2026年3月25日 今日の出来事

ホルムズ海峡の開放要求へ連携 高市首相、東南アジアに協力要請

ホルムズ海峡の開放要求へ連携 高市首相、東南アジアに協力要請

政府は、イランによる事実上のホルムズ海峡封鎖に対抗し、海峡の開放を求めるグループを拡大する取り組みを加速する。高市早苗首相は東南アジア首脳らに相次いで協力を呼びかけた。米国から事態打開で役割を果たすよう「ステップアップ(強化)」を迫られる中、現状は自衛隊派遣でなく外交で汗をかくことに徹している。

イラン、「侵略加担者」以外はホルムズ海峡通過可能と国連に伝達

イラン、「侵略加担者」以外はホルムズ海峡通過可能と国連に伝達

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)などは24日、事実上の封鎖が続く海上輸送の要衝ホルムズ海峡について、イランが「非敵対的」な船舶は安全に通過できるとの考えを国連側に伝えたと報じた。一方で「侵略の加担者」は安全な航行の対象外といい、米イスラエルとイランの交戦が続く状況で事態が大きく改善するのは困難とみられる。

書簡の中でイラン側は、海峡の封鎖状態について「イランに対する敵対的な作戦遂行を防ぐため、必要かつ均衡のとれた措置を講じた」と正当性を主張。船舶が安全にホルムズ海峡を航行するには、イラン当局との調整が必要だと記した。米国とイスラエルに関連する船舶や、「その他の侵略の加担者」は安全な航行が保証されないとしている。

中国船がホルムズ海峡通過 イラン設置の「安全回廊」経由

中国船がホルムズ海峡通過 イラン設置の「安全回廊」経由

米国、イスラエルによる攻撃の報復としてイランが事実上封鎖するホルムズ海峡を23日に中国船主のコンテナ船が通過したことが分かった。中国メディアの財新が25日までに伝えた。イランが設けた「安全回廊」を経由したという。コンテナ船はパナマ船籍だが、実質的オーナーは中国の海運会社で、通過時には「チャイナオーナー」と明示していた。

ホルムズ海峡の安全通航必須 トランプ氏と電話、沈静化支持―インド首相

ホルムズ海峡の安全通航必須 トランプ氏と電話、沈静化支持―インド首相

インドのモディ首相は24日、中東情勢を巡りトランプ米大統領と電話で意見を交わしたとX(旧ツイッター)に投稿した。モディ氏はホルムズ海峡について「安全かつ通航しやすいことが全世界にとって必須だ」と開放の重要性を強調した。

「インドは事態沈静化と早期の平和回復を支持する」とも表明。平和と安定に向け、トランプ氏と緊密に連絡を取り合うことで一致したという。

「エネルギー非常事態」宣言 中東情勢悪化で―比

「エネルギー非常事態」宣言 中東情勢悪化で―比

フィリピンのマルコス大統領は24日、中東情勢の悪化に伴う原油価格高騰などを受け、「国家エネルギー非常事態」を宣言する大統領令に署名した。マルコス氏がトップを務める省庁横断の委員会を設置し、エネルギー供給や経済活動の維持に向けた対策を強化する。

政府は大統領令に基づき、燃料や食料、医薬品などの供給を確保するため、石油製品の買いだめや価格操作への対策、公共交通機関への補助金、電気自動車(EV)や再生可能エネルギーの普及促進などを検討する。

動画AI「Sora」提供終了へ 著作権巡る問題も―米オープンAI

動画AI「Sora」提供終了へ 著作権巡る問題も―米オープンAI

米オープンAIは24日、動画生成AI(人工知能)「Sora(ソラ)」のスマートフォンアプリの提供を終了すると発表した。X(旧ツイッター)上で声明を出した。同アプリは昨年9月に提供を開始したばかりだったが、著作権を巡る問題が頻発していた。

ソラは、文章による指示で高精細な短編動画を生成し、公開・共有できるアプリ。動画内に自分や友人を登場させることもできた。だが、提供開始直後から日本のアニメのキャラクターなどが出てくる動画が多数公開され、対応に追われていた。

ソニー・ホンダ、EV開発や発売を中止…今年中に米国納車予定の第1弾EV「アフィーラ1」も

ソニー・ホンダ、EV開発や発売を中止…今年中に米国納車予定の第1弾EV「アフィーラ1」も

ソニーグループとホンダの合弁会社「ソニー・ホンダモビリティ」は25日、電気自動車(EV)の開発や発売を中止すると発表した。2026年中に第1弾のEV「アフィーラ1」を米国で納車する予定だったが、ホンダのEV戦略見直しに伴い、中止を決めた。

ソニー・ホンダは22年に設立。対話型AI(人工知能)やソニーの高い音声技術など、最先端技術を搭載したEVを投入する予定だった。ソニーとホンダは同日、今後の事業の方向性について「協議・検討を行い、なるべく早いタイミングで公表する」とコメントした。

「水素ホテル」が開業 世界初、福島・浪江町に

「水素ホテル」が開業 世界初、福島・浪江町に

「水素タウン構想」を掲げ、世界有数の規模の水素製造拠点も立地する福島県浪江町で25日、主に水素を使って電力などのエネルギーを賄うホテルが開業した。運営する伊達重機(同町)によると、こうしたホテルは世界初という。水素を使う暮らしを身近に体験できる施設としてアピールし、集客を図る考えだ。

ホテルは同社運営の水素ステーションに隣接する一戸建て。ステーションの稼働時はパイプラインを通してホテルの燃料電池や給湯器、グリルに水素が送られる仕組みで、全てのエネルギーを水素で賄う。稼働が止まる夜間は外部から購入した再生可能エネルギー由来の電力を使う。宿泊は1日1組(2人)で、料金は9万7000円。

西武渋谷店、9月末閉店へ そごう・西武、収益力低下

西武渋谷店、9月末閉店へ そごう・西武、収益力低下

百貨店大手のそごう・西武が、西武渋谷店(東京都渋谷区)を今年9月末に閉店する方針を固めたことが25日、分かった。渋谷エリアの再開発を巡り、土地・建物の所有者と賃貸借契約で合意できなかった。西武渋谷店は、周辺の商業施設との競争が激化して収益力が低下していた。

閉店となるのは西武渋谷店の「A館」と「B館」。雑貨店が入居する「ロフト館」と、無印良品が入る「モヴィーダ館」は営業を続ける見通しだが「西武渋谷店」の看板は下ろす。

クローンは無限に作れない マウス58世代目で限界

クローンは無限に作れない マウス58世代目で限界

マウスの体細胞から作ったクローンからさらにクローンを作る「再クローニング」を続けたところ、58世代目で限界を迎えたと、山梨大や放射線影響研究所のチームが24日付で、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。自然交配によるマウスに比べ、クローンは突然変異が多く、代を重ねるにつれて有害な変異が増えていき、生存できない程度まで蓄積したとみられる。

チームは2005年、雌のマウスから採取した体細胞の核を卵子に移植し、クローンマウス29匹を作製。この1世代目から再クローニングを20年間続けた。成功率は26世代目の15・5%まで上昇傾向だったが、その後は低下した。58世代目は0・6%で、生まれた全5匹が翌日死んだ。

大谷翔平、アウト12個のうち11を三振で奪う・打者でも1安打…オープン戦「リアル二刀流」で締めくくり

大谷翔平、アウト12個のうち11を三振で奪う・打者でも1安打…オープン戦「リアル二刀流」で締めくくり

米大リーグは24日、各地でオープン戦最終戦が行われ、ドジャースの大谷はエンゼルス戦に先発投手兼1番指名打者(DH)で出場し、4回0/3を投げて4安打3失点11奪三振、打者では2打数1安打だった。ロッキーズの菅野はタイガース戦に先発し、4回1/3を6安打2失点。レッドソックスの吉田はツインズ戦に3番DHで出場し、二塁打と適時打を放って3打数2安打1打点だった。レギュラーシーズンは25日に開幕する。

ドジャースの大谷が、昨秋のワールドシリーズ第7戦以来となる投打の同時出場「リアル二刀流」で臨んだ。投手としては五回途中までに11三振を奪い、状態の良さをアピールしてオープン戦を締めくくった。