政治・経済 沖縄「自衛隊の島」に 進む南西シフト―台湾有事、高まる緊張 1972年5月の本土復帰から50年を迎える沖縄県では、自衛隊のミサイル部隊や沿岸監視隊の配備が急ピッチで進む。中国が領海侵入を繰り返し、台湾有事も現実味を帯びるなど、沖縄周辺の安全保障環境は激変。今後も「南西シフト」は続く見通しだ。米軍基地が集中する沖縄は、同時に「自衛隊基地の島」になりつつある。 2022.04.11 政治・経済
社会 昆虫食の歴史 「昆虫はなぜ食べられなくなったのか?」 昆虫食とは、ハチの幼虫、イナゴなど、昆虫を食べることである。食材としては、幼虫や蛹が比較的多く用いられるが、成虫や卵も対象とされる。アジア29国、アメリカ大陸23国で食べられ、アフリカでは少なくとも527種の昆虫が食べられている。環境負担が少ない食べ物としても期待されている。 2022.04.11 社会
政治・経済 高市早苗政調会長が更迭へ 安倍氏の“使い捨て”が派内造反の火種になる可能性 参議院選後の内閣改造・党人事で高市早苗・政調会長の更迭が確実視されている。安倍晋三・元首相の後ろ盾を失いつつあるためだ。総裁選であれほど高市氏をあれほど全面支援しながら、安倍氏は高市氏を安倍派に受け入れようとはしない。振り返ると、安倍氏の“マドンナ切り捨て”は今に始まったことではない。 2022.04.11 政治・経済
科学・技術 「好きな匂い」は文化や民族で変わらない! 全人類が好きなのはあの香り スウェーデン・カロリンスカ研究所(Karolinska Institute)を中心とする国際研究グループは、世界の異なる文化・民族間で「匂いの好み」がどう変わるかを調査。その結果、文化の違いに関係なく、人類には共通して好む匂い(また苦手とする匂い)が存在すると判明したのです。 2022.04.07 科学・技術
国際 ウクライナに降伏を促す声は「ロシアの本質を知らない人の発言」 元ラトビア大使が語る ロシアの脅威と隣り合わせで生きる周辺諸国にとって、情報収集と分析は生命線だ。プーチン大統領の動向については、常に観察と分析を重ねている。ロシアと国境を接し、バルト海に面するラトビアで日本大使を務めたことのある多賀敏行さんは、領土拡張の野心に満ちたプーチンとロシアの「本質」について語る。 2022.04.06 国際
国際 子供の前で強姦、遺体は下水道に…ロシア軍の「残酷すぎる蛮行」 国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)」が4月3日に発表した報告書には、ロシア軍による戦争犯罪の様子が詳細に記されている。ウクライナ第2の都市ハルキウの学校に5歳の娘ら家族と避難していた、31歳の女性の証言は生々しい――。 2022.04.06 国際
文化・歴史 憲法 変えるのではなく世界に広げて 24条草案者の長女ニコルさんに聞く 憲法 変えるのではなく世界に広げて 24条草案者の長女ニコルさんに聞く(東京新聞 2019年8月29日 02時00分)より抜粋日本国憲法の成立過程で男女平等などの条項の草案を書いたベアテ・シロタ・ゴードンさん(1923~2012年)の長女ニ... 2022.04.05 文化・歴史
国際 ロシア軍「ジェノサイド」確実 耳切り取り歯を抜かれ…子供にも拷問か ウクライナ国防省は、首都のあるキーウ州全域を奪還したと発表した。ただ、ウラジーミル・プーチン大統領率いるロシア軍による攻撃は、一般市民までも巻き込んだ大虐殺と化しており、血の気が引くような殺害が繰り返されている。「ジェノサイド(民族大量虐殺)」は確実といえ、西側諸国によるロシアへの制裁が長期化するものとみられる。 2022.04.04 国際
科学・技術 バイオマス発電とは? メリット・デメリット、交付金や導入事例を紹介 バイオマス発電が新時代の発電方式として注目を集め、投資や経営などさまざまな文脈で引き合いに出されることが増えてきた。バイオマス発電は、太陽光発電や風力発電にはない強みをもつ再生可能エネルギーであり、国が交付金などの支援制度を設けて普及を後押ししている。今回はバイオマス発電とは何か、どんなメリットやデメリットがあるのか、そして支援制度や企業の導入事例について解説していく。 2022.04.03 科学・技術
政治・経済 グレンコ・アンドリー氏「降伏は今以上の殺戮につながる最悪の選択肢」 ウクライナ人が降伏をしない理由、橋下徹氏や玉川徹氏には理解不能 ロシアのウクライナ侵攻に関して、一時的にロシアに譲歩してでも市民の犠牲を最小限にすべきだ、という考え方を示す人がいる。橋下徹元大阪府知事とテレビ朝日のコメンテーター玉川徹氏の2人はその代表格だ。日本の場合、降伏相手がアメリカだったからよかったが、ソ連だったら、傀儡政権を作ったのち、日本人の半分ほどをシベリアに強制移住させたあと、ロシア人を入れて日本本土を支配しただろう。つまり、国を奪われていたのだ。 2022.03.31 政治・経済
社会 マイクロプラスチック、人間の血液内で発見される…その影響は今のところ「何も分かっていない」 22人を対象とした新しい研究で、マイクロプラスチックが初めて人間の血液中で発見された。これは、人体がプラスチックを吸収し、それが血液を通じて循環していることを示す初めての証拠だ。この研究の対象はプラスチックへの添加物だったため、人体へのリスクはまだ明らかにはなっていない。 2022.03.31 社会
政治・経済 健康保険証とマイナンバーカードを紐付ける「マイナ保険証」 利用者は初診時に21円負担増 非難轟々 健康保険証とマイナンバーカードを紐付けて利用することのできる「マイナ保険証」。マイナ保険証を使えば、医師や薬剤師が患者の健康診断の結果や処方歴などを一元的に把握できる。また、複数の医療機関の診察券が1枚に集約されるなどのメリットもある。しかし、医療費が3割負担の患者がマイナ保険証を利用すると、初診時に21円、再診時に12円、調剤に9円の追加負担が発生する。 2022.03.31 政治・経済
社会 1万5000円分のマイナポイントを受け取る方法 公金受取口座の登録が3月28日スタート マイナンバーカードを取得した人に付与される「マイナポイント」、その第2弾が2022年1月よりスタートしている。第1弾は5000円分だったが、第2弾は最大2万円分。3月28日、マイナポイントを受け取る条件のひとつ「公金受取口座の登録」がスタートした。 2022.03.31 社会
政治・経済 安倍元首相が火を付けた「核共有論」 自民党の宮沢国防部会長「日本にはそぐわないというのが(党内の)大勢」 自民党の宮沢博行国防部会長は28日、インターネット番組に出演し、米国の核兵器を自国内に配備して共同運用する「核共有」について「日本にはそぐわないというのが(党内の)大勢。核共有ではなく拡大抑止をどうするかという論点へ移る」と述べ、拡大抑止のあり方について議論を進める考えを示した。 2022.03.30 政治・経済
国際 ウクライナ危機のなかで見直される豪ドル相場 ウクライナ情勢の悪化に伴って、地政学的リスク回避の観点から豪ドルなどの南半球通貨への見直しが進んでいます。資源国の豪州は主要国で広がる「資源の脱ロシア化」の恩恵を受ける可能性がありそうです。資源高により豪州と日本の貿易収支格差が拡大しており、貿易取引による実需面から豪ドル高・円安圧力が生まれやすい環境となっています。今後は豪州準備銀行の金融政策に市場の焦点が集まりそうです。 2022.03.29 国際