3か月予報 秋の訪れは遅く 10月まで残暑長引く 秋雨・台風シーズンに大雨注意
3か月予報 秋の訪れは遅く 10月まで残暑長引く 秋雨・台風シーズンに大雨注意
今日20日、気象庁はこの先の3か月予報(9月~11月)を発表しました。気温は、9月から10月にかけて全国的に「平年より高い」予想。残暑が長引き、秋の訪れは遅い傾向に。ちょうど秋雨前線や台風シーズンとなりますが、降水量が太平洋側で平年より多い傾向に。大雨にも注意。
7月の熱中症搬送、4万3千人 過去2番目、死者62人
総務省消防庁は20日、熱中症により7月に救急搬送された人は、全国で4万3195人だったと発表した。昨年7月の約1・2倍。厳しい暑さが続き、7月としては、データがある2008年以降で過去2番目に多かった。30都府県で計62人の死亡が確認された。
3週間以上の入院が必要な重症者は1110人、短期入院が必要な中等症は1万4216人。年齢別では65歳以上の高齢者が2万5469人で過半数を占めた。乳幼児も249人搬送された。
北朝鮮の軍人が脱北 軍事境界線を徒歩で越え…韓国軍「誘導作戦を実施した」
北朝鮮の軍人が脱北 軍事境界線を徒歩で越え…韓国軍「誘導作戦を実施した」
韓国軍関係者は20日、北朝鮮の軍人とみられる1人が同日に南北軍事境界線を越えて韓国側に入り、身柄を確保したと明らかにした。亡命とみられる。北朝鮮から韓国への越境が判明したのは今月2人目で、脱北が相次いでいる。
韓国メディアなどによると、軍人は20日未明、韓国北東部・江原道(カンウォンド)高城(コソン)の南北軍事境界線を徒歩で越えてきた。軍服を着た下士官で、亡命の意思を示しているという。韓国軍は「北朝鮮側にいた時から動向を捕捉し、誘導作戦を実施して身柄を確保した」と説明した。軍人の亡命は2019年以来。
北朝鮮からは今月8日にも、一般住民1人が韓国北西部の漢江(ハンガン)河口付近を経由し韓国に亡命している。韓国メディアによると、昨年5月と10月には北朝鮮の一般住民複数人が海路で韓国に入った。
ロシア西部の92集落制圧 ウクライナ、越境作戦継続
ウクライナのゼレンスキー大統領は19日の演説で、同国軍がロシア西部クルスク州への攻撃で、約1250平方キロの地域と計92集落を制圧したと主張した。多くのロシア兵を捕虜に取ったことを「重要な成果」と述べ、越境作戦を続ける意向を示した。
クルスク州と国境を接するウクライナ北東部スムイ州の国境地帯からロシア兵をほぼ排除したとし、「目標の一つだった」と表明。欧米が供与した武器を使ったロシア領内への長距離攻撃を認めるよう支援国に求めた。
ガザ支援関係280人死亡 空爆巻き添え、国連非難
国連人道問題調整室(OCHA)は19日、パレスチナ自治区ガザでの戦闘が始まった昨年10月以降、ガザで280人以上の支援関係者が死亡したと発表した。多くが空爆の巻き添えになったと非難した。過半数が国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員で、ほとんどがパレスチナ人。