ハリス氏が大統領候補指名の受諾演説、「全ての米国人のための大統領になる」…米民主党大会最終日
ハリス氏が大統領候補指名の受諾演説、「全ての米国人のための大統領になる」…米民主党大会最終日
米イリノイ州シカゴで開かれている民主党大会は最終日の22日、大統領候補に指名されたカマラ・ハリス副大統領(59)が受諾演説を始めた。黒人、アジア系として米国初の女性大統領を目指しており、演説で「全ての米国人のための大統領になる」と誓った。11月の大統領選で、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)と対決する。
政治的な分断が進む米国にとって、今回の大統領選は「対立を乗り越える貴重な機会になる」と強調した。支持政党にとらわれず新たな前進の道筋を描くチャンスだとして、幅広く支持を訴えた。演説では自らが当選すれば、「高い理想のもとに団結し、耳を傾ける大統領になる」と語り、「常に国民のために戦う」とも約束する。
夏の甲子園決勝戦【結果】京都国際が決勝史上初の延長タイブレイクを2-1で制して初優勝
夏の甲子園決勝戦【結果】京都国際が決勝史上初の延長タイブレイクを2-1で制して初優勝
第106回全国高校野球大会は23日、関東一(東東京)―京都国際(京都)の決勝戦が甲子園球場で行われ、緊迫の投手戦から試合は決勝戦初の延長タイブレイクとなり、10回に2点を先制した京都国際がその裏の関東一の追い上げを1点に抑えて初優勝を飾った。京都勢の優勝は1956年の平安(現・龍谷大平安)以来。
京都国際 000 000 000 2 =2
関東一 000 000 000 1 =1
韓国大統領、京都国際優勝祝う 「奇跡のような快挙」と称賛
全国高校野球選手権大会で在日韓国人学校を前身とする京都国際(京都)が初優勝したことを受け、韓国の尹錫悦大統領は23日、祝賀のメッセージを発表し、「奇跡のような快挙は在日同胞に誇りと勇気を与えた」とたたえた。韓国メディアも優勝を速報で報じた。
尹氏は「韓国語の校歌が甲子園球場に勢いよく響き渡った。優勝おめでとう」と祝った。「野球を通じて韓日両国がより親しくなれたらよいと思う」と期待し「やはり野球は偉大だ。多くの感動を生む」と記した。
クリミア行きロシア船沈没 ウクライナ軍がミサイル攻撃
ロシア南部クラスノダール地方の港で22日、貨物船がウクライナ軍のミサイル攻撃を受け沈没した。現場は、ロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島の対岸。現地紙RBK(電子版)によると、燃料を積載したタンク車30両をロシア本土からクリミア半島に運ぶ途中だったとみられる。
ウクライナのメディアは、国産の対艦ミサイル「ネプチューン」が使われたもようだと伝えた。同ミサイルは2022年4月、ロシア黒海艦隊の旗艦「モスクワ」を撃沈したとされる。
ロシア西部戦線、長期化か 越境・占領「奪還に数カ月」…24日でウクライナ侵攻2年半
ロシア西部戦線、長期化か 越境・占領「奪還に数カ月」―24日でウクライナ侵攻2年半
ロシアのウクライナ侵攻開始から24日で2年半となる。ウクライナ軍は今月、欧米製兵器も使ってロシア西部クルスク州を越境攻撃し「1200平方キロ以上」(同軍)を占領。プーチン政権は同州で来月予定される統一地方選を一部見送った。ロシア軍が押し返すには「数カ月かかる」(政権関係者)とみられており、新たな戦線の攻防は長期化の様相を呈している。
ただ、西側諸国が供与した兵器はウクライナ領内で使うのが原則。ロシア本土の攻撃に使用されれば、「国家存立の危機」と見なすプーチン政権が核兵器もちらつかせながら、西側を「交戦相手」として扱いかねない。ゼレンスキー氏はこれを理解した上で最近、侵攻を防ぐ緩衝地帯をロシア側につくるのが作戦の目的と説明した。
韓国のホテル火災、7人死亡 12人負傷、ソウル近郊
ソウル近郊のホテルで火災、19人死傷 2人はマットに飛び降り死亡
ソウル近郊の京畿道富川市にある9階建てホテルの8階客室で22日午後7時40分(日本時間同)ごろ、火災が発生し、7人が死亡、12人が負傷した。韓国メディアが報じた。報道によると、死者の多くは出火元に近い8階や9階の宿泊客だったといい、煙が建物に充満して被害が広がったとみられる。火は約2時間50分後に消し止められた。
ホテルは64部屋あり、27人が泊まっていた。在韓国日本大使館によると、日本人が巻き込まれたとの情報はない。
7月の全国物価2.7%上昇 伸び率3カ月連続で拡大
総務省が23日発表した7月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く)は、前年同月比2・7%上昇の108・3だった。伸び率は3カ月連続で拡大した。政府の補助金がいったん終了したことに伴って電気やガス料金が値上がりし、全体を押し上げた。
項目別では、電気代が22・3%、都市ガス代が10・8%それぞれ上昇した。生鮮食品を除く食料も2・6%上がった。
27~28日、本州・四国上陸か 台風10号、早めに備えを…気象庁
27~28日、本州・四国上陸か 台風10号、早めに備えを―気象庁
台風10号は23日午前、マリアナ諸島付近を北へ進んだ。気象庁によると、今後発達しながら北上し、27日に強い勢力で西日本の南海上へ進んだ後、進路を北北東に変え、28日にかけて本州か四国に上陸、縦断する恐れがある。東・西日本では27~28日に大荒れになると予想され、早めの備えが必要とみられる。
10号は23日午前9時、マリアナ諸島付近を時速10キロで北へ進んだ。中心気圧は985ヘクトパスカル、最大風速30メートル。半径55キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、東側280キロ以内と西側220キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
JR東海とJR西日本は23日、台風10号の接近に伴い、東海道・山陽新幹線の全線か一部区間で、27、28日ごろに計画運休する可能性があると発表した。