2026年10月5日 今日の出来事

所信表明、目立つ「投資、成長」 首相の演説、AIで分析

所信表明、目立つ「投資、成長」 首相の演説、AIで分析

高市早苗首相の5日の所信表明演説を人工知能(AI)を使ったシステムで分析すると、「国内投資」や「成長」など経済分野の言葉が目立つ結果となった。「安全保障」は約1年前の政権発足時の演説ほどは強調されず、力強い経済の実現を目指すとの内容が繰り返された。

今回の演説では、昨年10月の所信表明演説では見られなかった「挑戦」「勝つ」という単語が登場。賃上げや税収増、社会保障の充実を目指すという文脈で「成長」が繰り返された。「投資」は「日本成長」「危機管理」という言葉と結び付けられて頻繁に使われたほか、「産業」も、地方の未来を語る文脈で「産業クラスター(集積)」という形で多用された。

東証大幅反発、一時7万円を回復 終値1637円高、AI押し上げ

東証大幅反発、一時7万円を回復 終値1637円高、AI押し上げ

週明け5日の東京株式市場は日経平均株価(225種)が大幅反発し、取引時間中として7月6日以来約3カ月ぶりに節目の7万円を回復した。前週末の米株高を受け、人工知能(AI)や半導体関連銘柄が値上がりして株価を押し上げた。終値はやや上げ幅を縮め、前週末比1637円40銭高の6万9946円86銭を付けた。

取引開始直後から半導体検査装置大手アドバンテストなどのAI・半導体関連株を中心に買われ、平均株価は一時1700円超高の7万0072円13銭まで値を上げた。前週末に発表された米雇用統計の結果が市場予想を大幅に下回ったことで連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測が後退し、米国の主要株式指数が上昇した流れを引き継いだ。

大型台風27号、小笠原近海を北上 28、29号も発生―気象庁

大型台風27号、小笠原近海を北上 28、29号も発生―気象庁

大型で非常に強い台風27号は5日午後、小笠原諸島近海を北上した。今後日本のはるか東海上へ進み、7日午後までに温帯低気圧に変わる見込み。気象庁は、関東地方の海上や小笠原諸島、伊豆諸島では高波に警戒するよう呼び掛けている。

気象庁は同日、ミッドウェー諸島近海を西に進んでいるハリケーンが、東経180度を越え台風28号になったと発表した。非常に強い勢力で西へ進むとみられる。マーシャル諸島付近では同日午前9時に台風29号が発生したとも発表。28、29号はいずれも南鳥島近海へ進む恐れがある。

光遺伝学研究の米独3氏に 照射した神経細胞操作―ノーベル生理学・医学賞

光遺伝学研究の米独3氏に 照射した神経細胞操作―ノーベル生理学・医学賞

スウェーデンのカロリンスカ研究所は5日、2026年のノーベル生理学・医学賞を、光を当てるだけで狙った神経細胞の活動を自由に切り替えられる技術を開発した、米スタンフォード大のカール・ダイセロス教授(54)、ドイツ・フンボルト大のペーター・ヘーゲマン教授(71)、同ビュルツブルク大のゲオルク・ナーゲル教授(73)の3氏に授与すると発表した。

ヘーゲマン教授とナーゲル教授は、単細胞の緑藻が光に向かって泳ぐ際、感知してからわずかな時間で反応することに着目。2000年代初頭、緑藻の細胞には光を受け取ると即座に電気信号を生み出すたんぱく質があることを突き止め、「チャネルロドプシン」と名付けた。

ダイセロス教授は05年、このたんぱく質をつくる遺伝子をラットの神経細胞に導入。青い光を照射することで、神経活動を意図的に引き起こすことに成功した。07年には光ファイバーを使い、生きたマウスの脳内にある特定の神経回路に光を当てることでオン・オフ制御し、行動や感情を意図的に変化させることに成功した。