2023年2月13日 今日の出来事

死者3.5万人、さらに増加も 今世紀5番目、被災者2600万人…トルコ大地震

12日、トルコ南部ハタイ県で、がれきの上で救出活動を見守る人々

トルコ南部で6日未明(日本時間同午前)にマグニチュード(M)7.8の大地震が発生してから13日で1週間たった。トルコとシリアの広範な地域で、これまでに3万5000人以上の死亡が確認された。負傷者は計十数万人とみられる。なお捜索や状況把握が十分に行われていない地域も多く、死傷者はさらに増えそうだ。

トルコ国内の死者は3万1600人超。シリア側では3500人以上が命を落としている。被災地を視察した国連のグリフィス事務次長(人道問題担当)は11日の段階で「死者は倍増しそうだ」と述べ、5万人を超えるという見方を示した。

震災でこれほどの犠牲者が出たのは、2011年の東日本大震災(死者・行方不明者1万8000人超)以来。04年のインドネシア・スマトラ沖地震(同22万6000人)や10年のハイチ地震(同22万2000人)などに次いで、今世紀5番目の規模となった。

被災者2600万人と推計 トルコ大地震、支援金拠出を要請 WHO

世界保健機関(WHO)は、トルコで発生した大地震で、トルコと隣国シリアを合わせた被災者数が計2600万人近くに上るとの推計を明らかにした。

明日(14日)から強い寒気南下 日本海側は大雪、全国的に冬の寒さ

明日14日(火)から日本列島の上空に寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる。日本海側は大雪のおそれがあり、晴れる太平洋側も気温が低く冬の寒さとなる見込み。

明日は寒気が次第に南下し、夜には平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で-6℃以下の寒気が関東~中国地方まで覆い、さらに強い-12℃以下の寒気が東北南部~北部に達する予想です。

北日本の日本海側や北陸、近畿北部、山陰にかけての広い範囲で雪となる。また、東北北部は小さな低気圧が通過する影響で局地的に雪雲が発達するとみられ、短時間の強い雪の降る所がある見込み。

天気図と降水の予想 2023年2月14日(火)21時 ウェザーニュース

米軍、新たな未確認物体を撃墜 五大湖ヒューロン湖上空

米国防総省は12日、中西部ミシガン州のヒューロン湖上空で未確認飛行物体を米軍が撃墜したと発表した。北米上空を飛行する物体が撃ち落とされたのは今月に入って4例目となった。

未確認物体がアメリカとカナダの国境にある北米五大湖のひとつ、ヒューロン湖に近づいたことを受け、ジョー・バイデン大統領は撃墜するよう命じた。

高度2万フィート(約6100メートル)を飛行していた物体は、現地時間12日午後2時42分(日本時間13日午前4時42分)にF16戦闘機のミサイルで撃墜された。無人で、形は八角形だったという。

米軍が2月に撃墜した飛行物体

全国の新規感染者、8カ月ぶりに1万人下回る 9423人確認

厚生労働省は13日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で9423人確認されたと発表した。前週の月曜日より約6000人減り、2022年6月27日以来約8カ月ぶりに、1万人を下回った。死者は93人だった。

主な都道府県の新規感染者は、北海道324人▽東京都810人▽愛知県445人▽大阪府624人▽福岡県289人――など。

<新型コロナ・13日>東京都で新たに810人感染、8人死亡

東京都は13日、新型コロナウイルスの新たな感染者810人と死者8人を確認したと発表した。1週間平均の新規感染者数は、13日時点で1885.6人で、前の週に比べて60.8%。

<新型コロナ・13日>東京都で新たに810人感染

【1年前の今日の出来事】 2022年2月13日