【年末年始の天気】9連休後半に新春寒波か Uターン時や仕事始めは日本海側で大雪や猛ふぶきのおそれ
【年末年始の天気】9連休後半に新春寒波か Uターン時や仕事始めは日本海側で大雪や猛ふぶきのおそれ
きょう27日(土)から1月4日(日)まで、最大9連休の年末年始という人が多いかもしれない。きょう27日(土)は北陸以北で雪が続き、全国的に寒さが厳しいものの、あす28日(日)から大みそかにかけては平年より気温は高い所が多い予想。年明け以降は真冬らしい寒さで、特に3日(土)ごろからは西回りで新春寒波がやってきそう。Uターン時や仕事始め5日(月)は日本海側で大雪や猛ふぶきなど、荒れた天気となるおそれがある。

年末年始をふるさとで 駅・空港、帰省ラッシュ
年末年始をふるさとで過ごす帰省客らによる鉄道や空港の利用が27日、ピークを迎えた。主要駅は朝からキャリーケースを引いた家族連れで混雑し、ホームには長蛇の列。物価高で市民生活に大きな影響が出た1年だったが、最大9連休を迎え「祖父母に会いたい」といった声が聞かれた。
最大9連休の年末年始 帰省ラッシュピーク 羽田空港にも出国客の列
関越道で67台絡む事故 2人死亡、26人重軽傷…一部通行止め続く・群馬
関越道で67台絡む事故 2人死亡、26人重軽傷―一部通行止め続く・群馬
26日午後7時半ごろ、群馬県みなかみ町の関越自動車道水上インターチェンジ(IC)付近の下り線で、トラックと乗用車計67台が絡む多重事故が起きた。うち20台が炎上し、女性1人を含む2人が死亡。5人が重傷、21人が軽傷を負った。県警高速道路交通警察隊は、路面凍結によりスリップした可能性があるとみて、詳しい事故原因などを調べる。
コメ生産者が新米1.4トン寄付 フードバンク「素晴らしいお年玉」
コメ生産者が新米1.4トン寄付 フードバンク「素晴らしいお年玉」
物価高騰などのあおりを受けて食品の寄付が減るなか、コメの生産者がフードバンクに新米1・4トンを寄付する。団体は「素晴らしいお年玉になる」と喜んでおり、31日、ひとり親家庭やホームレスの支援団体に届けられる。
「セカンドハーベスト名古屋」(名古屋市北区)には、企業や個人から食品が寄付されており、2020~22年の取扱量は500トン超だった。25年は物価高の影響もあって410トンに減る見通しで、協力を呼び掛けていた。
三重県木曽岬町でコメを生産する「木曽岬農業センター」では、5年ほど前から寄付を続けている。今年は他の農家の協力もあって新米のこしひかり計1・4トンを寄付する。古村精康社長(60)は「昨年より豊作で供給が落ち着いた。おなかいっぱい食べて元気になってほしい」と話す。
TSMC、熊本で2ナノ生産も 海外戦略見直し、台湾報道
台湾メディアは27日までに、半導体の世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)が先端半導体の生産を強化するため海外戦略を見直し始めたと報じた。量産開始から1年がたった熊本第1工場の生産は低迷していると指摘。建設を開始した熊本第2工場では回路線幅2ナノメートル(ナノは10億分の1)相当という最先端品の生産も視野に計画を変更し、人工知能(AI)関連の需要を取り込むという。
台湾の雑誌「鏡週刊」によると、先端半導体の受注が急増していることを受け、米国や熊本の工場で生産を増やす。
正しい処分法、6割「知らず」 モバイルバッテリー、発火相次ぐ…民間調査
正しい処分法、6割「知らず」 モバイルバッテリー、発火相次ぐ―民間調査
モバイルバッテリーの発火事故が相次ぐ中、6割の人が正しい処分方法を「知らない」と答えたことが27日、民間会社の調査で分かった。年末に大掃除をする人も多いが、モバイルバッテリーは一般ごみとして廃棄後、ごみ収集車で火災を起こした例もあり、専門家は注意を呼び掛けている。
モバイルバッテリーの正しい処分方法について尋ねると、全体の58.0%が「知らない」と回答。「なんとなく知っている」は30.2%で、「確実に知っている」は11.8%にとどまった。
聞いたことがある処分方法を複数回答で尋ねると「自治体指定の回収拠点に持ち込む」(27.9%)、「家電量販店に設置された回収ボックスに入れる」(26.4%)などの回答の一方で、「いずれも聞いたことがない」が最多の40.9%だった。
クマ発砲可の緊急銃猟、50件超 ハンターや専門職員の確保課題
クマ発砲可の緊急銃猟、50件超 ハンターや専門職員の確保課題
自治体判断でクマへの発砲を可能とする「緊急銃猟」は、9月の改正鳥獣保護管理法施行による制度開始から12月23日までに、全国で51件実施された。環境省によると、11月が29件と多く、10、12月は各11件。自治体からは、住民の命を守るための選択肢が増えたと評価の声がある一方、ハンターや専門職員の確保など課題も挙がる。
金氏「ロ朝同盟は永遠の財産」 プーチン氏に新年の祝電
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は27日、ロシアのプーチン大統領に新年の祝電を送り、ロ朝の同盟関係は「後世にも永遠に継承されるべき貴重な財産だ」と評した。北朝鮮メディアが報じた。
ロ朝は昨年、有事の相互支援を定めた包括的戦略パートナーシップ条約に調印。金氏は両国が同盟関係にあるとたびたび強調してきた。
今回の祝電では、ウクライナに侵攻するロシアへの派兵支援を念頭に「両国は同じ塹壕で血を分け、生死と苦楽を共にする真の同盟関係」を築いたとし、今年は両国の歴史に残る「意義深い1年だった」と振り返った。

