2021年4月4日

池江璃花子、白血病で療養 3年ぶり日本一 東京五輪出場決定
東京オリンピックの代表選考を兼ねた競泳の日本選手権第2日は4日、五輪会場の東京アクアティクスセンターで行われた。女子100メートルバタフライ決勝は、白血病で長期療養していた池江璃花子(ルネサンス)が57秒77で3年ぶりの優勝を果たした。400メートルメドレーリレーの派遣標準記録(57秒92)も突破し、リレーメンバーとしての東京五輪出場が決まった。

二階氏、GoTo必要強調「恐れとったら何もできない」
自民党の二階俊博幹事長は4日に放送されたBSテレ東の番組で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて停止中の政府の観光支援策「GoToトラベル」について、再開により、感染拡大のリスクが高まるのは悩ましいとしながら、「恐れていたら何もできない。みんなが家に引きこもっていたら、日本の経済が止まってしまう。経済効果がある」と述べた。

中国空母が沖縄―宮古間南下 最大級の駆逐艦も―防衛省
防衛省は4日、中国海軍の空母「遼寧」やレンハイ級ミサイル駆逐艦など6隻が沖縄本島と宮古島の間の海域を通過し、東シナ海から太平洋に出たのを確認したと発表した。領海や接続水域への侵入はなかった。中国の空母がこの海域を通過したのは去年4月以来で、防衛省は、中国軍が外洋への進出の頻度を高めているとして警戒と監視を続けている。

住宅解体に住民反発 調布の道路陥没 東日本高速が仮移転提案
東京都調布市東つつじケ丘2の住宅街で道路が陥没した事故で、直下の大深度で東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事をしている東日本高速道路などは2日夜、市内で住民説明会を開いた。同社は道路陥没や地中の空洞が見つかった周辺地盤の補修のため、住民に一時的に別の場所への仮移転を提案したが、住宅解体を余儀なくされる住民の一部は反発し、不安の声を上げた。

アルゼンチン大統領が陽性 ロシア製ワクチンを2回接種
南米アルゼンチンのフェルナンデス大統領は3日、新型コロナウイルスの抗原検査で「陽性」だったと発表した。その後、PCR検査でも陽性が確認された。フェルナンデス氏はロシア製の新型コロナワクチン「スプートニクV」を2回接種済み。ロシア側は「この知らせは残念だ」、「スプートニクVは予防には91.6%の効果、重症化は100%防ぐ効果がある。もし感染が確認されても、重症化せず、迅速な回復を保証する」とツイッターに投稿した。