香港民主派の周庭氏、黄之鋒氏ら即日収監
香港の西九竜裁判所は23日、デモ扇動罪に問われた民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏(23)、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏(24)、林朗彦氏(26)ら3人の公判で、保釈の継続を認めず、3人を即日収監した。量刑は12月2日に言い渡される。
桜を見る会前夜祭めぐり安倍前首相秘書ら聴取 東京地検特捜部
安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前夜に東京都内のホテルで開催した夕食会に関し、東京地検特捜部が前首相の公設第1秘書らから任意で事情聴取していたことが23日、判明した。会場のホテルに支払われた飲食代などの総額が、前首相側が参加者から徴収した会費の総額を上回り、差額分を前首相側が負担した可能性が浮上しているという。
菅首相、トラベル感染原因に否定的
菅義偉首相は23日、東京都内で講演し、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、観光支援策「GoToトラベル」の一時停止を決めたことに関し、「トラベルは延べ4000万人の方が利用している。その中で現時点での感染者数は約180人だ」と指摘し、トラベル事業が感染拡大の原因との見方に否定的な考えを示した。
【ひと言】180名は表面化した陽性患者だけの数である。その何倍も多くの人が、無症状のまま全国にウイルスをまき散らしているという認識が、総理にはないのだろう。
「アフガンの人たちの幸せを」 中村哲さんの母校・九州大学で追悼する会
2019年12月にアフガニスタンで武装組織に銃撃され亡くなった福岡市のNGO「ペシャワール会」の現地代表で医師の中村哲さん(当時73歳)を追悼する会が23日、中村さんの母校である福岡市の九州大で開かれた。ゲストで歌手のさだまさしさんが中村さんにささげる歌「ひと粒の麦」を披露し、約400人が在りし日をしのんだ。
ひと粒の麦 ~Moment~
ひと粒の麦を大地に蒔いたよ
ジャラーラーバードの空は蒼く澄んで
踏まれ踏まれ続けていつかその麦は
砂漠を緑に染めるだろう
ペシャワールの山の向こうの見果てぬ夢以外に
伝えたいことは他にはあまり無い
珈琲カップに夕日が沈む頃に
ふと思い出してくれたらいい
トランプ氏、バイデン氏への政権移行を容認 訴訟は継続
バイデン次期米政権への移行に向けた動きが23日、本格化した。連邦政府がこれまで拒んでいた、政権移行の手続き開始をバイデン陣営に伝え、トランプ大統領も大統領選の結果をめぐる法廷闘争を継続しつつ、政権移行への協力を容認する考えを示した。また、バイデン氏はこの日、閣僚候補の第1弾を公表した。