２氏が新たなクラスの小さなＲＮＡ分子を発見し、遺伝子発現制御に重要な役割を果たすことを明らかにしたとし、「両氏の画期的な発見は、多細胞生物、ヒトを含む、遺伝子の制御で完全に新しい原則を明らかにした」と述べた。
ローマ・カトリック教会の枢機卿に菊地功氏 日本人7人目
ローマ教皇フランシスコは6日、菊地功・東京大司教（65）を枢機卿に任命すると発表した。枢機卿はローマ・カトリック教会で教皇に次ぐ高位聖職者で、日本人が就任するのは2018年の前田万葉大司教に続き、7人目となる。12月8日に枢機卿会議が開かれ、叙任式が行われる。
東京大司教区などによると、菊地氏は岩手県宮古市生まれ。新潟教区の司教などを経て、17年に東京大司教に任命された。23年にはカトリック系慈善団体の非政府組織（NGO）「国際カリタス」の総裁にも選出されている。
7日は全国的に雨 北陸は警報級の大雨のおそれ 日本海側を中心に前日より気温低下
7日は全国的に雨 北陸は警報級の大雨のおそれ 日本海側を中心に前日より気温低下
今日7日(月)は、秋雨前線の影響で広い範囲で雨。局地的に激しい雨が降り、大雨のおそれ。日本海側を中心に昨日6日(日)より気温が下がる予想。服装でうまく調節を。
「中国は台湾の祖国になり得ない」 「建国記念日」行事で台湾総統
「中国は台湾の祖国になり得ない」 「建国記念日」行事で台湾総統
台湾の頼清徳総統は5日、1911年の辛亥革命を記念した「双十節」（「中華民国」の建国記念日）を前にした祝賀行事で演説し、「中華人民共和国は絶対に中華民国（台湾）の人々の祖国になり得ない」と述べた。
頼氏は1日に中国が建国75周年を迎えたことに触れた上で、「（10日の双十節で）中華民国は113歳の誕生日を迎える」と述べた。49年に建国された中国より長い歴史を持つとして、「祖国統一」を掲げる中国の習近平指導部の姿勢にあらためて対抗した。頼氏は「75歳以上の中国の人々にとって、むしろ中華民国が祖国になるかもしれない」とも述べた。
