閉会式「オリパラ一体」五輪選手とパラ選手、日本国旗を手に行進
東京パラリンピック最終日の5日、東京・国立競技場で閉会式があり、日本国旗を手に入場したのは今大会で活躍した日本選手や東京オリンピックの金メダリストら6人で、「オリパラ一体」を印象づけた。パラリンピアンでは、競泳女子で日本勢最年少の14歳で銀メダルを2個獲得した山田美幸(WS新潟)、陸上男子で金メダル2個を獲得した佐藤友祈(モリサワ)、競泳女子の小池さくら(大東大)――が登場。東京五輪フェンシング男子エペ団体金メダルの見延和靖(ネクサス)らも国旗を手に行進した。
次期首相にふさわしいのは? トップ河野氏31% 共同通信調査
菅義偉首相の退陣意向表明を受け、共同通信社が4、5両日に実施した全国緊急電話世論調査で、次の首相に「誰がふさわしいか」と聞いたところ、河野太郎行政改革担当相が31.9%でトップだった。石破茂元幹事長26.6%、岸田文雄前政調会長18.8%が続いた。自民党議員7人を挙げた質問。4位以下は野田聖子幹事長代行4.4%、高市早苗前総務相4.0%、茂木敏充外相1.2%、下村博文政調会長0.6%の順となった。自民党支持層で見ると河野氏が37.1%で、石破氏の23.3%、岸田氏の20.7%を引き離した。
カブールの中村哲さん壁画、消される 支配誇示でタリバン指示か
アフガニスタン首都カブール中心部のコンクリート塀に描かれた、福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」現地代表だった医師、故中村哲さんの似顔絵が5日までに真っ白に塗りつぶされて消された。イスラム主義組織タリバンの抵抗勢力だった英雄の名を冠した交差点にあったため、支配を誇示したいタリバンが指示したとみられる。絵は背景に日の丸が描かれ、花が咲いた木々を中村さんが見つめる構図だった。ペンキで塗りつぶされ、主要言語の一つパシュトゥー語で「独立おめでとう」と、駐留米軍の撤退完了を祝う文言が新たに書かれた。