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申請しないと大損! 1万5000円分のマイナポイントを受け取る方法
申請しないと大損! 1万5000円分のマイナポイントを受け取る方法(畠山憲一 Mocha 2022/03/30)
マイナンバーカードを取得した人に付与される「マイナポイント」。その第2弾が2022年1月よりスタートしています。第1弾は5000円分だったのですが、第2弾は最大2万円分となっていますので、ぜひ受け取りたいですね。
2022年3月28日、マイナポイントを受け取る条件のひとつ「公金受取口座の登録」がスタートしました。そこで今回は、マイナポイントの受け取り条件を再確認します。
マイナポイントを受け取る条件は?
マイナポイントは、電子マネー・QRコード決済・クレジットカードといったキャッシュレス決済で利用できるポイントです。
マイナポイント第1弾では、マイナンバーカードを取得し、選んだキャッシュレス決済でチャージまたは買い物をする(最大2万円)ことで、5000円分のマイナポイントを受け取ることができました。
マイナポイント第2弾では、
①マイナンバーカードを新たに取得し、マイナポイントを申請すると最大5000円相当
②マイナンバーカードに健康保険証の利用登録を行うと7500円相当
③マイナンバーカードに公金受取口座の登録を行うと7500円相当
以上、最大2万円分のマイナポイントが受け取れます。
このうち、①はマイナポイント第1弾と同様の制度で、マイナポイント第1弾を受け取った人は対象外となっています。ですから、すでに①を受け取っている方は、新たに最大1万5000円分のポイントが受け取れることになります。
②の健康保険証の利用登録は文字どおり、マイナンバーカードを健康保険証として使えるように登録すれば条件達成です。すでにマイナンバーカードの所有者が利用できる「マイナポータル」で、健康保険証としての利用登録が可能です。
そして③の公金受取口座の登録が、2022年3月28日にスタートした、というわけです。
公金受取口座を設定しよう
公金受取口座とは、マイナンバーとともに国に登録しておく口座のこと。登録は義務ではありませんが、登録しておくと今後、国からの給付金を、口座情報を記載したり、通帳の写しなどを添付したりすることなく、簡単に受け取れるようになる予定です。そのうえ、登録すると7500円分のマイナポイントが受け取れます。
早速、筆者も試してみましたが、登録の手続きはとても簡単でした。
公金受取口座の登録も、保険証利用と同じくマイナポータルより行います。スマホから登録する場合、必要なものは
・マイナンバーカードの読み取りに対応したスマホ(要マイナポータルのアプリインストール)
・マイナンバーカード(利用者証明用電子証明書パスワード(数字4桁)が必要)
・公金受取口座として登録する銀行口座の情報
です。
●マイナポータルより手続きしよう
マイナポータル内にある「公金受取口座の登録・変更」を選択(左の画像)し、案内にしたがって操作します。途中、マイナンバーカードを用いてログインするときには、利用者証明用電子証明書パスワード(数字4桁)が必要なので、入力して読み込ませます。
マイナポータルにログイン後、「口座情報を登録する」(右の画像)より公金受取口座の登録を行います。こちらも指示にしたがって、氏名などの情報と、公金受取口座として登録する口座の銀行名・支店名・口座番号を入力していきます。すべて入力すれば登録が完了します。
マイナンバーカードの申請期限・マイナポイントの申し込み期限に要注意!
マイナンバーカードの健康保険証としての利用登録と、公金受取口座の登録が完了すれば、合計1万5000円分のマイナポイントが受け取れます。マイナポイントの公式サイトによると、受け取りの申し込みは2022年6月ごろの予定となっています。
注意したいのがマイナンバーカードの申請期限とマイナポイントの申し込み期限。まだマイナンバーカードを持っていない人がマイナポイントを受け取りたい場合は、2022年9月末までにマイナンバーカードを申し込む必要があります。また、マイナンバーカードを持っていても、2023年2月末までにマイナポイントを申し込まなくてはマイナポイントが受け取れません。
したがって、マイナンバーカードをまだ作成しておらず、マイナポイントを手に入れたいのであれば、なるべく早くマイナンバーカードを申し込み、手続きを忘れずに行いましょう。
マイナンバー、公金受け取り口座の登録開始
マイナンバー、公金受け取り口座の登録開始(産経新聞 2022/3/28 11:04)
デジタル庁は28日、マイナンバーカード所有者専用サイト「マイナポータル」で、公的給付金受け取り口座の登録を開始した。登録すると新型コロナウイルス対策の特別給付金や年金などの還付金受け取りが容易になるほか、「マイナポイント」を7500円分受け取ることができる。
口座登録はマイナポータルのサイトやアプリで、金融機関の1口座を選んで口座番号や名義などを入力することで完了する。登録は任意。デジタル庁によると金融機関側にマイナンバーが伝わることはない。
口座登録すると7500円分のマイナポイントが6月から付与される見通し。マイナポイントはカード普及を目指して今年1月から第2弾が始まった事業で、カードの新規取得者には5千円分、マイナポータルでカードを健康保険証として利用登録した人には7500円分が付与される。新規取得者向けの5千円分はすでに受け取りが可能で、健康保険証登録者向けの7500円分は6月から可能となる見通しだ。
マイナンバーと口座の登録をめぐっては、平成30年1月から始まった金融機関にマイナンバーを登録する「預貯金口座付番制度」もあるが、今回のマイナポータルでの口座登録とはまったく別の制度なので注意が必要だ。