2024年1月31日 今日の出来事

安倍派2政務官を更迭 収入不記載、政権に打撃

安倍派2政務官を更迭 収入不記載、政権に打撃

政府は31日、自民党安倍派の小森卓郎総務政務官(衆院石川1区)と加藤竜祥国土交通政務官(衆院長崎2区)の交代を決めた。岸田文雄首相による事実上の更迭とみられる。両氏がそれぞれ代表を務める同党支部の政治資金収支報告書に収入の不記載が判明。安倍派からの寄付について、小森氏は70万円、加藤氏は10万円の記載漏れがあった。

4万戸超で断水続く、復旧は春か 能登半島地震、停電は9割解消

4万戸超で断水続く、復旧は春か 能登半島地震、停電は9割解消

能登半島地震では水道や電気などのライフライン被害も甚大だった。石川県内の停電は1カ月で復旧が進み、道路の寸断でアクセスが難しい一部地域の約2500戸で続くものの、ピーク時の1割以下まで減少。一方、断水は4万戸超で続き、県は仮復旧が早くても2月末、一部地域では4月以降と見込むが、天候次第でさらに遅れる可能性がある。

国内宿泊、コロナ前の水準回復 23年延べ5億9351万人

国内宿泊、コロナ前の水準回復 23年延べ5億9351万人

観光庁が31日公表した2023年の宿泊旅行統計(速報値)によると、国内のホテルや旅館に泊まった日本人と外国人は、前年比31・8%増の延べ5億9351万人だった。外国人が7倍と大幅に増加し全体の押し上げ要因となった。過去最多だったコロナ禍前の19年の5億9592万人とほぼ同水準に回復した。

2月の住宅ローン、大手3行上げ 10年固定型の最優遇金利

2月の住宅ローン、大手3行上げ 10年固定型の最優遇金利

国内大手5銀行が31日、2月に適用する住宅ローン金利を発表し、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行の3行が10年固定型の最優遇金利を1月より引き上げた。日銀の政策修正を見据え、国内の長期金利が上昇傾向にあることを反映した。

三井住友は0・05%高い年1・14%、みずほは0・1%高い1・45%、りそなは0・14%高い1・66%にそれぞれ設定した。三井住友信託銀行は横ばいの1・30%。三菱UFJ銀行は0・16%低い0・86%とした。

2月の食品値上げ、1626品 ケチャップや菓子―帝国データ

2月の食品値上げ、1626品 ケチャップや菓子―帝国データ

帝国データバンクは31日、食品メーカーなど主要195社が2月に計1626品目を値上げするとの調査結果を発表した。1000品を超えるのは昨年10月以来4カ月ぶり。世界的な猛暑によるトマト不作の影響でケチャップなどが高くなるほか、菓子など有名商品の値上げも目立つ。

バイデン氏、ヨルダン施設攻撃で報復「決断」 イランに「責任取らせる」

バイデン氏、ヨルダン施設攻撃で報復「決断」 イランに「責任取らせる」 ジレンマも

バイデン米大統領は30日、ヨルダンの米軍施設で米兵3人が死亡した親イラン民兵組織による無人機攻撃で、報復措置を決断したと明らかにした。バイデン氏は「中東での戦争拡大は必要と思わないし、望んでいない」とも述べ、報復措置によって地域紛争と米軍の介入が拡大する事態は回避させたい考えを示した。