政治・経済

岸田総理、脱安倍・麻生傀儡にシフト 本音では安倍元総理に恨みがある

岸田総裁―麻生副総裁―甘利幹事長のラインが出来上がった。これまで自民党を牛耳ってきた安倍晋三、麻生太郎、甘利明の3氏のうち、安倍元首相だけラインから外れた形だ。岸田氏は、昨年、安倍さんからの禅譲を期待していたが、総裁選ではハシゴを外された。岸田氏は本音では安倍さんに恨みがある。
政治・経済

岸田内閣、まさかの低支持率で発進 小泉内閣以降、最低又は最低2位

内閣支持率は一般に発足当初は高く出る傾向にある。しかし、岸田文雄首相就任直後の世論調査は厳しい結果となった。菅義偉政権の終盤よりは改善したものの、最近の政権の発足直後の支持率を下回り、複数の調査で5割を切った。朝日新聞の調査では、発足直後の支持率としては、現在の方法で調査を始めた2001年の小泉内閣以降で、麻生内閣の48%を下回り最低。毎日新聞の調査でも5割を切る49%で麻生内閣に次ぐ低さ。しかも不支持は40%と接近している。朝日、読売、毎日、共同による、内閣発足時に実施した内閣支持率を、小泉内閣にまでさかのぼって掲載した。
政治・経済

第205回国会における岸田内閣総理大臣所信表明演説(全文)

岸田総理大臣は、8日、就任後初めての所信表明演説を行った。「日本の絆の力を呼び起こす。それが私の使命です」などと述べ、新型コロナウイルス対策や、「分配なくして次の成長なし」と訴える経済政策、「核兵器のない世界」などを目指す外交、安全保障政策について説明した。所信表明演説全文を掲載した。
政治・経済

「政治とカネ」醜聞でスネに傷持つ岸田政権、疑惑の10人

4日に組閣された岸田内閣は、20人の閣僚のうち13人が初入閣した。「知らない人が多い」との声もあり地味な顔ぶれとなったが、実は過去の疑惑や醜聞がウヤムヤになったままの人物も多い。ある自民党議員秘書が「岸田氏も総裁選に勝ってすぐに決めなきゃいけなかったから、身体検査する時間もなかっただろう」と言うとおり、今後「政治とカネ」の問題が岸田政権の“アキレス腱”となる可能性もある。
政治・経済

岸田政権はスキャンダルまみれ 山口組元幹部との親密写真が流出

岸田内閣の発足を受け、報道各社の世論調査が発表され、毎日新聞では内閣支持率は49%と5割に届かず、昨年9月の菅義偉内閣発足時の64%を大きく下回ったことがわかった。不支持率は40%だった。発足直後としては低調な数字となるが、その背景には岸田政権の“ワケあり”陣容が大きく影響しているようだ。
政治・経済

岸田内閣は自爆大臣オンパレード ボロが出ないうちにトットと解散総選挙

100日以上も国会を開催せずに逃げまわっていた自民党政権が、ようやく国会を開催したと思ったのも束の間、首相の岸田文雄はソッコーで「14日の衆院解散」と「19日公示、31日投開票の衆院選」を表明した・・。なるべくボロが出ないうちにトットと解散総選挙。20人の閣僚のうち13人が初入閣で、「誰これ?」という人ばかりなのです。今回は、解散総選挙に向けた自民党の看板である新内閣について、ポイントとなる閣僚をいじって行きたいと思います。
社会

なぜ感染者数は急減したのか? 専門家が挙げる5つの仮説でも解明しきれず

新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が明け、人の流れや街の活気が戻りつつある。ただ、感染者急減の理由は明確に分かっていない。専門家は5つの仮説を挙げるが、決め手に欠ける。リバウンドを防ぐには、感染過程とウイルスの特性の解明が不可欠だ。「第6波に備えるには、なぜ感染が急拡大し、急激に落ちたかの分析が非常に重要だ」。新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は9月28日の記者会見でそう述べ、仮説として急減理由に5つの要因を挙げた。
政治・経済

自民党の5つの大罪 岸田内閣は無反省に継続しそう…古賀茂明氏

新総理になった岸田氏は、温厚な人柄で知られる。しかし、その裏に安倍氏がいるとなれば、国民に寄り添う政治など期待できない。現に、森友学園事件の再調査は完全否定。不透明で説明責任を果たさない政治が続くだろう。安倍傀儡と言われても仕方がないが、それ以上に、自民党が犯し続けた5つの大罪を無反省に継続しそうなのが怖い。
政治・経済

岸田新内閣の顔ぶれ

岸田総裁は、4日に召集される臨時国会で、総理大臣指名選挙を経て第100代の総理大臣に選出された。組閣に当たり岸田総裁は若手議員を抜てきする一方で、派閥の意向に配慮し、入閣適齢期の待機組も起用した。閣僚20人のうち13人が初入閣した。
政治・経済

【速報】衆院選 今月19日公示・31日投開票

衆議院選挙の日程を今月19日公示・31日投開票とする意向を固める【速報】衆院選 今月19日公示・31日投開票 岸田総裁が意向固める(TBSニュース 10/4(月) 11:31配信)自民党の岸田総裁は衆議院の解散総選挙の日程について19日公示...
政治・経済

甘利幹事長 「政治とカネ」疑惑は解明しない。UR口利き疑惑を握り潰したのは黒川弘務氏

自民党幹事長に就任したのは甘利明氏。甘利氏を巡っては、都市再生機構(UR)との補償交渉を巡り建設会社から口利きを頼まれた当時の秘書が現金500万円を受領し、甘利氏本人も大臣室などで100万円を受け取ったとされる。甘利氏と秘書はあっせん利得処罰法違反と政治資金規正法違反の疑いで刑事告発されたが、東京地検は容疑不十分で不起訴とした。握り潰したのは、当時の法務省官房長・黒川弘務氏。甘利幹事長は「金銭授受問題は説明の必要ない、河井案里陣営に渡った1億5000万円は再調査しない」と発言した。
政治・経済

岸田新総裁 「生まれ変わった自民党」どころか、疑惑まみれの甘利氏の幹事長就任で安倍前総理の支配が一層強化

9月29日の自民党総裁選で新総裁となった岸田文雄氏は、第一声で「『生まれ変わった自民党』をしっかりと国民に示さなければならない」と宣言した。しかし、「生まれ変わった」どころか、人事の顔ぶれは安倍晋三・前首相の側近と腹心。ようするにこれ、「安倍体制の強化」が打ち出されただけではないか。なかでも度肝を抜かれたのが、「甘利幹事長」という人事だ。岸田政権の誕生によって、安倍政治の第二幕がはじまったのである。
政治・経済

自民党総裁選挙、議員票と都道府県票の詳細 岸田新総裁の横顔と主な政策

自民党総裁選は29日、党本部で投開票され、岸田文雄前政調会長(64)が決選投票で河野太郎行政改革相(58)を破り、第27代総裁に選出された。10月4日召集の臨時国会で、岸田氏は第100代首相に選ばれる。総裁選挙における議員票と党員票、都道府県別の投票の詳細、及び、岸田氏の横顔と掲げた主な政策。
政治・経済

高市氏は弱者切り捨て、放送・言論の自由を制限 支持者はウルトラ右翼、高市氏を「天照大御神の再来」と絶賛

安倍晋三前総理が支持を決めたことにより、総裁選の泡沫候補から一転、注目株となってきた高市早苗氏。しかし、過去の発言を確認すると、極端な弱者切り捨て論者で菅総理の「自助」の政治よりもひどい。さらに総務大臣時代には自民党政権を批判するメディアに対しては電波を停止するとの発言。また支持者はウルトラ右翼が結集しており、高市氏のことを「令和の卑弥呼」「現代の神功皇后」「天照大御神の再来」と称賛している。
政治・経済

総裁選挙 二階派の戦略 岸田氏を3位に沈め、決選投票は河野氏と高市氏の戦いに

安倍前総理の当初の思惑は、自分に近い保守色の強い高市氏を推して岸田2位、高市3位の構図を作り、決選投票で2位・3位が合流し、1位の河野氏に勝ち、岸田総裁を誕生させる予定だった。ところが、高市氏を支援するネトウヨや保守勢力が予想以上に勢いづき、今や岸田氏を追い抜く勢いである。しかも、ここに来て、岸田氏を絶対に許さない二階派が結束して高市氏を推し、岸田氏を3位に沈める戦略に出て来た。高市氏が2位になると、決選投票では、リベラルの岸田派(宏池会)はウルトラ右翼の高市氏を推さない。安倍前総理の思惑は崩れつつある。