政治・経済

防衛費「増額すべき」57%、岸田内閣支持率7カ月連続6割

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は16、17両日に合同世論調査を実施した。岸田文雄内閣の支持率は65.9%。前回調査(3月19、20両日)比0.1ポイント増と横ばいで、昨年10月の政権発足以降7カ月連続で6割台を維持した。不支持率は前回比1.2ポイント減の26.7%だった。日本の防衛費について「大幅」と「ある程度」を合わせて57.0%が「増やすべきだ」と答えた。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、国防への関心が高まっていることが背景にあるようだ。
国際

ロシアに強制連行されたウクライナ住民を待つ「極東で強制労働」の過酷な未来

第二次世界大戦前、旧ソ連は西の国境付近にいたドイツ人やオランダ人をシベリアに強制移送し、スターリン時代は朝鮮系の人たちを中央アジア付近に強制移住させました。さらに第二次世界大戦で日本が敗戦した際、満州に残っていた60万人近い日本人がシベリア送りになり、極寒の地で身も心も凍るほど過酷な強制労働を課せられました。日本政府の調べでは、抑留者のうち約5万5000人が死亡しています。
科学・技術

日本はなぜこんなにスギ植えた? 『無花粉スギ』発見から30年、国民4割が花粉症の今も植え替えが進まない理由

花粉の飛散量の増加とともに、花粉症の発症年齢は低年齢化が進み、現在では国民の3人に1人以上が発症していると言われている。
科学・技術

大規模停電につながるおそれ 再生エネルギー事業者に初の「出力制御」 中国電力NW

中国電力ネットワークは電力の需要と供給のバランスをとるため、16日にも再生可能エネルギーの事業者に対し発電を一時的に停止するよう求める「出力制御」を行う可能性を示唆しました。中国電力ネットワークは15日、会見を開き早ければ、明日16日にも再生可能エネルギーの事業者に対し発電を一時的に停止するよう求める「出力制御」を実施する可能性があるとしました。
文化・歴史

ウクライナ人にとって日本はどんな国なのか 縁もゆかりもない「避難民」が続々入国の事情

「ウクライナでは、数十年前から、テレビで日本のアニメが放送されていたそうです。30~40代くらいの人は、『新世紀エヴァンゲリオン』や『美少女戦士セーラームーン』など、小さい頃に見た日本のアニメの話をされることが多いですし、世代を問わずアニメを通じて日本を好きになった人はたくさんいます。さらに、寿司やラーメンなども人気で日本食レストランが増えており、日本は経済的にも発展した憧れの国でもあります。日本はさらに自由や民主主義というウクライナと同じ価値を共有していると思われており、親近感が大きいです」
科学・技術

科学分野における中国の驚異 最先端技術分野の論文、量・質ともに世界一!?

「中国の科学論文の数と質が、8つの分野で米国を超えた」という報告書が発表された。ナノテクノロジーやコンピュータ・情報科学など5つの重要な科学分野においては、引用頻度が最も高い1%の論文数が米国の2倍を上回った。順位を上げただけではなく、量・質ともに米国を大きく引き離しており、「ノーベル賞水準」とも絶賛されているという。
国際

プーチンと「その愛人」も同じ運命を辿るのか…かつて独裁者はこうして惨殺された 「平穏無事な最期」はありえない

ロシア軍によるウクライナでの大虐殺が次々と明らかになった。これに対しゼレンスキー大統領は「集団虐殺だ」と告発。現在、プーチンは国際社会から戦争犯罪人と呼ばれている。側近の幹部たちがすべて敵に回れば、かつての独裁者のような運命を辿るかもしれない…。プーチンは、国民が食料不足に喘ぐ一方で、恐怖政治を敷いたルーマニアのチャウシェスク元大統領の末路を自分に重ね恐れているのではと専門家は指摘する。
科学・技術

揚水発電物語:夜に貯めて、昼間発電するは古いかも

【第一話】原子力発電と揚水発電/【第二話】突然原子力が全部無くなった!/【第三話】太陽光がやってきた/リチウムイオン充電池もやってくる?/揚水発電とリチウムイオン充電池はどちらが優秀? ①コストが安い ②応答性能も遥かに優秀 ③建設期間/家庭用充電池や電気自動車の充電池も使える?
文化・歴史

ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史 茂木誠

ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史/①キエフ公国の誕生と滅亡/②モンゴル支配とウクライナ・コサック国家の興亡/③帝政ロシアの反ユダヤ主義からロシア革命まで/④ロシア革命から第二次世界大戦、ソ連崩壊まで/茂木 誠
文化・歴史

【東大名誉教授が読み解く!】なぜロシアでは「独裁者」が生まれやすいのか?

ウクライナへの大義なき軍事侵攻によって、ロシアが国際社会で孤立を深めている。暴走するプーチン大統領への憤りは、「なぜこんな独裁政治を許すのか?」というロシアの国家体制への大いなる疑問をも生み出している。そんな激動の国際情勢に心乱されるなかで、全世界で700万人に読まれたロングセラーシリーズの『アメリカの中学生が学んでいる 14歳からの世界史』が出版された。私たちは、世界史から何をどのように学ぶべきなのだろうか。本書の帯に推薦の辞を寄せた、東大名誉教授で歴史学者の本村凌二氏にインタビューを行い、プーチンの独裁を許しているロシアの知られざる実情について話をうかがった。
政治・経済

沖縄「自衛隊の島」に 進む南西シフト―台湾有事、高まる緊張

1972年5月の本土復帰から50年を迎える沖縄県では、自衛隊のミサイル部隊や沿岸監視隊の配備が急ピッチで進む。中国が領海侵入を繰り返し、台湾有事も現実味を帯びるなど、沖縄周辺の安全保障環境は激変。今後も「南西シフト」は続く見通しだ。米軍基地が集中する沖縄は、同時に「自衛隊基地の島」になりつつある。
社会

昆虫食の歴史 「昆虫はなぜ食べられなくなったのか?」

昆虫食とは、ハチの幼虫、イナゴなど、昆虫を食べることである。食材としては、幼虫や蛹が比較的多く用いられるが、成虫や卵も対象とされる。アジア29国、アメリカ大陸23国で食べられ、アフリカでは少なくとも527種の昆虫が食べられている。環境負担が少ない食べ物としても期待されている。
政治・経済

高市早苗政調会長が更迭へ 安倍氏の“使い捨て”が派内造反の火種になる可能性

参議院選後の内閣改造・党人事で高市早苗・政調会長の更迭が確実視されている。安倍晋三・元首相の後ろ盾を失いつつあるためだ。総裁選であれほど高市氏をあれほど全面支援しながら、安倍氏は高市氏を安倍派に受け入れようとはしない。振り返ると、安倍氏の“マドンナ切り捨て”は今に始まったことではない。
科学・技術

「好きな匂い」は文化や民族で変わらない! 全人類が好きなのはあの香り

スウェーデン・カロリンスカ研究所(Karolinska Institute)を中心とする国際研究グループは、世界の異なる文化・民族間で「匂いの好み」がどう変わるかを調査。その結果、文化の違いに関係なく、人類には共通して好む匂い(また苦手とする匂い)が存在すると判明したのです。
国際

ウクライナに降伏を促す声は「ロシアの本質を知らない人の発言」 元ラトビア大使が語る

ロシアの脅威と隣り合わせで生きる周辺諸国にとって、情報収集と分析は生命線だ。プーチン大統領の動向については、常に観察と分析を重ねている。ロシアと国境を接し、バルト海に面するラトビアで日本大使を務めたことのある多賀敏行さんは、領土拡張の野心に満ちたプーチンとロシアの「本質」について語る。