2024年5月17日 今日の出来事

日本海に弾道ミサイル発射 北朝鮮、短距離数発か

日本海に弾道ミサイル発射 北朝鮮、短距離数発か

韓国軍によると、北朝鮮は17日午後3時10分(日本時間同)ごろ、東部の江原道元山付近から日本海に向け、短距離弾道ミサイルと推定される数発を発射した。林芳正官房長官は記者会見で、日本の排他的経済水域(EEZ)への飛来や被害は確認されていないと明らかにした。

円安、6割超が「利益にマイナス」 110~120円台が適正…帝国データ調査

円安、6割超が「利益にマイナス」 110~120円台が適正―帝国データ調査

帝国データバンクは17日、円安に関する企業の影響アンケートの調査結果を発表した。昨今の円安進行について、63.9%の企業が「利益にマイナス」と回答。適正な為替レートとしては「1ドル=110~120円台」が約半数を占めた。

現在も1ドル=150円を超える円安が続いており、帝国データは「原材料などの価格上昇分を転嫁できる機運を高め、継続的な賃上げによる消費拡大、設備投資の増加につなげる必要がある」と指摘している。

円安が利益に「プラス」と答えた企業の割合は7.7%、「影響なし」は28.5%だった。売上高についても、マイナス影響が35.0%と、プラスの16.0%を大きく上回った。

「幸せ」な日本人は57% 30カ国中28位 40~50代が最も低く

「幸せ」な日本人は57% 30カ国中28位 40~50代が最も低く

自分は「幸せである」と感じている日本人の割合は57%で、調査対象30カ国の中で28番目の低さだったことがフランスの世論調査会社イプソスのリポートで分かった。割合は低下傾向にあり、2011年の70%から13ポイント減ったことも判明。同社日本法人は「幸福感の低下傾向は日本だけではない。政治不信、紛争、自然災害、新型コロナウイルスの感染拡大などに起因しているのではないか」としている。

調査は23年12月~24年1月、欧米やアジア、オセアニアなどの各地域にある30カ国の計約2万3000人(16~74歳)を対象に主にオンラインで実施。日本では約2000人から回答を得た。

イヌサフランを誤食か、札幌の2人死亡 ギョウジャニンニクと類似

イヌサフランを誤食か、札幌の2人死亡 ギョウジャニンニクと類似

札幌市保健所は17日、アルカロイド性有毒成分を有するイヌサフランを誤って食べたとみられる札幌市内の2人が死亡したと発表した。イヌサフランはギョウジャニンニクに似ており、北海道内では過去10年間で17人の食中毒患者が発生。このうち7人が死亡しており、市保健所は「確実に食用と判断できない植物は食べないようにしてほしい」と注意を呼び掛けている。

人を乗せた「空飛ぶクルマ」が都心を初飛行 高度10メートルまで飛び上がり10分間 実用化は未定

人を乗せた「空飛ぶクルマ」が都心を初飛行 高度10メートルまで飛び上がり10分間 実用化は未定

人が乗って操縦し空を移動する「空飛ぶクルマ」が17日、東京都江東区有明の東京ビッグサイト駐車場で、都内初飛行した。操縦士が乗り込み約10メートルの高さまで飛び上がり、上空を約10分間、前後左右に移動。観客から歓声が上がった。

米リフトエアクラフト社製で高さ約3メートル、幅4.5メートル、重さ約120キロの見た目は大きなドローン。離陸ボタンを押すとプロペラが回転し上昇。方向転換などは操縦かんで操作する。次世代の乗り物として、交通渋滞の緩和や災害時の搬送などでの活用が期待される。運航を担った丸紅エアロスペース(千代田区)によると、実用化は未定。