2024年10月2日 今日の出来事

アジア版NATO「念頭にない」 印外相

アジア版NATO「念頭にない」 印外相

インドのジャイシャンカル外相は1日、石破茂首相が提唱するアジア版の北大西洋条約機構(NATO)構想について、「われわれはいかなる国とも(安全保障)条約を結んでいない。そのような戦略的枠組みは念頭にない」と否定的な見解を示した。

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石破首相に祝電 安定的関係の構築訴え…中国主席

石破首相に祝電 安定的関係の構築訴え―中国主席

中国外務省は2日、習近平国家主席が石破茂首相に祝電を送ったと発表した。

習氏は1日に送った祝電で「両国が共に平和を歩み互いに協力することが両国国民の利益に合致する」と強調。「(日中間で確認した)戦略的互恵関係を全面的に推進し、新たな時代の要請に応える建設的で安定的な中日関係を構築するよう希望する」とした。李強首相も祝電を送った。

中国は、石破氏が提唱する「アジア版北大西洋条約機構(NATO)」など石破政権の安全保障政策を警戒。一方で、歴史認識では折り合いが可能との見方もあり、石破政権の今後の出方を見極めるとみられる。

防災庁、26年度創設目指す 赤沢担当相、専任大臣を設置…石破内閣・新閣僚会見

防災庁、26年度創設目指す 赤沢担当相、専任大臣を設置―石破内閣・新閣僚会見

石破茂首相が提唱する「防災省」構想を巡り、赤沢亮正担当相は2日の就任記者会見で、当面の目標とする「防災庁」設置の時期に関して、2026年度中を目指す考えを明らかにした。南海トラフ地震や首都直下地震といった大規模災害に備えるため、「専任の大臣を置いて、予算や定員を抜本的に拡充する」との方針を示した。

維新合流、3日発表と前原誠司氏 教育無償化の所属4議員

維新合流、3日発表と前原誠司氏 教育無償化の所属4議員

教育無償化を実現する会の前原誠司代表(衆院京都2区)は2日、日本維新の会との政党合流に関し、3日に国会で記者会見すると明らかにした。京都市内で記者団に「明日お話しします」と述べた。前原氏を含む党所属4議員は維新に合流する方針を固めている。うち衆院議員3人は27日投開票の衆院選に維新公認で立候補する方向。

前原氏は維新の馬場伸幸代表、両党幹事長と共に、3日夕方に会見する。維新については「国会で統一会派を組んでいる。考え方はかなり近い」と語った。

関係者によると、合流するのは前原氏のほか、斎藤アレックス、徳永久志両衆院議員(いずれも比例近畿)と嘉田由紀子参院議員(滋賀選挙区)。

宮崎空港の誘導路で爆発 原因は不発弾と判明 2分前には近くを航空機が走行

宮崎空港の誘導路で爆発 原因はアメリカ製500ポンド爆弾の不発弾と判明 2分前には近くを航空機が走行

2日朝、午前7時58分、宮崎空港の誘導路で突然、爆発があり、土煙が吹きあがりました。2分前には、その近くを航空機が走行している様子が確認できます。

この影響で宮崎空港の滑走路は閉鎖されました。国土交通省宮崎空港事務所によりますと原因は米軍のアメリカ製500ポンド爆弾の不発弾と判明したということです。

東工大と東京医科歯科大統合の「東京科学大」が発足

東工大と東京医科歯科大統合の「東京科学大」が発足

東京工業大と東京医科歯科大が統合し、新大学「東京科学大」が1日、発足した。最高水準の研究や教育を行う「指定国立大学法人」同士の統合は初めて。大竹尚登理事長(60)は記者会見で「科学の力を社会に還元し、社会と共に新たな価値を創造していく」と意気込みを語った。

携帯「060」開放へ、12月にも利用可能見込み 番号逼迫に対応

携帯「060」開放へ、12月にも利用可能見込み 番号逼迫に対応

携帯電話に「060」から始まる番号が加わる見通しになった。総務省は2日、情報通信行政・郵政行政審議会に番号開放を諮問した。早ければ12月中に利用が可能になる見込み。スマートフォンの普及を背景に電話番号の不足が懸念されており、番号の拡大で対応する。

現在は「090」「080」「070」が使われており、番号の数は2億7千万件。このうち「090」と「080」は全て割り当て済みで、今年9月末時点で利用が可能なのは約530万件にとどまる。

生活保護申請、2カ月ぶり増 7月、11・5%

生活保護申請、2カ月ぶり増 7月、11・5%

厚生労働省は2日、7月の生活保護申請件数が2万5235件で、前年同月と比べ11・5%増えたと発表した。増加は2カ月ぶり。7月から生活保護を受け始めたのは2万1164世帯で、11・8%増。以前から受けている人を含む受給世帯数は165万4044世帯で、0・2%増だった。

イランが大規模ミサイル攻撃 イスラエルに報復、死者も…ネタニヤフ首相「代償払わせる」

イランが大規模ミサイル攻撃 イスラエルに報復、死者も―ネタニヤフ首相「代償払わせる」

イランは1日、親イラン組織の指導者が相次ぎ殺害されたことへの報復として、敵対するイスラエルに向けて弾道ミサイル約180発を発射した。これを受けてイスラエル軍は声明で、中東地域で近く反撃を敢行すると宣言。イスラエルとイランが攻撃の応酬を繰り広げるリスクが高まっている。

ロイター通信によると、イランのアラグチ外相は2日未明、「イスラエルがさらなる報復をしない限り、われわれの攻撃は終了した」と表明。

イスラエルのネタニヤフ首相は1日夜の閣議で「イランは重大な間違いを犯した。代償を払うことになる」と報復を明言。