2021年6月12日

G7サミット、途上国の経済活動再開を後押し 背後に中国への対抗心
英南西部コーンウォールで開催中の主要7カ国首脳会議(G7サミット)は、世界経済の均衡ある回復のため、途上国に対し、新型コロナウイルスワクチンの供給やインフラ整備の支援を強化する方針で一致する見通しだ。途上国の経済活動再開を後押しする狙いだが、背後には「ワクチン外交」などで影響力を拡大する中国への対抗心も透けて見える。

「インド太平洋」協力を促進 安保分野含め連携強化―日独首脳
菅義偉首相は12日午前(日本時間同日午後)、英国で開催中の先進7か国首脳会議(G7サミット)出席に合わせ、ドイツのメルケル首相と会談し、日本が掲げる「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた協力促進を確認した。菅氏は、ドイツによる海軍フリゲート艦派遣などを念頭に、同国のインド太平洋地域への関与強化を歓迎。メルケル氏は「ドイツにとっても重要な地域だ。安全保障分野を含め連携したい」と応じた。

香港・民主活動家の周庭さんが釈放 今後も聴取の可能性
香港で政府に抗議する未許可デモを組織するなどした罪で禁錮10か月の実刑判決を受けた民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)さん(24)が12日午前、刑期を終えて香港北西部の新界地区にある女性刑務所から釈放された。

周さんは事件の容疑者を中国本土に移送できる2019年の逃亡犯条例改正案に反対するデモをめぐり、警察の取り締まりに抗議して警察本部を数万人で包囲するデモを組織し、参加者を扇動した公安条例違反の疑いで逮捕・起訴。昨年12月に実刑判決を受けた。周さんの弁護士によると、刑務所での態度が模範的だったことなどから刑期が短縮されたという。