2026年2月9日 今日の出来事

自民316議席、歴史的圧勝 単独で3分の2、戦後初―中道惨敗

自民316議席、歴史圧勝 単独で3分の2、戦後初―中道惨敗、代表選へ【2026衆院選】

第51回衆院選は8日投開票された。自民党が定数465の3分の2を超える316議席を獲得。歴史的な圧勝で、高市早苗首相(自民総裁)は18日にも召集される特別国会で改めて首相に指名され、第2次内閣を発足させる。中道改革連合は49議席で、公示前の172から3割弱に減らす惨敗を喫した。共同代表2人が辞任を表明し、代表選を実施する。

トランプ米大統領、高市首相に祝意表明 「力による平和」実現願う

トランプ米大統領、高市首相に祝意表明 「力による平和」実現願う

トランプ米大統領は8日、衆院選で自民党が圧勝したことを受け、高市早苗首相に対し「地滑り的勝利を心から祝福する」と自身のSNSに投稿した。「『力による平和』という保守的な政策を実現することを祈っている」とも表明した。

トランプ氏は「首相は非常に尊敬され、大変人気のある指導者だ」と強調。衆院選に関し「首相の大胆かつ賢明な決断が大きな成果をもたらした」と指摘した。

韓国、高市氏との「深い関係」期待 メディアは右傾化加速に警戒

韓国、高市氏との「深い関係」期待 メディアは右傾化加速に警戒【2026衆院選】

衆院選で自民党が圧勝したことを受け、韓国の李在明大統領は9日、高市早苗首相に祝意を表明し、「私と首相の絆を基に信頼を積み重ね、より広く深い協力関係を築き上げたい」と語った。SNSを通じ日本語で呼び掛けた。一部の韓国メディアは、高市政権が保守的な外交・安保政策を進めることへの警戒感を示した。

「安倍を超える『女性版安倍』」 韓国各紙、1面で自民圧勝を報道

中国、靖国や台湾でけん制 国会答弁の撤回、改めて要求

中国、靖国や台湾でけん制 国会答弁の撤回、改めて要求

中国外務省の林剣副報道局長は9日の記者会見で、衆院選を受け、台湾有事が存立危機事態になり得るとした高市早苗首相の国会答弁の撤回を改めて要求した。高市氏が靖国神社参拝の「環境を整えるために努力している」と発言したことを巡り「歴史を忘れることは裏切りだ。罪への責任を否定することだ」と反発し、高市氏をけん制した。

高市氏に祝意、協力に期待 台湾総統

高市氏に祝意、協力に期待 台湾総統

台湾の頼清徳総統は8日、衆院選で自民党が単独過半数の議席を確実にしたことを受け、「高市早苗首相、衆院選での勝利を心よりお祝い申し上げる」とX(旧ツイッター)に日本語で投稿した。

頼氏は「高市首相との協力により、台日が今後も共通の価値観と互恵・協力の精神で地域の課題に共に取り組み、インド太平洋地域の平和と繁栄を促進できるよう期待している」とつづった。

ロシア、日米同盟の強化警戒 国営メディアが衆院選速報

ロシア、日米同盟の強化警戒 国営メディアが衆院選速報【2026衆院選】

ロシアのプーチン政権は、衆院選で自民党が圧勝した後も、高市早苗政権の対ロ政策に大きな変化はないとみているもようだ。高市首相が掲げる日米同盟と防衛力の強化を警戒しているとみられる。

ロシア国営タス通信は、衆院選での自民党大勝を速報し、高い関心を示した。独立新聞は「高市氏が日本初の女性首相となったことが有権者の好感を得た」と分析した。

「画期的勝利」と祝意 インド首相、日本語で投稿

「画期的勝利」と祝意 インド首相、日本語で投稿

インドのモディ首相は8日、衆院選での自民党勝利を受け「画期的なご勝利にお祝い申し上げます」と日本語でX(旧ツイッター)に投稿した。「日印の友好関係をさらに高い水準へ発展させていくことができると確信している」とつづった。

中道の野田、斉藤共同代表が辞意 衆院選惨敗で引責、後任選出へ

中道の野田、斉藤共同代表が辞意 衆院選惨敗で引責、後任選出へ

中道改革連合の野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表は9日の執行役員会で、衆院選惨敗の責任を取り、共同代表を辞任する意向を表明した。野田氏は役員会後に記者会見し「歴史的大敗の責任を取って辞任したいと話した」と述べた。笠浩史共同国対委員長は、後任を決める代表選を12日告示、13日選出の方向で調整していると記者団に説明した。18日に召集される見通しの特別国会の前に新体制を発足させる方針。

日経平均株価が初の5万7000円台に 自民圧勝で積極財政に期待

日経平均株価が初の5万7000円台に 自民圧勝で積極財政に期待「高市首相の発言に市場の感応度は高まる」

9日の東京株式市場は日経平均株価(225種)が一時3000円以上値上がりし、初めて5万7000円台を突破した。衆院選の自民党大勝を受けて高市早苗政権の積極財政がより進むとの観測から買い注文が殺到した。一方、財政悪化への懸念から国債が売られて長期金利が上昇、金融市場は期待と不安が交錯した。

平均株価の終値は前週末比2110円26銭高の5万6363円94銭で、史上最高値を更新。東証株価指数(TOPIX)も84.57ポイント高の3783.57で取引を終え最高値を上回った。高市首相が重視する防衛や半導体の関連銘柄を中心に買われたが、当面の利益を確定する売りが強まり、上げ幅を縮めた。

一方、国債市場では、積極財政による財政悪化を懸念して国債が売られた。長期金利の指標となる新発10年債(381回債、表面利率2.1%)の終値利回りは前週末より0.060%高い2.290%だった。

1月の倒産、13年ぶり高水準 887件、「不況型」増加

1月の倒産、13年ぶり高水準 887件、「不況型」増加

東京商工リサーチが9日発表した1月の企業倒産件数(負債総額1000万円以上)は、前年同月比5.5%増の887件だった。増加は2カ月連続で、1月としては2013年以来、13年ぶりの高水準。販売不振などの「不況型」倒産が増えた。

倒産件数を産業別に見ると、10分野のうちサービス業、小売業、卸売業、運輸業など5分野で前年同月を上回った。倒産原因は、販売不振が6.3%増の649件で最多を占め、赤字の累積も18.3%増の116件に達した。

街角景気3カ月連続で悪化 1月、住宅関連低調

街角景気3カ月連続で悪化 1月、住宅関連低調

内閣府が9日公表した1月の景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、足元の景気実感を示す現状判断指数(季節調整値)は前月比0・1ポイント低下の47・6となり、3カ月連続で悪化した。物価高を背景に家計動向で住宅関連などの指数が低調だった。内閣府は判断を「天候要因の影響がみられるが、持ち直している」との表現とした。

各業界からは「住宅ローン金利が上昇傾向に転じ、消費者の購入マインドは低下している」(北海道の住宅販売)や「寒波や降雪の影響を受けて客足が鈍く、来園者数が前年を下回った」(北関東のテーマパーク)との声があった。

JR久留里線、27年4月廃止へ 一部区間をバスに、千葉

JR久留里線、27年4月廃止へ 一部区間をバスに、千葉

JR東日本千葉支社は9日、廃線方針を示していた久留里線の久留里―上総亀山間(9・6キロ、いずれも千葉県君津市)について、2025年度内に鉄道事業の廃止を国土交通省に届け出ると発表した。廃止は27年4月1日付となる見通し。JR東が費用を負担する代替バスについて「一定の目途が立った」と判断した。