2021年6月13日

インド変異株、拡大ペース加速 各地で感染、クラスターも―7月中旬に主流化か
新型コロナウイルスのインド型変異株が拡大している。厚生労働省によると、7日時点で確認された感染者は12都府県の87人。同日までの1週間の新規感染者は34人で、前々週21人、前週24人と増加ペースが加速している。7月中旬には新規感染者の過半数を占めるとの試算もあり、専門家は拡大防止に向け監視体制の強化を訴える。

インド型の特徴は「L452R」と呼ばれる遺伝子変異だ。ウイルスが細胞に侵入する際に使うスパイクタンパクの452番目のアミノ酸が、L(ロイシン)からR(アルギニン)に変異したことを示す。東京都や神奈川県ではクラスターも発生した。感染力の強さは英国型の1.5倍、従来株の2倍とされるが、それらより低い可能性を指摘する専門家もいる。

菅首相、韓国大統領と初対面 「お会いできてうれしい」
韓国大統領府は13日未明、主要7か国首脳会議(G7サミット)の会場となっている英カービスベイのホテルで、現地時間の12日に文在寅大統領と菅義偉首相があいさつし、「お互いにお会いできてうれしい」と言葉を交わしたと発表した。両首脳が対面するのは初めて。

米軍ヘリの異常な低空飛行 未公開動画を順次配信
米軍ヘリが東京都心で日本のヘリならば違法となる低空飛行を繰り返している問題で、日本政府が2月末以降、米側に事実関係の確認を要請しているにもかかわらず、米側の回答はいまだ示されていない。毎日新聞はこうした状況を踏まえ、低空飛行の証拠となる未公開動画を順次配信する。第1弾は米陸軍ヘリ「ブラックホーク」が昨年8月11日午前10時台に新宿駅上空を低空で往復する映像。高層ビル群の前でライトを点滅させて突然Uターンする様子もカメラは捉えている。

日本の航空法令は、人口密集地では航空機から水平距離で半径600メートル内にある最も高い建物の上端から300メートルの高さを「最低安全高度」と定め、それよりも高く飛ぶように規定している。だが、映像からはブラックホークが都庁第1本庁舎(高さ243メートル)よりも低く飛んでいることがわかる。

在日米軍機は日米地位協定に基づく航空特例法により、日本の最低安全高度が適用されない。その一方で、地位協定の規定は米側が航空法令の尊重義務を負うとしており、政府は国会で「全く自由に飛行していいというわけではない」(岸信夫防衛相)などと答弁している。

WHO「ワクチン110億回分が必要」 G7の10億回分提供は歓迎
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は12日、主要7か国首脳会議(G7サミット)が開かれている英南西部コーンウォールで記者団に、新型コロナウイルスワクチン10億回分の世界への提供を打ち出すG7の取り組みを歓迎しつつ、全世界での接種にはまだ不十分だとの認識を示した。テドロス氏は「110億回分が必要だ」と述べた。