全国で新たに1246人感染 前週の土曜日から半減 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染者は2日、全国で新たに1246人確認された。1日当たりの新規感染者が2000人を下回るのは6日連続で、前週の土曜日からは半減した。重症者は前日比59人減の719人で、死者は32人だった。
東京都の新規感染者は196人で、1年1か月ぶりに土曜日の感染者が200人を下回った。東京では直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者が226人に減少し、前週比は56.4%。千葉、愛知、島根、広島各県で過去の感染者が1人ずつ取り下げられた。
駅や繁華街の人出、7割超の地点で前週より増 宣言解除、好天で
NTTドコモがまとめた2日午後3時時点の人出は、全国の主要駅や繁華街計95地点のうち7割超の69地点で、前週土曜日の9月25日を上回った。新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が全面解除されて初の週末となったほか、多くの地域で好天に恵まれたことが影響したとみられる。
全国知事会、2兆円規模の臨時交付金増額を要求 国に緊急提言
全国知事会は2日、新型コロナウイルス対策を巡る国への緊急提言をまとめた。感染拡大「第5波」への対応を検証し「第6波」への備えを徹底するよう要請。「国民の命が守られる医療体制の確保が出口戦略の根幹」として、検査や入院、治療体制の構築も求めた。厳しい地域経済を踏まえ、自治体向けの地方創生臨時交付金を2兆円規模で増額するよう訴えた。
ドコモ名乗るSMSでフィッシング詐欺 1200人に計1億円被害
NTTドコモは2日、利用者のスマートフォンにドコモを名乗るショートメッセージサービス(SMS)が届き、暗証番号を入力することで、不正にギフトカードなどが購入されるフィッシング詐欺の被害が発生したと発表した。被害は約1200人で計約1億円に上る。ドコモが全額を補償する。
半導体不足 日本車6社の米販売5%減
日本の自動車大手6社が1日発表した2021年7~9月期の米新車販売台数は計136万271台と、前年同期と比べ5.3%減った。世界的な半導体不足で生産調整を余儀なくされ、新車の供給が停滞。トヨタ自動車とマツダを除く4社が前年割れとなった。新型コロナウイルスワクチンの普及で、米経済活動の正常化が進展。新車の需要は旺盛だが、サプライチェーン(供給網)混乱の長期化は避けられず、販売面の制約がしばらく続きそうだ。
新500円玉、来月1日にお目見え 偽造対策を強化
偽造対策を強化した新しい500円硬貨について、財務省は1日、11月1日から発行すると発表した。日本銀行から金融機関への支払いを始めるという。今年度中に2億枚の発行を見込み、6月から製造を始めていた。500円硬貨は1982年に初めて登場し、デザインの変更は2000年以来2度目。新硬貨は3代目となる。2色3層の構造で、縁に刻まれるギザギザの間隔を部分的に変えるなど新たな偽造防止技術を用いている。現在使われている硬貨も引き続き使える。
フィリピン・ドゥテルテ大統領 引退表明に国内で驚き広がる
フィリピンのドゥテルテ大統領は2日、2022年5月に実施予定の副大統領選への出馬を取りやめ、任期後に政界から引退することを表明した。国内では驚きが広がっている。ドゥテルテ氏は再選禁止規定により、大統領選挙には出馬できない。そのためPDPラバンが副大統領選への出馬を要請し、ドゥテルテ氏が受諾していた。