2020年12月22日

新型コロナ、国内の死者が3000人超に 1か月で1000人増
新型コロナウイルスによる国内の死者が22日、都道府県や国が発表する集計(クルーズ船を含む)で3000人を超えた。2000人を超えたのは11月22日で、わずか1か月で1000人増えたことになる。感染拡大に歯止めがかからず、死者の増加にもつながっている状況だ。これまでの推移をみると、「第1波」では4月(393人)と5月(441人)の死者が多く、「第2波」の8月も287人の死亡が確認された。「第3波」ではさらに増え、11月は382人、12月はすでに861人が亡くなっている。

日本政府  24日以降、日本人以外はイギリスからの入国停止へ
イギリスで、感染力が強いとされる、変異した新型コロナウイルスの感染が広がっていることを受けて日本政府は、24日以降、日本人以外のイギリスからの入国を一時的に停止するなど、入国制限を強化する方針を固めた。

変異種は従来種と比べ、感染力は1.7倍、子どもに感染しやすい
「感染力が従来の種よりも最大で7割、強くなっている可能性」(ジョンソン英首相)がある変異種は、9月にロンドンやイングランド南東部ケント州で確認されて以降、感染が拡大。ロンドンでは11月中旬に感染者の28%が変異種によるものだったが、12月第2週には62%を占めた。政府諮問機関の科学者から、変異種が従来種と比べ、子供に感染しやすい可能性を指摘する声が出ており、調査中だ。

ソフトバンク、20ギガ月2980円 ドコモに対抗
ソフトバンクは22日、データ容量20ギガバイトで月額2980円(税抜き)の新料金プランを来年3月から提供すると発表した。傘下の格安スマートフォン事業者、「LINEモバイル」を吸収合併して新設するブランドで提供する。大容量プランの値下げも打ち出し、大幅な値下げで先行するNTTドコモに対抗する。