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「辞職をするのが適当」(立憲・西村幹事長)、「維新らしくない。当然辞めるべき」(国民民主・玉木代表)
「失点」相次ぐ維新 野党からは厳しい指摘、参院選前にけん制も(毎日新聞 2022/5/18 06:30 最終更新 5/18 11:07)より抜粋
所属議員の言動による「失点」が相次ぐ日本維新の会に対し、立憲民主党や国民民主党など他の野党から厳しい指摘が相次いでいる。野党票の争奪戦となる夏の参院選をにらみ、勢いのある維新をけん制する狙いもありそうだ。
「辞職をするのが適当ではないか」(立憲の西村智奈美幹事長)、「維新らしくない。当然辞めるべきだと思っていた」(国民民主の玉木雄一郎代表)。西村、玉木両氏は17日、それぞれの記者会見でそろって維新を批判した。
批判の的となったのは、維新の岬麻紀衆院議員(比例東海ブロック)の経歴詐称疑惑に関する同党の対応だ。岬氏は、2019年参院選の選挙公報の経歴に虚偽の疑いがあるとして刑事告発された問題を巡り、16日に国会内で記者会見し「確認が甘かった」などと釈明した。党は藤田文武幹事長による口頭注意としたが、西村、玉木両氏はこの処分をやり玉に挙げた。
堀江貴文氏、「俺も1日講師やったから東京大学非常勤講師」
堀江貴文氏が経歴虚偽記載の維新議員に皮肉「俺も1日講師やったから東京大学非常勤講師」(東スポ 2022年05月17日 14時48分)
実業家のホリエモンこと堀江貴文氏(49)が17日、ツイッターを更新。経歴虚偽の疑いで告発された日本維新の会の岬麻紀衆院議員(比例東海)の問題に言及した。
岬議員は経歴で2つの大学の「非常勤講師」と記載。しかし、この経歴が虚偽だとし、今月1日、東京都の男性が公職選挙法違反の疑いがあるとして名古屋地裁に刑事告発した。岬議員は16日に会見を開き、ビジネス講座などの講師を委嘱されていただけで、非常勤講師ではなかったことを認めた。
これについて、堀江氏は自身の経験を踏まえ「俺なんか普通に1日講師やったから堂々と東京大学非常勤講師だな笑」と皮肉った。
岬議員は「認識が甘かった」と謝罪し、議員報酬1か月文を寄付する意向を示している。
松井一郎氏の弁明に、「さすが身内には大甘やな」「非常識講師」と非難の嵐
松井一郎氏、所属議員の「経歴詐称」問題に「1回でも報酬を得たのなら非常勤講師」…「身内に甘い」「非常識講師」と非難の嵐(FLASH編集部 投稿日:2022.05.14 18:30)より抜粋
「講師として、報酬を払っていただいてた講師でしょ。それは常勤ではないのはたしかなんでね。非常勤の講師だという風にとらえてますけど」
5月11日、日本維新の会の松井一郎代表は、大阪市役所での囲み取材でこう答えた。
2019年参院選の選挙公報の経歴に虚偽の疑いがあるとして、刑事告発された党所属の岬麻紀衆院議員について、記者から「たとえば頻度が1回とか2回とか、そういう頻度であったら講師として認められるのか、それとも、臨時的に報酬をいただいて講演しにいった(ことになる)のか」と聞かれての回答だ。
岬氏は参院選出馬の際、選挙公報に記載していた「亜細亜大学非常勤講師」の経歴について、虚偽の疑いがあるとして、公選法違反容疑で名古屋地検に刑事告発されている。5月9日に松井代表は、経歴詐称があれば「いっさい擁護することはないので辞めてもらう」と語っていた。それが、報酬を得ていれば、「非常勤の講師」という見解を示したものだ。
この発言を、多くのメディアは問題視しなかった。ただ、この発言部分の動画が5月13日にツイッターにアップされると、松井氏の見解を批判する声がネット上であふれた。
《そんなアホな。さすが身内には大甘やな、維新は》
《非常識講師やろ、それ》
《報酬を得て大学で講義したことは私も幾度かありますが、とてもじゃないですが、非常勤講師などと名乗ることはできません。針小棒大どころか、それは虚偽といいます。それが普通の「民間の感覚」ですよ》
岬麻紀衆院議員が釈明「常勤の対義語から非常勤とつけた」
大学で非常勤講師の事実なく…「常勤の対義語から非常勤とつけた」“経歴詐称疑惑”の岬麻紀衆院議員が釈明(東海テレビ 2022/05/16 21:09配信)
3年前の参院選に出馬した際の経歴に詐称疑惑が浮上していた、日本維新の会の岬麻紀衆院議員。16日午後に会見を開き、確認が十分でなかったと陳謝したうえで、詐称の意図はなかったと釈明しました。
16日午後4時ごろに会見した、日本維新の会所属で比例東海ブロック選出の岬麻紀衆院議員。
岬衆院議員:
「当時十分な確認ができておらず、有権者の皆さまには重ねて深く陳謝をいたします」
岬議員が有権者に陳謝した理由。それは、3年前に出馬した参議院選挙を巡って浮上した「選挙公報での経歴詐称疑惑」です。
2019年の参院選で、名古屋市の河村市長率いる地域政党・減税日本と日本維新の会のダブル公認で愛知選挙区に出馬した岬議員。
河村名古屋市長:
「生活実感にあふれた人を出して、日本に広げないといかん、本当に。岬麻紀、お願いしまーす」
河村市長も街頭に立ち、全面支援をしていましたが、この参院選の選挙公報に記載したプロフィールが事実と異なる疑いが浮上していました。
その選挙公報には、岬議員のプロフィールに「亜細亜大学非常勤講師」と書かれています。しかし…。
河村名古屋市長(5月6日):
「亜細亜大学さんに照会をかけたんです。『非常勤講師の事実はありません』と文書で返事がきました。(参院選の前にも)調べたんですね、これ。だけど、どうもご本人が間違いないと言ったようです」
河村市長によりますと、今年2月ごろ、一部の報道機関から「経歴詐称」を指摘され、弁護士会を通じて亜細亜大学や同じく経歴に非常勤講師と記載があった杏林大学に確認したところ、「非常勤講師を委嘱した記録はない」と回答があったということです。
実際、参院選の2年後、去年10月の衆院選のときの選挙公報をみてみると、大学の非常勤講師の肩書は岬議員のプロフィールからなくなっていました。
現職の衆院議員に浮上した「経歴詐称疑惑」。岬議員は16日の会見で、「講義をした事実はあった」などと釈明しました。
岬衆院議員:
「非常勤講師との記載については、当時の私の認識と確認の甘さが原因であると考えております。常勤の講師ではないという意味で、『常勤』の対義語から単純に『非常勤』とつけたという、そして非常勤講師と記載をするに至りました。経歴を詐称しようという気持ちは毛頭ございません」
日本維新の会は岬議員を口頭厳重注意としていて、岬議員は反省の意思を表すため、議員報酬1か月分を寄付する意向を示しています。