2021年10月25日

【衆院選情勢】比例代表 自民、70議席視野 立民は伸び悩み
【自民】前回獲得した66議席を固め、2005年衆院選以来の70議席確保を視野に入れる。南関東、東海、近畿で9議席に届く可能性がある。
【立民】公示前の62議席には届かず、40~50議席台にとどまりそうだ。政党支持率の低迷を反映してか、野党支持票の受け皿になりきれていない側面がある。
【公明】公示前の21議席を固め、前々回の26議席をにらむ。北関東、南関東、東海で前回失った3議席目の奪還を狙う。
【共産】11~15議席の見通し。南関東、東京、近畿などで2議席に届きそうだ。
【維新】第三極の受け皿を期待。近畿で8議席を固め、全体で10議席台に乗せる勢いを見せる。
【国民】公示前の2議席確保を目指す。
【れいわ】東京で1議席獲得の可能性がある。
【社民】九州の1議席維持は微妙な情勢。
【N党】議席獲得の見通しは立っていない。

麻生太郎氏「北海道のコメがうまいのは温暖化のおかげ」 街頭演説
自民党の麻生太郎副総裁は25日、北海道で衆院選の公認候補とともに街頭演説し、道産米について「昔、北海道のコメは『やっかいどう米』と言うほどだったが、今はやたらうまいコメを作るようになった。農家のおかげか、違う。温度が上がったからだ。温暖化というと悪いことしか書いてないが、いいことがある」などと発言した。温暖化にメリットがあるかのような発言だが、品種改良に取り組んだコメ農家の努力などには触れておらず、波紋を広げそうだ。麻生氏は演説で「おぼろづき、こちぴかり、金賞取った。いずれも北海道米だ」とも発言した。「こちぴかり」という名の道産米ブランドはなく、事実誤認とみられる。

コロナ時短要請、首都圏・大阪で解除 11か月ぶりの通常営業に
東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏4都県と大阪府は25日、新型コロナウイルス対策で飲食店に対して出していた営業時間短縮要請を解除した。東京の一部店舗を除き、酒類提供も制限なく可能になった。東京や大阪の飲食店での通常営業の再開は約11か月ぶり。

酒類提供は、東京都は感染防止対策の認証店は制限を設けず、非認証店は午後9時までにするよう依頼する。都内の飲食店約12万店の約85%は認証店で、大半の店で酒類が提供できる。

生活困窮相談、3倍超に急増 コロナ影響で78万件―20年度
厚生労働省は25日、生活困窮者の自立支援を促す地方自治体の窓口で、2020年度の新規相談受付件数が78万6195件(速報値)に上ったとの集計結果を公表した。24万8398件だった19年度の3倍を超えた。新型コロナウイルスの影響で失業した人らによる相談が急増したのが要因とみられる。

「鬼滅の刃」「呪術廻戦」年賀はがき発売へ 「鬼滅」は切手シートも
日本郵便は25日、人気漫画「鬼滅の刃」のアニメ版キャラクターをあしらったオリジナルデザインの切手と年賀はがきを発売すると発表した。年賀はがきは、同じく人気漫画を原作とした「呪術廻戦」のアニメ版のデザインなども用意する。

「鬼滅の刃」の切手は、竈門(かまど)炭治郎(たんじろう)、煉獄(れんごく)杏寿郎(きょうじゅろう)らの人気キャラクターがシール式の84円切手に描かれ、15枚をセットにしたシート単位で販売する。1シート1260円で、200万シートを用意。12月6日から全国の郵便局やネットショップで取り扱う。

年賀はがきは「鬼滅の刃」と「呪術廻戦」でそれぞれ4種類のデザインがあり、「呪術廻戦」はそのうち2種類が劇場版「呪術廻戦0」の絵柄となる。いずれも同一絵柄3枚入りで660円。郵便局では12月1日から1月7日まで販売予定で、ネットショップでは11月1日から12月26日まで申し込みを受け付ける。