国民民主、縮む政権との距離 「ゆ党」手応え、連立は迷いも
国民民主党が、看板政策の「年収の壁」見直しで一定の成果を挙げ、与党でも野党でもない「ゆ党」路線に手応えを感じている。2026年度予算案成立への協力など、高市早苗首相との距離を縮めるが、連立政権入りには迷いもうかがわせる。
与党内には、国民民主の連立入りを望む声が根強い。積極財政路線で足並みをそろえるなど、政策的な親和性の高さが背景にある。
関越道、全線で通行止め解除 28人死傷事故…東日本高速
東日本高速道路(NEXCO東日本)は28日、群馬県みなかみ町の関越自動車道水上インターチェンジ(IC)付近の下り線で起きた多重事故の影響で実施していた月夜野IC―水上IC間の通行止めを、同日午後1時に解除した。これにより、全線が通行可能となった。
事故は26日午後7時半ごろ発生。トラックと乗用車計67台が絡む多重事故で、2人が死亡し、26人が重軽傷を負った。県警によると、路面凍結によりスリップした可能性があるという。
成田山新勝寺で「お焚き上げ」 お札を炎に返し御利益に感謝
千葉県成田市の成田山新勝寺で28日、1年間に納められたお札を燃やし、御利益に感謝する年末恒例の「納め札お焚き上げ」が行われた。読経が響く中、山伏姿の僧侶15人ほどがお札約3万枚を火柱に次々と投げ入れた。参拝者は手を合わせ、燃える様子を見つめた。
新勝寺によると、本尊の不動明王の分身とされるお札を「智慧の火炎」と呼ばれる炎に返し、1年間の加護への謝意を表す行事。
台湾北東部沖でM7.0 最大震度4、空港で天井落下
台湾の気象当局によると、27日午後11時(日本時間28日午前0時)すぎ、北東部・宜蘭県沖を震源とするマグニチュード(M)7.0、最大震度4の地震が発生した。消防当局によれば、けが人は確認されていない。台湾メディアは、北西部・桃園市の桃園国際空港で天井の一部が落下したと伝えた。
北部の台北市や南部の台南市を含む広い範囲で震度4を記録した。日本の気象庁も、沖縄県石垣市などで震度3を観測したと発表した。

