2024年11月18日 今日の出来事

兵庫知事に斎藤氏再選 失職から返り咲き…新人6人破り、混戦制す

兵庫知事に斎藤氏再選 失職から返り咲き―新人6人破り、混戦制す

斎藤元彦前知事(47)の失職に伴う兵庫県知事選は17日投開票され、斎藤氏が前同県尼崎市長の稲村和美氏(52)ら新人6人を破り、再選を果たした。パワハラ疑惑などを巡る告発文書問題で混乱した県政の立て直しが争点だったが、県民は斎藤氏の続投を選択。今後は県政に対する信頼回復や議会との関係修復が大きな課題となる。投票率は55.65%で、前回の41.10%から大幅に伸びた。

斎藤氏再選を受け、不信任決議を全会一致で可決した県議会の各会派がどのような態度で斎藤県政に臨むかが焦点となる。関係修復は容易ではなく、知事と議会との対立が続けば、予算編成や県政運営に支障が出る可能性が高く、混乱がさらに続くことが懸念される。

【兵庫県知事に斎藤元彦氏再選】政治と報道のプロを完膚なきまでに打ち負かしたネット世論

【兵庫県知事に斎藤元彦氏再選】政治と報道のプロを完膚なきまでに打ち負かしたネット世論

元県民局長の告発文書をめぐり、記者や県議たちから半年間にわたって追及され、最後には86人の全議員から不信任決議を受けて県庁を去った斎藤が、再選することなどあり得ないと当初は見られていた。斎藤に未練を残す自民や維新の県議は何人かいたものの、組織の支援はなく、選挙スタッフもほとんどいない。文字通り、孤立無援だった。

それら「既得権益」に対して、ネットでつながり、情報を共有する「個人」たちが嘘と欺瞞を暴く。真実と正義はこちらにあることを世に示す。その闘いの象徴として、斎藤は押し上げられた。

元妻に無期懲役求刑 「覚醒剤摂取させる機会あった」―「ドン・ファン」殺害で検察側・和歌山地裁

元妻に無期懲役求刑 「覚醒剤摂取させる機会あった」―「ドン・ファン」殺害で検察側・和歌山地裁

和歌山県田辺市で「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家の会社経営野崎幸助さん=当時(77)=を殺害したとして、殺人罪などに問われた元妻須藤早貴被告(28)の裁判員裁判の公判が18日、和歌山地裁(福島恵子裁判長)であり、検察側は無期懲役を求刑した。弁護側の最終弁論も行われ、結審する。判決は12月12日。

ロシア領内への長距離攻撃容認 米政権が方針転換…報道

ロシア領内への長距離攻撃容認 米政権が方針転換―報道

米紙ワシントン・ポスト(電子版)は17日、バイデン大統領がロシアの侵攻を受けるウクライナに供与した長距離ミサイルについて、ロシア領内に対する使用を容認したと報じた。これまで反対してきたが、ロシアの最近の攻勢を受けて方針転換した。

ロシア領内への攻撃が認められたのは最大射程約300キロの長距離地対地ミサイル「ATACMS」。米政府高官によると、ロシアを支援する北朝鮮のさらなる派兵をけん制する狙いもある。

ウクライナのゼレンスキー大統領は17日のビデオ演説で、これを歓迎した上で、戦争終結に向けて長距離攻撃兵器の必要性を米欧などに訴えてきたと明らかにした。一方、米共和党で安全保障政策に精通するターナー下院議員は「もっと早くゼレンスキー氏の嘆願に耳を傾けるべきだった」とバイデン氏の対応の遅さを批判した。

「深刻な結果招く」と批判 ロシア下院委員長 米、ウクライナの長射程兵器攻撃を容認報道で

「深刻な結果招く」と批判 ロシア下院委員長 米、ウクライナの長射程兵器攻撃を容認報道で

ロシア下院のスルツキー国際問題委員長は17日、バイデン米政権が米国製の長射程兵器によるウクライナ軍のロシア領攻撃を容認したとの米報道を受け、「深刻な結果を招くエスカレーションにつながるのは不可避だ」と述べ批判した。タス通信が報じた。

ロシア反体制派が大規模デモ 国外で初めて、ドイツの首都ベルリン

ロシア反体制派が大規模デモ 国外で初めて、ドイツの首都ベルリン

ロシアから出国や亡命した反体制派や市民ら約1500人が17日、ドイツの首都ベルリンで、プーチン大統領やウクライナ侵攻に抗議するデモを実施した。英BBC放送によると、国外にいる反政権派が初めて合同で実施した大規模デモとなった。主催者によると、国外での反体制派の結束が目的。2月に獄中死した反政府活動家、ナワリヌイ氏の妻、ユリアさんらが先頭に立ち、反プーチン政権活動を続けるよう訴えた。

デモ参加者は「戦争をやめろ」「プーチンに法の裁きを」「ロシアに自由を」と叫びながら、ロシア大使館までデモ行進した。

サウジ、外国人100人以上を処刑 前年の約3倍、過去最多

サウジ、外国人100人以上を処刑 前年の約3倍、過去最多

サウジアラビアで今年、外国人への死刑執行が急増し、16日までに101人が処刑されたことが国営メディア報道に基づく集計で分かった。既に通年で34人だった2022年と23年の約3倍に達している。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、23年のサウジの死刑執行数は、中国とイランに次いで世界で3番目に多かった。

山梨県、富士山鉄道を断念 環境悪化の懸念踏まえ 「富士スバルライン」にLRT

山梨県、富士山鉄道を断念 環境悪化の懸念踏まえ 「富士スバルライン」にLRT

山梨県が、富士山の麓と5合目を結ぶ有料道路に次世代型路面電車(LRT)を敷設する「富士山登山鉄道構想」を巡り、LRTを含む鉄道の導入を断念したことが18日、県関係者への取材で分かった。開発による環境悪化を懸念する住民の反発を踏まえた。県は同日、新たな輸送手段の案を公表する方針。

富士山登山鉄道構想は、2019年の知事選で長崎幸太郎知事が公約に掲げ、初当選した。既存の有料道路「富士スバルライン」にLRTを敷設することが柱。

18日 北日本は警報級の大雪か 北陸も初雪へ

18日 北日本は警報級の大雪か 北陸も初雪へ

今日18日は北日本の日本海側を中心に降雪が強まり、青森県では夜になって警報級の大雪となる可能性があります。東北南部や北陸の平地も雪が降り、初雪となる所がありそうです。また、全国的に気温が下がって、一気に寒くなるでしょう。急な大雪と寒さに十分ご注意ください。
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