小泉進次郎氏「1年でやる」 三つの改革を明言 総裁選出馬表明
小泉進次郎氏「1年でやる」 三つの改革を明言 総裁選出馬表明
自民党の小泉進次郎元環境相(43)は6日、党総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬表明記者会見で、国会議員に月額100万円支給される「調査研究広報滞在費」(旧文書通信交通滞在費)の使途公開や選択的夫婦別姓の導入など三つの改革について「1年以内に実現する」と明言した。
小泉氏は「1年でというと『無理だ』と言われるだろう」とした上で、「この改革が1年でできないと次の時代に間に合わない。更なる改革はできない」と述べた。「政治改革を断行することで国民の共感を取り戻したい。その上で日本経済のダイナミズムを取り戻す」と語った。
三つの改革として実現に取り組むとしたのは、政治改革▽聖域なき規制改革▽人生の選択肢の拡大。
小泉進次郎氏、首相になれば「早期に衆院解散」
自民党の小泉進次郎元環境相(43)は6日、東京都内で記者会見し、自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を正式に表明した。小泉氏は自身が総裁に選出され、首相になった場合は「早期に衆院解散する」との考えを示した。
立憲民主・泉健太氏「政権交代、先頭に立つ」 代表選出馬を表明
立憲民主・泉健太氏「政権交代、先頭に立つ」 代表選出馬を表明
立憲民主党の泉健太代表(50)は6日、党本部で記者会見し、再選を目指して党代表選(7日告示、23日投開票)に出馬すると表明した。告示直前まで立候補に必要な国会議員の推薦人20人の確保が難航したが、ようやくめどがついた。出馬表明は枝野幸男前代表(60)、野田佳彦元首相(67)に続いて3人目。
公明、山口代表の交代調整 後任は石井幹事長が有力
公明党は、9月28日の党大会で任期満了を迎える山口那津男代表(72)を交代させる方向で調整に入った。後任は石井啓一幹事長(66)の昇格が有力だ。複数の党関係者が5日、明らかにした。早期の衆院解散や来年夏の参院選に備え、党内では安定感の高い山口氏の続投を求める声が強かったが、自民党総裁選や立憲民主党代表選に合わせ、刷新感を出す判断に傾いた。
ソフト開発利用した北朝鮮資金の流れ 日本人ら「協力者」が加担か
ソフト開発利用した北朝鮮資金の流れ 日本人ら「協力者」が加担か北朝鮮による外貨獲得工作を巡っては、国外で活動する北朝鮮のIT労働者の関与が国連などから指摘されている。日本では警察庁などが3月、日本人になりすますなどしてソフトウエア開発などを受注し、報酬を北朝鮮に送金している可能性があるとして注意喚起した。そうした指摘を裏付けるような北朝鮮への資金の流れの実態が静岡県警の捜査で判明した。
捜査関係者によると、外国為替証拠金取引(FX)口座を不正に開設した日本人男性(51)らを私電磁的記録不正作出容疑で書類送検した事件の捜査で、ソフト開発を利用した資金の流れが浮上した。日本人男性ら複数の「協力者」が加担したとみられる。
景気指数、2カ月ぶり上昇 「下げ止まり」判断維持
内閣府が6日発表した7月の景気動向指数は、現状を示す「一致指数」(2020年=100、速報値)が前月から3・0ポイント高い117・1となり、2カ月ぶりに上昇した。基調判断は3カ月連続で同じ表現となる「下げ止まり」を維持した。
一致指数を構成項目別に見ると、半導体製造装置の出荷増やレーダー装置の大型案件を受け、投資財出荷指数や生産指数が上昇した。猛暑でエアコンの売れ行きが良かったことから耐久消費財出荷指数も上昇した。一方で商業販売額(小売業)は減少。猛暑による外出控えが響いたようだ。