2024年10月1日 今日の出来事

第102代首相に石破茂氏選出 新内閣発足へ

第102代首相に石破茂氏選出 新内閣発足へ

自民党の石破茂総裁は1日、衆参両院本会議の首相指名選挙で、第102代首相に選出された。石破氏はこの後、首相官邸に組閣本部を設置し、皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て新内閣を発足させる。

石破氏は衆院選を27日に実施する方針を表明しており、9日に衆院解散に踏み切る見通しだ。

石破新総理誕生 野党各党の反応

石破新総理誕生 野党各党の反応

立憲民主党の野田代表は、石破内閣の閣僚の顔ぶれについては「予算委員会で考え方を聞かないと判断できない。評価のしようがない」と訴えました。

日本維新の会の馬場代表は「一度も議論をせずに解散するのは『敵前逃亡内閣だ』」と批判しました。

共産党の田村委員長は「暮らしの面では無為無策、軍事突出内閣だ」と非難しました。

【詳細記事】
石破新総理誕生 野党各党の反応 「自民党を変える前に石破さんが変わってしまった」

石破内閣、「防衛相経験者を大挙起用」 一部韓国メディアは警戒感

石破内閣、「防衛相経験者を大挙起用」 一部韓国メディアは警戒感

1日に発足した石破内閣の閣僚の顔ぶれについて、韓国の一部メディアは防衛相経験者の多さに注目している。新内閣では林芳正官房長官、岩屋毅外相、中谷元防衛相、そして石破首相自身がいずれも過去に防衛相を務めたことがあるためだ。

進歩系紙のハンギョレ新聞は1日、「安保タカ派 石破内閣始動」との見出しで「防衛相経験のある人を大挙起用した」と伝えた。

日経平均が大幅上昇、終値3万8651円 「石破ショック」和らぐ

日経平均が大幅上昇、終値3万8651円 「石破ショック」和らぐ

1日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅に上昇した。終値は前日比732円42銭高の3万8651円97銭。石破茂新首相の経済政策への警戒感から1900円超下落した前日の「石破ショック」は和らぎ、値頃感の出た銘柄が買い戻された。また石破氏が安全保障政策に力を入れるとの思惑から、三菱重工業やIHIといった防衛関連銘柄の値上がりが目立ち、節目の3万8000円を上回った。

習氏「台湾は神聖な領土」 建国75年で演説 プーチン氏、金正恩氏が祝電

習氏「台湾は神聖な領土」 建国75年で演説―中国

中国は1日、建国75年を迎えた。これに先立ち、習近平国家主席は演説で「台湾は中国の神聖な領土だ」と述べ、台湾統一への意欲を改めて表明した。国民の間で祝賀ムードが高まる節目のタイミングで台湾統一の必要性を訴えた形だ。

中国建国75年で祝電 プーチン氏

ロシア大統領府によると、プーチン大統領は1日、中国建国75年の国慶節(建国記念日)に合わせ、習近平国家主席に祝電を送った。ウクライナ侵攻を背景とした西側諸国との対立を念頭に、新興国グループ「BRICS」や上海協力機構(SCO)を通じた協力が「非常に重要だ」と指摘。「困難な国際情勢」にもかかわらず、2国間で経済・貿易が発展していると評価した。

中国国慶節で祝電 金正恩氏から習主席に

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は1日、中国の国慶節(建国記念日)に合わせ、習近平国家主席に祝電を送った。朝鮮中央通信が伝えた。正恩氏は「朝中両国の親善協力関係がより強化、発展すると信じている」とつづった。

ハリケーン死者130人超 道路寸断、物資運搬にラバも…米

ハリケーン死者130人超 道路寸断、物資運搬にラバも―米

米南部を襲った大型ハリケーン「ヘリーン」について、米メディアは30日、死者が少なくとも6州で計130人以上に上ると報じた。多数が行方不明となっており、犠牲者は増える恐れがある。

ヘリーンは26日、5段階のうち2番目に強い「カテゴリー4」でフロリダ州に上陸。北上に伴い熱帯低気圧となったが、ノースカロライナ州西部でアパラチア山脈にぶつかり、高地の冷たい空気によって冷却されて大雨を降らせたとみられている。

夕刊フジ、来年1月末で休刊 産経新聞社

夕刊フジ、来年1月末で休刊 産経新聞社

産経新聞社は1日、同社発行の夕刊紙「夕刊フジ」を来年1月31日発行(2月1日付)分を最後に、電子版も含めて休刊すると発表した。1日発行の紙面に社告を載せた。原材料費や輸送コスト上昇などを受け、「創刊55周年の節目に夕刊紙としての一定の役割を終えた」と判断したという。