吉村大阪府知事が大炎上! 阪神、オリックスの優勝パレード「政治利用するな!」と袋叩き

吉村洋文大阪府知事(左)、齋藤元彦兵庫県知事(右)、松本正義関西経済連合会会長(中央) 政治・経済

吉村大阪府知事が大炎上! 阪神、オリックスの優勝パレード「政治利用するな!」と袋叩き(日刊ゲンダイ 公開日:2023/09/23 06:00 更新日:2023/09/23 06:00)

《優勝パレードを政治利用するな!》《吉村は出てくんな!!》

ネットは大荒れだ。

22日に大阪市内で大阪府の吉村洋文知事、兵庫県の斎藤元彦知事、関西経済連合会の松本正義会長が揃って記者会見。18年ぶりにセ・リーグのペナントレースを制した阪神、球団46年ぶりとなるパ・リーグ3連覇を果たしたオリックスの優勝を祝うパレードを11月23日に同日開催すると発表したのだが…

《万博を絡めるな》《いかにも維新が考えそうなセコイ手》《胸くそ悪いわ》《せっかくの祝賀ムードが台無しだ》

と、ファンのSNSなどで袋叩きに合っているのだ。

ファンの怒りに火をつけたのが、吉村知事らが発表したパレードの名称だ。その名も、「兵庫・大阪連携『阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード ~2025年大阪関西万博500日前!~』」。松本会長は「少々長いですけど」と自虐していたが、問題はもちろん長さではなく、万博のPRに阪神とオリックスの優勝を利用するその魂胆だ。

《純粋にファン同士として優勝の歓びを分かち合いたい。賛否両論ある万博や、特定政党(維新)がその前に勝手に出てきて、政治利用されたんでは、せっかくの祝賀ムードが台無し。興ざめ》

との書き込みはもっともだろう。

25年4月に開幕予定の大阪万博はパビリオン建設が遅々として進まず、高額の入場料、多額の税金投入など問題が山積。開催自体が危ぶまれている。慌てた大阪府は4月に「機運醸成アクションプラン」を策定。6月には「機運醸成委員会」の初会合を開いたが、いまさら「首都圏では認知度などが依然低い」なんて報告される始末だ。

そこで、阪神とオリックスの優勝を利用したれと、しゃしゃり出たら逆効果。恥の上塗りである。