三笠宮妃百合子さま逝去 101歳、皇室最高齢
三笠宮妃百合子(みかさのみやひ・ゆりこ)さまは15日午前6時32分、老衰のため、入院先の聖路加国際病院(東京都中央区)で亡くなられた。101歳。明治以降の皇室では最高齢だった。本葬に当たる「斂葬(れんそう)の儀」は26日、豊島岡墓地(文京区)で営まれる。喪主は孫の三笠宮家の彬子さまが務める。
1923年6月4日、子爵・高木正得氏の次女として誕生した。叔父は昭和天皇の侍従長を務めた入江相政氏。41年に女子学習院本科を卒業し、同年10月、18歳で昭和天皇の末弟、三笠宮さまと結婚、3男2女をもうけた。
めぐみさんの帰国願い音楽集会 拉致47年、新潟市の母校で
北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん=失踪当時(13)=が新潟市で拉致されてから47年となった15日、母校の市立新潟小で帰国を願う音楽集会が開かれた。卒業生で市立寄居中2年樋口菜那さん(14)が作詞作曲した「会いたい」をピアノで弾き語り、めぐみさんの同級生でバイオリニストの吉田直矢さん(60)ら3人が楽曲を演奏した。
新潟小の代表として6年生3人がメッセージを発表。最後に、全校児童らが「翼をください」を合唱した。会場から電話でつないだめぐみさんの母早紀江さん(88)は「いつも、いつまでもめぐみのことを覚えてくれて『早く帰りなさい』と呼び続けてくれて本当にありがとう」と話した。
大谷翔平、4年連続で最優秀指名打者「エドガー・マルティネス賞」受賞 4年連続は史上2人目
大谷翔平、4年連続で最優秀指名打者「エドガー・マルティネス賞」受賞 4年連続は史上2人目
米大リーグ機構(MLB)が主催する「MLBアワード」が14日(日本時間15日)、ラスベガスで開催。最も優れた指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」にドジャースの大谷翔平選手(エンゼルス)が4年連続で選出された。4年連続はデービッド・オルティスの5年連続(03~07年)以来、史上2人目。
米情報長官候補が日本敵視発言 「太平洋侵略国が再軍備」…トランプ次期政権
米情報長官候補が日本敵視発言 「太平洋侵略国が再軍備」―トランプ次期政権
トランプ次期米政権で国家情報長官に抜てきされたギャバード元民主党下院議員(43)が昨年、日本を敵視するような発言をしていたことが分かった。旧日本軍によるハワイの真珠湾攻撃に合わせ、12月7日にX(旧ツイッター)で「太平洋侵略を思い起こすと、現在の日本の再軍備は本当に良い考えだろうか」と述べ、日米が再び戦わないよう「注意しなければならない」などと記した。
米領サモア出身のギャバード氏は、ハワイ州選出の下院議員などを経て、2020年大統領選で民主党の候補者指名争いに立候補。その後無所属となってトランプ氏に接近し、今年10月に共和党入りした。ウクライナに侵攻したロシアを擁護してきたことでも知られ、資質を疑問視する声が上がっている。
高額療養費の負担上限引き上げへ 医療費抑制、年内に方向性…厚労省
高額療養費の負担上限引き上げへ 医療費抑制、年内に方向性―厚労省
厚生労働省は、医療機関で患者が支払う自己負担に限度額を設ける「高額療養費制度」の負担上限を引き上げる検討を始めた。高齢化や技術の進展で高額化する医療費を抑制し、現役世代の保険料負担を抑える狙い。
個人献金、税優遇拡大へ 企業献金上限引き下げも…自民調整
自民党は政党などへの個人献金に対する税の優遇措置を拡大する方向で調整に入った。企業・団体献金の上限額を引き下げる案も検討。早ければ15日の党政治改革本部の作業部会で議論を本格化させる。ただ、野党が求める企業・団体献金の全面禁止とは隔たりが大きく、今後議論になるのは必至だ。
現行制度では個人が政党などに寄付した場合、税額控除を受けられる。現在の控除率は30%だが、自民は引き上げる調整を進める。企業・団体献金は現在、資本金などに応じて年間750万円~1億円までとされている。自民は上限額の引き下げも検討。
年末年始の海外旅行、予約数25%増 最大で9連休 渡航先1位は
年末年始の海外旅行、予約数25%増 最大で9連休 渡航先1位は
冬休みの海外旅行商戦がにぎわいをみせている。旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)は、年末年始の海外旅行予約者数が前年比25%増になったと発表した。日並びがよく最大で9連休となるため、近場のアジアだけでなく、欧米や中東などの旅行先も人気を集めているという。
年末年始の人気渡航先(HIS調べ、丸数字は昨年の順位)
1位 ソウル➀
2位 台北➁
3位 ホノルル③
4位 バンコク④
5位 シンガポール⑦
6位 グアム⑤
7位 セブ島⑧
8位 プサン⑥
9位 ダナン⑫
10位 香港⑪
NY円、156円台前半 日米の金利差継続観測からドル買い優勢
NY円、156円台前半 日米の金利差継続観測からドル買い優勢
14日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比78銭円安ドル高の1ドル=156円23~33銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0525~35ドル、164円36~46銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は14日の講演で追加利下げを急がない考えを示した。日米の金利差が開いた状況が当面続くとの観測から、円売りドル買いが優勢だった。