日韓交流おまつり開催 国交正常化60年、「友好関係構築を」…東京
日韓交流おまつり開催 国交正常化60年、「友好関係構築を」―東京
日韓両国の文化交流を図るイベント「日韓交流おまつり」が27日、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園で開かれた。今年は両国の国交正常化から60周年。来場者からは友好関係の重要性を訴える声が上がった。イベントは28日まで。
江戸時代に朝鮮王朝から日本に派遣された外交使節団「朝鮮通信使」の行列が再現された。2001年に東京都新宿区のJR新大久保駅で線路に落ちた日本人を助けようとして犠牲になった韓国人の故李秀賢さん=当時(26)=の母辛潤賛さんが朝鮮の正使となり、平和的な関係を維持しようという願いを記した「親書」を日本側に手渡した。
飲食料品3000品目値上げへ コカ・コーラ、三ツ矢サイダー、午後の紅茶も 10月から
飲食料品3000品目値上げへ コカ・コーラ、三ツ矢サイダー、午後の紅茶も 10月から
物価高騰が進む中、10月から家計負担がさらに重くなる。値上げが見込まれる食品や飲料は半年ぶりに3000品目を超え、電気・ガス料金の政府補助も終了する。節約志向を受けて利用が増えたふるさと納税は、返礼品を扱う仲介サイトを通じて寄付しても特典ポイントがもらえなくなる。最低賃金は全国で順次引き上げられる予定だが、製品やサービスに価格転嫁されることで物価上昇が長期化する可能性がある。
特に500ミリリットル入り清涼飲料水の上昇が目立つ。炭酸飲料「コカ・コーラ」の希望小売価格は194円から216円に値上げされる。アサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」とキリンビバレッジの「午後の紅茶」の定番商品も216円になる。価格が高騰するコメが原料の商品も高くなる。パックご飯や切り餅のほか、日本酒の価格も上がる。
国勢調査、不審電話に注意 個人情報聞き出し、偽メールも…「すぐ相談を」・国民生活センター
国勢調査、不審電話に注意 個人情報聞き出し、偽メールも―「すぐ相談を」・国民生活センター
5年に1度行われる国勢調査の調査票配布が20日から始まった。国民生活センターは、調査をかたって電話や訪問で個人情報を聞き出そうとする手口が見られるとして、注意を呼び掛けている。
メールでの調査依頼は行っていないが、調査をかたった不審なメールも多く確認されている。総務省によると、メールには回答すると記念品がもらえるなどと記され、添付されたURLをクリックすると、偽サイトに誘導される手口も確認されているという。
調査員は専用の手提げ袋と調査員証を携帯し、書類を配布する際には世帯主の氏名や調査票の枚数を確認することはあっても、年収や預貯金額などの資産状況を聞くことはない。同センターは、不審だと思ったらすぐに話をやめ、自治体の窓口や消費生活センター、警察に相談するよう呼び掛けている。
よみがえる「青ガエル」 東急線で活躍していた当時の姿を再現
「青ガエル」の愛称で知られる東京急行電鉄5000系(初代)が往時の姿でよみがえった。総合車両製作所(横浜市金沢区)が技術伝承などを目的に1両の外観を復元。27日、報道陣に公開した。
同社の前身である東急車輛製造が自主設計し、1954年から製造。東急東横線などで活躍した。丸みを帯びた愛くるしい姿だが、その中には当時の最新技術が詰まっていた。車体は航空機の設計技術を取り入れ、強度を確保しつつ、既存の車両より1両あたり10トン以上軽くしたという。また製造当初は主抵抗器の廃熱を暖房に使うなど、エコな仕組みも取り入れられていた。

金正恩総書記「核保有は絶対不変」 兵器増産へ能力拡張計画
北朝鮮の朝鮮中央通信は27日、金正恩朝鮮労働党総書記が26日に核関連分野の科学者や技術者と重要会議を開き、「核戦力を中軸とした力による平和の維持は絶対不変の立場だ」と述べたと報じた。核兵器の増産に向けた今年の核物質生産の能力拡張計画についても報告を受けたとしている。
金氏は「核対応態勢を進化させ続ける」と強調。核戦力の向上は最優先課題で、党と政府が核技術分野の発展を最優先に支援する考えを示した。
大型トラック・部品、日本も25%追加関税 医薬品は15%と言明…米当局者
大型トラック・部品、日本も25%追加関税 医薬品は15%と言明―米当局者
米ホワイトハウス当局者は26日、時事通信に対し、大型トラック・同部品への25%の追加関税が日本にも適用されると明らかにした。日本は対米貿易交渉で自動車関税を15%に引き下げることで合意したが、大型トラックは対象外だった。トランプ大統領が100%を課すとした医薬品関税については、日本の税率は15%と言明した。
2035年にエンジン車禁止撤廃を ドイツのメルツ首相「EUに働きかけ」
2035年にエンジン車禁止撤廃を ドイツのメルツ首相「EUに働きかけ」
ドイツのメルツ首相は26日、ベルリンでの経済界の会合で、エンジン車の新車販売を2035年に原則禁止すると掲げる欧州連合(EU)の政策を撤廃するよう求めた。来月1日にデンマークの首都コペンハーゲンで開かれるEU非公式首脳会議で議題にする考えを示した。
ドイツは自動車が基幹産業だが、近年は米国や中国での販売が振るわず苦戦。最大手フォルクスワーゲン(VW)が7月に発表した25年1~6月期決算は純利益が前年同期比36・6%減と、大幅な減益だった。
ちいかわグッズ店、上海に開店 日本の人気漫画、海外初の常設
中国上海市の繁華街に27日、日本の人気漫画「ちいかわ」のグッズショップがオープンした。運営会社によると、海外での常設店は初めて。登場キャラクターのシャツや人形を身につけた若いファンが行列を作った。
中国では激しい受験戦争や就職難で閉塞感が漂い、ちいかわの愛くるしいキャラクターが人気になっている。