身内に甘い菅総理 長男の違法接待を別人格で逃げようとしている

菅総理長男高級官僚を違法接待20210211号 政治・経済・社会

菅総理の長男が総務省の幹部を倫理規定に違反する接待を行った。総理は「私と長男とは、完全に別人格だ。長男にもプライバシーがある」と、感情的に反論したが、長男は一私人ではない。

総理が総務大臣だったころ、長男を大臣秘書官に抜擢した。その経歴と、菅氏が現在総理であることを考えると、一私人では済まされない。

韓国では、大統領の身内や友人が立場を利用して悪事を働き、発覚後は、関係者が逮捕されたり、大統領さえ逮捕される。日本では何のお咎めもないのか。総理自らが率先してけじめを示して頂きたい。

菅総理の長男、総務省高級官僚を国家公務員倫理規程に違反する接待

2月4日発売の「週刊文春」(2021年2月11日号)が、「菅首相長男 高級官僚を違法接待」と報じた。

記事によると、総理の長男・正剛氏は昨年10月から12月に東京都内の料亭などで総務省幹部4人を複数回接待して、会食後には手土産やタクシーチケットを渡したという。

菅正剛氏は映画製作や配給、衛星放送事業を手掛ける東北新社の社員であり、事業は総務省から許認可を受けている。今回の会食は国家公務員倫理法に基づく倫理規程が禁じる「利害関係者」からの接待に当たる可能性がある。

国家公務員倫理規程は、公務員が利害関係者から供応接待を受けること、金銭や物品の贈与を受けることを禁じている。また、たとえ飲食が割り勘だとしても、自己の飲食に要する費用が1万円を超えるときは、倫理監督官に届け出なければならないと規定している。

会食に出席した同省の秋本芳徳情報流通行政局長は会食の事実を認め、事後に返金したと釈明した。

若狭勝弁護士「贈収賄罪という刑法の犯罪に発展する可能性ある事案」

若狭勝弁護士は2月5日放送のフジテレビ系「とくダネ!」にリモート出演し、この問題について「結論から申し上げますと金額とか接待の回数によっては贈収賄罪という刑法の犯罪に発展する可能性が結構ある事案だと思います」と指摘した。

若狭勝弁護士、菅首相の長男と総務省幹部との会食問題に「金額、接待の回数によっては贈収賄罪に発展する可能性がある事案」

また、立憲民主党の小沢一郎衆院議員は4日、ツイッターに、

と新規投稿した。

何らかの処分を受けるだろう。一面、気の毒な気もする。

接待を受けた4人の高級官僚

接待を受けたのは、今夏の総務事務次官就任が確実視されている谷脇康彦総務審議官、吉田眞人総務審議官(国際担当)、衛星放送等の許認可にかかわる情報流通行政局の秋本芳徳局長、その部下で同局官房審議官の湯本博信氏の計4名である。

谷脇康彦 たにわき やすひこ 総務審議官(郵政・通信)

愛媛県松山市生まれ。愛光高等学校を経て、1984年一橋大学経済学部を卒業し、郵政省に入省。

OECD事務局ICCP課を経て、郵便貯金畑から情報通信分野に転じ、NTTグループ再編などを担当。郵政大臣秘書官等を経て、基礎的電気通信役務制度の創設や電気通信事業紛争処理委員会の設置などを担当する。

2002年から外務省在アメリカ合衆国日本国大使館ICT政策担当参事官を務めた。総務省復帰後は、「新競争促進プログラム2010」や「モバイルビジネス活性化プラン」の策定にあたり、SIMロック解除、携帯電話インセンティブの廃止、仮想移動体通信事業者の新規参入などの施策を行った。

内閣サイバーセキュリティセンター副センター長を経て、2016年より総務省情報通信国際戦略局長。2017年より総務省政策統括官(情報セキュリティ担当)、総務省総合通信基盤局長、2019年より総務審議官(郵政・通信)。

情報通信政策に詳しく、慶応義塾大学大学院メディアデザイン学科特別招聘教授、東京大学大学院情報学環客員教授等も兼任する。規制緩和により、携帯電話、ブロードバンドなどの通信業界の競争を進める施策を行う。

吉田 眞人 よしだ まびと 総務審議官 (国際担当)

大阪市出身。大阪府立天王寺高等学校を経て、京都大学法学部卒業。1985年、郵政省入省。

2007年、総務省情報通信政策局放送政策課長、2008年、情報流通行政局放送政策課長、2009年、内閣官房内閣参事官、2011年、総務省大臣官房会計課長、2012年、情報流通行政局総務課長、2013年、情報通信国際戦略局参事官、2014年、総合通信基盤局電気通信事業部長、2015年、大臣官房審議官 (情報流通行政局担当)、2017年、大臣官房総括審議官 (情報通信担当)。

2018年、国際戦略局長、2019年、情報流通行政局長。2020年、総務審議官 (国際担当) 。

秋本芳徳 あきもと よしのり 情報流通行政局長

昭和36年12月23日生、東京都出身。東京大学法学部I類卒業。昭和63年4月郵政省入省。

平成17年10月総務大臣秘書官事務取扱、平成18年9月総務省情報通信政策局総合政策課調査官、平成19年7月総務省情報通信政策局情報通信政策課長、平成20年7月 総務省情報通信国際戦略局融合戦略企画官、平成21年7月総務省情報通信国際戦略局参事官(通信・放送総合戦略担当)、平成22年7月総務省情報流通行政局地域通信振興課長、平成24年8月総務省情報流通行政局放送政策課長、平成26年7月信越総合通信局長。

平成27年7月総務省総合通信基盤局電気通信事業部事業政策課長、平成28年6月総務省総合通信基盤局総務課長、平成29年7月総務省大臣官房企画課長、平成30年7月総務省総合通信基盤局電気通信事業部長。

令和元年7月総務省大臣官房総括審議官(情報通信担当)、令和元年7月(併)内閣官房副長官補付、令和元年7月(命)内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室室員、2020年7月情報流通行政局長。

湯本博信 ゆもと ひろのぶ 大臣官房審議官(情報流通行政局)

1990年郵政省入省、2005年総務省総合通信基盤局電気通信事業部事業政策課調査官、2007年総務大臣秘書官、2008年情報通信国際戦略局情報通信政策課調査官、2010年情報通信国際戦略局国際協力課長、2013年情報流通行政局情報通信作品振興課長、2015年総合通信基盤局電気通信事業部消費者行政課長、2017年情報流通行政局放送政策課長、2019年情報流通行政局放送総務課長。

2020年大臣官房審議官(情報流通行政局)

「国家公務員倫理法」及び「国家公務員倫理規程」に関するQ & A

コメント

  1. […] 身内に甘い菅総理 長男の違法接待を別人格で逃げようとしている […]

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