第2次石破内閣、11日に発足 特別国会召集、首相指名へ
衆院選を受けた第215特別国会が11日、召集される。衆参両院の本会議で首相指名選挙が行われ、自民党総裁の石破茂首相が第103代首相に選出される見通しだ。皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、公明党との連立による第2次石破内閣が同日発足する。3閣僚を交代させ、その他の閣僚は再任する。
衆院選で自民、公明の与党が過半数割れしたことを受け、午後の衆院本会議での首相指名選挙は、石破氏と立憲民主党の野田佳彦代表による決選投票となる見込みだ。日本維新の会や国民民主党、参政党は決選投票を含めそれぞれの党代表に投票する方針で、石破氏の得票が野田氏を上回る可能性が高い。
富士スバルラインで自動運転EVバス、山梨県富士吉田市などが実証実験を本格開始
富士スバルラインで自動運転EVバス、山梨県富士吉田市などが実証実験を本格開始
山梨県富士吉田市や富士急行などは10日、富士山の麓と5合目を結ぶ有料道路「富士スバルライン」での自動運転による電気自動車(EV)型バスの実証実験を本格的に始めた。マイカー、観光バスによる排ガスやオーバーツーリズム(観光公害)などの環境負荷を低減させることが狙いだ。
国外移住希望者が急増 トランプ氏勝利「耐えられない」…米
トランプ次期米大統領の返り咲きが決まった米国で、国外への移住希望者が増加している。大統領選が行われた5日以降、インターネットでの移住方法の検索や旅行会社への問い合わせが急増。大統領選の結果を受け入れられないという米社会の深い分断が浮き彫りになっている。
中国への先端半導体出荷停止を 米当局、台湾TSMCに命令…ロイター報道
中国への先端半導体出荷停止を 米当局、台湾TSMCに命令―ロイター報道
ロイター通信は9日、米商務省が半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)に対し、人工知能(AI)などに使用する先端半導体の中国企業への出荷停止を命じたと報じた。11日から停止される。
商務省はTSMCに送付した書簡で、AIの処理を高速化する「AIアクセラレーター」や画像処理半導体(GPU)を動かす先端半導体について、中国向けに輸出制限を課した。