2024年6月28日 今日の出来事

トランプ氏、討論会「先勝」 バイデン氏、不安払拭に失敗…4年ぶり直接対決・米大統領選

トランプ氏、討論会「先勝」 バイデン氏、不安払拭に失敗―4年ぶり直接対決・米大統領選

11月の米大統領選に向けた民主党のバイデン大統領(81)と共和党のトランプ前大統領(78)による第1回候補者テレビ討論会が27日夜(日本時間28日午前)、南部ジョージア州アトランタで開かれた。トランプ氏が移民問題などで激しく責め立てたのに対し、バイデン氏は高齢不安を払拭することができなかった。トランプ氏が約4年ぶりの直接対決で「先勝」したとの見方が広がっている。

終了後のCNNテレビの緊急世論調査によると、「トランプ氏勝利」との回答が67%に上ったのに対し、「バイデン氏勝利」は33%にとどまった。

静岡県で線状降水帯発生 東・西日本、大雨警戒…気象庁

静岡県で線状降水帯発生 東・西日本、大雨警戒―気象庁

東・西日本は28日、梅雨前線が西日本の日本海側から関東南部に延び、前線上を低気圧が東へ進んだため、風雨が強まる所があった。気象庁によると、静岡県では午前中に発達した雨雲が連なる線状降水帯が発生。同県磐田市の一部では一時、5段階の警戒レベルで最も高い緊急安全確保が発令され、浜松市や静岡市の一部でも避難指示が出された。

静岡県藤枝市・高根山では28日午前11時20分までの1時間に86.5ミリの猛烈な雨が降り、この地点の6月最多記録を更新。午後3時半までの12時間雨量は216ミリに上った。

円安、一時161円20銭台 37年半ぶり、半年で20円下落

円安、一時161円20銭台 37年半ぶり、半年で20円下落

円相場は2024年上半期末となった28日の東京外国為替市場で一時、1ドル=161円20銭台に下落し、1986年12月以来、約37年半ぶりの安値水準を更新した。日米金利差を意識した円売りに加え、輸入企業による決済目的とみられるドル買いが進んだ。今年に入ってから6カ月間の下落幅は約20円となった。

28日午後3時現在は160円95~95銭と前日比41銭の円安・ドル高。

食品値上げ、今年も1万品目超 円安影響、7月は酒類など411品…帝国データ

食品値上げ、今年も1万品目超 円安影響、7月は酒類など411品―帝国データ

帝国データバンクが28日公表した主要食品メーカー195社を対象とした調査によると、2024年の値上げは予定されている分を含め累計で1万86品目となった。3年連続の1万品目超えで、円安の影響が目立っている。7月の値上げは411品目で、酒類・飲料、菓子類やパンが多い。

7月に値上げされるのは、ブラウンフォーマンジャパンのウイスキー「ジャックダニエル ブラック」(700ミリリットル)で、希望小売価格が2805円から3080円になる。メルシャンは、ワイン全商品の4割に当たる約130品目の出荷価格を引き上げる。

菓子類では、不二家が「ルック(ア・ラ・モード)」(12粒入り)を値上げ。チロルチョコ(東京)の「チロルチョコ〈バラエティパック〉は内容量を減らす実質値上げとなる。山崎製パンやフジパンは、チョコレートやレーズンを使用した一部商品の価格を引き上げる。UCC上島珈琲の家庭用レギュラーコーヒー54品の店頭価格は約20~30%上がる見通し。

大阪・関西万博の会場・夢洲で「ヒアリ」約550匹見つかる コンテナターミナルに 国などが調査へ

【独自】大阪・関西万博の会場・夢洲で「ヒアリ」約550匹見つかる コンテナターミナルに 国などが調査へ

大阪・関西万博の会場となる夢洲で強い毒性を持つ「ヒアリ」が約550匹見つかったことがわかりました。

関係者などによりますと、大阪市此花区にある夢洲のコンテナターミナルで、調査会社がヒアリの調査をしていたところ、コンテナの周囲に置いた薬剤に25日に強い毒性を持つ「ヒアリ」が約50匹、集まっているのが見つかったということです。50匹は駆除されたということです。その後、環境省が調査したところ、さらに同じエリアで約500匹見つかったということです。環境省は、現時点でヒアリは夢洲に定着していないとしています。

ヒアリは刺された人が死亡した例もあることから「殺人アリ」とも呼ばれていて、国などは今後調査、駆除にあたる方針です。