今日の出来事(2022年6月25日) 6月の40度超えは観測史上初、群馬・伊勢崎 東京は今年初の猛暑日

6月の40度超えは観測史上初、群馬・伊勢崎 東京は今年初の猛暑日

本州付近は25日、高気圧に覆われ、各地で厳しい暑さとなった。群馬県伊勢崎市では午後2時56分、40.2度を記録した。気象庁によると、6月に40度を超えたのは観測史上初めて。

これまで6月の最高気温は、埼玉県熊谷市で2011年6月24日に観測した39.8度だった。

東京都では今年初の猛暑日(最高気温35度以上)となり、千代田区では正午前に35.4度を記録した。同区の猛暑日としては観測史上最も早い。午後には青梅市で38.3度、八王子市で38.1度を記録した。

他に気温が高かったのは群馬県桐生市の39.8度▽栃木県佐野市の39.7度▽茨城県古河市の38.7度▽埼玉県熊谷市の38.4度――など。群馬県では25日午後3時時点で26人が熱中症の疑いで救急搬送された。

記録的な暑さで62人搬送 熱中症か、都内各地で6月最高気温を記録

東京消防庁によると、東京都内(稲城市と島嶼部を除く)では25日午後3時現在、熱中症とみられる症状で5~92歳の計62人が救急搬送された。このうち80代男性と50代女性の2人が重症で、入院して治療が必要な状態だという。ほか19人が中等症、41人が軽症だった。

救急搬送された62人の年代別では、80代が最も多く19人。70代が12人と続き、90代も4人いるなど、高齢者が搬送されるケースが目立っている。

気象庁によると、都内では25日午後3時現在、9地点で今年最高気温を記録。うち青梅市(38.3度)や八王子市(38.1度)、練馬区(36.8度)、奥多摩町(35.3度)の4地点で6月の観測史上最高となった。

銃規制強化法案、下院も可決 近く成立へ 30年ぶりに規制進む

米テキサス州ユバルディの小学校で18歳の男が銃を乱射し、子ども19人を含む21人が死亡した事件から24日で1カ月。この日、米連邦議会下院は、21歳未満の銃購入者の身元確認の厳格化などを盛り込んだ銃規制強化法案を可決した。すでに上院でも可決されていて、バイデン大統領が25日に署名して成立する見込みだ。

今回の法案は銃乱射事件が相次いだことを受け、上院の超党派グループで合意された。抜本的な改革ではないが、約30年ぶりに連邦レベルで銃規制が進むことになる。

21歳未満の銃購入者の身元確認を厳格にするほか、裁判所が著しく危険と判断した人物から銃を没収できるように「レッドフラッグ法」の制定を州に促進。メンタルヘルスケアや学校の安全を強化するプログラムへの資金も含んでいる。

国内新たに1万6593人感染 前週比1700人増―新型コロナ

国内では25日、新たに1万6593人の新型コロナウイルス感染が確認された。新規感染者は前週土曜日と比べ、約1700人増えた。全国の重症者は前日と同じ36人。死者は9人確認された。

東京で新たに2160人の感染確認 前週土曜より500人増
東京都は25日、新型コロナウイルスの感染者が新たに2160人確認されたと発表した。前週の土曜日(1681人)から約500人増え、8日連続で前週の同じ曜日を上回った。新たに2人の死亡も確認された。

【1年前の今日の出来事】 2021年6月25日