高市自民の議席が「小泉超え」へ 現行制度で「最多」確実 衆院選
高市自民の議席が「小泉超え」へ 現行制度で「最多」確実 衆院選
8日投開票の衆院選で、自民党は2005年の小泉純一郎政権下で実施された「郵政選挙」の296議席を超えることが確実になった。小選挙区比例代表並立制が衆院選で導入された1996年以降で最多となる。
05年の衆院選で、自民は郵政民営化に反対する自民系議員に「刺客」を立て、劇場型選挙に持ち込み大勝した。郵政選挙で誕生した83人の新人議員は「小泉チルドレン」と呼ばれた。
中道、大物候補相次ぎ敗北 安住、小沢、岡田氏ら【2026衆院選】
中道、大物候補相次ぎ敗北 安住、小沢、岡田氏ら【2026衆院選】
衆院選では、中道改革連合の「大物」候補が相次ぎ敗北した。党執行部では、安住淳共同幹事長が宮城4区、馬淵澄夫共同選対委員長が奈良1区で議席を失った。
自民党幹事長や旧民主党代表を歴任した小沢一郎氏(岩手3区)、衆院副議長を務めた玄葉光一郎氏(福島2区)も小選挙区で落選。同じく落選が確実となった元外相の岡田克也氏(三重3区)は、比例代表に重複立候補していない。
自民党も、江藤拓元農林水産相が小選挙区で落選。一方、派閥裏金事件に関与した候補のうち、丸川珠代氏(東京7区)、萩生田光一氏(東京24区)、武田良太氏(福岡11区)らが勝利した。
衆院選投票進む 与党過半数が焦点―深夜に大勢判明【2026衆院選】
衆院選投票進む 与党過半数が焦点―深夜に大勢判明【2026衆院選】
第51回衆院選は8日、全国各地で投票が進んだ。一部を除き午後8時に投票が締め切られ、深夜にも大勢が判明する。
消費税減税などの経済対策や物価高への対応、外国人政策が主な争点で、2025年10月に発足した高市政権に審判が下る。連立与党の自民党、日本維新の会が過半数(233議席)を確保できるかが最大の焦点だ。
期日前投票、最多2701万人 前回の1.29倍―総務省
期日前投票、最多2701万人 前回の1.29倍―総務省【2026衆院選】
総務省は8日、衆院選小選挙区の期日前投票者数が参院選を含めて過去最多の2701万7098人だったと発表した。2024年の前回衆院選の約1.29倍で、全有権者に占める期日前投票者の割合は26.10%に上った。
投開票日の8日に日本列島の広い範囲で大雪が予報されていたことから、7日までに投票を済ませた人が多かったとみられる。
243議席で委員長独占も 310なら再可決可能に
高市早苗首相(自民党総裁)は衆院選の目標を、日本維新の会との与党で定数465の過半数となる233議席と設定した。政権維持に最低限必要な数と言える。これを上回り「安定多数」と呼ばれる243を得ると、17ある常任委員会の委員長ポストを独占できる。大幅に伸び定数の3分の2となる310に達すれば、少数与党の参院で法案を否決されても、衆院で再可決が可能になる。
安定多数は常任委員長ポストを与党が独占した上で、野党と同数以上の委員数を確保できる状況。採決で賛否が同数となった場合は委員長が決めるため、対決法案でも可決できるようになる。

福井、京都、鳥取は「顕著な大雪」 東京都心も積雪5センチ
福井、京都、鳥取は「顕著な大雪」 東京都心も積雪5センチ、交通障害警戒
日本列島は8日、強い冬型の気圧配置の影響で日本海側を中心に雪が降った。福井、京都、鳥取各府県では午前に「顕著な大雪に関する気象情報」が出され、気象庁が大規模な交通障害に警戒を呼び掛けたほか、東京都心など関東南部の平地でも雪が積もった。9日は強い冬型が西から緩む見通しだが、路面の凍結や落雪、雪崩に注意が必要という。
9日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、北陸60センチ、関東甲信50センチ、北海道と東北40センチ、東海と近畿30センチ、中国25センチ、四国15センチ、九州北部10センチ。
金銀銅ラッシュに感動、雪山沸く 日の丸手に声援「おめでとう」
金銀銅ラッシュに感動、雪山沸く 日の丸手に声援「おめでとう」
金、銀、銅のラッシュに雪山の会場が沸いた。ミラノ・コルティナ冬季五輪で7日、日本勢がスノーボードとスキージャンプで相次いでメダルを獲得。「感動した」「おめでとう」。会場で日の丸を手に声援を送った家族や観客は高揚感に包まれ、続く活躍に期待する声が上がった。
スノーボードの男子ビッグエア。ライトに照らされた木村葵来が3回目で逆転の大技を決めて着地すると、観客は小刻みに跳びはねて歓声を送った。木村は表彰式で金メダルを手に「とても重たいです」と満面の笑みを見せた。
120年の歴史途切れさせない 寒中水泳大会復活 千葉・館山
千葉県館山市が昨年で廃止した伝統行事の寒中水泳大会が7日、県立安房高校水泳部OBらによって復活した。極寒の海に入った高校生たち22人は「120年の歴史を途切れさせるな」と、輪になって泳ぎながら気勢を上げた。
館山湾寒中水泳大会は、旧制安房中学(現安房高)水泳部が1902年から行っていたとされる寒稽古(けいこ)が起源。2025年1月18日開催の第78回大会には15~73歳の162人が参加した。だが、主催してきた市などは悪天候による中止リスクの高さや、会場に配置する職員数の逼迫(ひっぱく)などを理由に同大会を最後に廃止を決めた。
これに対し、同高水泳部OBで県水泳連盟会長の加藤宗人さん(68)らが現役水泳部員とOBによる寒中水泳大会を企画。参加者への健康チェックなど安全面に配慮したうえで、大会名称も「安房鏡ケ浦寒中水泳」と改め、実施に踏み切った。

