2026年1月14日 今日の出来事

皇居で歌会始、題は「明」 陛下、新年の平安祈り

皇居で歌会始、題は「明」 陛下、新年の平安祈り

新春恒例の「歌会始の儀」が14日、皇居・宮殿「松の間」で開かれた。題は「明」で、天皇、皇后両陛下や皇族、一般の入選者10人の歌が独特の節回しで披露された。天皇陛下は、新たな年の平安を祈った時の気持ちを詠まれた。昨年9月に成年式を終えた秋篠宮家の長男悠仁さまは初めて出席した。

陛下の歌は「天空にかがやく明星眺めつつ新たなる年の平安祈る」。元日の夜明け前から臨む宮中祭祀の際、冬空に輝く金星の美しさに思いを込めた。

皇后さまは「メダル掛け笑顔明るき選手らに手話で伝へる祝ひのことば」。昨年11月に開かれた聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」で水泳競技を観戦し、メダリストに手話で「おめでとう」と伝えた喜びを詠んだ。

両陛下の長女愛子さまは「日本語を学ぶラオスの子どもらの明るき声は教室に満つ」。初の海外公式訪問として昨年11月に訪れたラオスでの交流を思い返した。

悠仁さまが寄せた歌は「薄明かり黄昏とんぼは橋のうへ青くつきりと俊敏に飛ぶ」。幼少期から関心を持つトンボの思い出を込めた。

日韓首脳、法隆寺を視察 交流の歴史振り返る

日韓首脳、法隆寺を視察 交流の歴史振り返る

高市早苗首相と韓国の李在明大統領は14日午前、奈良県斑鳩町にある法隆寺を共に視察した。法隆寺の建築様式や収蔵品には朝鮮半島からの強い影響がみられ、両首脳は長い交流の歴史を振り返り、信頼関係の構築を図った。

両首脳は古谷正覚管長から説明を受けながら、約1時間かけていずれも国宝の中門や五重塔、金堂などを回った。釈迦(しゃか)三尊像や百済観音像、玉虫厨子なども拝観した。話し掛けた首相に李氏が笑顔で応じるなど、終始和やかな雰囲気だった。

李氏が韓国製ドラム贈呈 高市氏は「登山用時計」

李氏が韓国製ドラム贈呈 高市氏は「登山用時計」

韓国大統領府は14日、李在明大統領が13日に高市早苗首相と会談した後、韓国製のドラムやスティックをプレゼントしたと発表した。高市氏は、学生時代にヘビーメタルのバンドでドラムを担当していたことで知られる。

高市氏は、李氏の趣味の登山で役立つように、太陽光充電や方位測定機能などを備えたカシオ製腕時計を贈った。互いの趣味に配慮した「お土産」の交換で、日韓首脳の親密さをアピールした形だ。大統領夫人の金恵景さんには、奈良県にある老舗の筆メーカーの化粧筆を贈呈した。

日韓首脳のドラムセッション動画公開 高市首相、李大統領を絶賛

日韓首脳のドラムセッション動画公開 高市首相、李大統領を絶賛

首相官邸は14日、公式X(旧ツイッター)で、高市早苗首相と韓国の李在明大統領が13日に奈良市で行ったドラムセッションの動画を公開した。韓国の音楽グループ「BTS」の「Dynamite」や、アニメ映画「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」の「Golden」といった人気曲に合わせてドラムをたたいた。

李氏が「リズムを合わせるって大変ですね」と話すと、首相は「できていました。すごいですよ」と絶賛した。首相は学生時代にヘビーメタルのバンドでドラムを担当。昨年の首脳会談時に「ドラムをたたくのが夢」と話していた李氏をもてなした。

高市首相、衆院解散伝達へ 与党幹部と会談、23日国会冒頭―来月8日投開票有力

高市首相、衆院解散伝達へ 与党幹部と会談、23日国会冒頭―来月8日投開票有力

高市早苗首相(自民党総裁)は14日、日本維新の会の吉村洋文代表と首相官邸で会談する。23日召集の通常国会冒頭で衆院を解散する意向を伝える方向で調整。自民幹部にも14日中に伝達する見通しだ。複数の自民関係者によると、衆院選の日程は「1月27日公示、2月8日投開票」が有力。解散から16日後の投開票は戦後最短になる。

国会召集日の「冒頭解散」は5回目で、1月の衆院解散は1990年以来36年ぶり。参院で与党が過半数を割り込む中、首相は高い内閣支持率を追い風に衆院選に勝利し、政権基盤を強化しつつ「直近の民意」を得て政策の推進力を高めたい考えだ。

伊首相、15日から日韓訪問 防衛、経済安保で協力深化

伊首相、15日から日韓訪問 防衛、経済安保で協力深化

イタリアのメローニ首相が15~19日の日程で、日本と韓国を訪問する。イタリアはインド太平洋地域への関与を近年重視しており、日韓両国との防衛や経済安全保障での連携強化が主な目的。中国の海洋進出も踏まえ、軍事技術や半導体のサプライチェーン(供給網)構築での協力関係を深化させたい考えだ。

メローニ氏と高市早苗首相はそれぞれ両国で初の女性首相。保守政治家として類似点があるとされ、個人的な信頼関係づくりにも注目が集まる。

東京株、初の5万4000円台 「高市トレード」で、債券・円は売り

東京株、初の5万4000円台 「高市トレード」で、債券・円は売り

14日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比792円07銭高の5万4341円23銭と大幅に続伸して終わった。高市早苗首相が通常国会冒頭で衆院を解散するとの見方が広がる中、衆院選で自民党が議席数を増やし、政策の推進力が強まると期待した「高市トレード」が継続。日経平均は史上最高値を2日連続で更新した。

為替の円安進行も追い風となり、プライム銘柄の7割超が値上がり。特に半導体関連銘柄の上昇が目立った。ただ、「連日の急騰で過熱感は強まっている」(大手証券)といい、午後に入ると利益確定の売りも出た。

円相場、159円14~17銭 14日午後5時現在

円相場、159円14~17銭 14日午後5時現在

14日の東京外国為替市場の円相場は、午後5時現在1ドル=159円14~17銭と、前日(158円95~95銭)に比べ19銭の円安・ドル高となった。

米国よりデンマーク選ぶ グリーンランド首相、「結束」強調

水道基本料、今年も無償に 夏の4カ月分検討―東京都

水道基本料、今年も無償に 夏の4カ月分検討―東京都

東京都は14日、物価高対策の一環で、一般家庭を対象に今年夏の水道基本料金を無償にする方向で検討に入った。実施期間は4カ月間で調整。光熱水費の負担を軽減する一方、エアコンの使用を促して熱中症予防につなげる狙いがある。関連経費を2026年度当初予算案に盛り込む。

都は昨年、夏場に限った臨時的な措置として、全家庭で4カ月分の基本料金を無償化。使用量に応じて支払う従量料金は対象外で、負担軽減額は1世帯当たり計5000円程度だった。物価高が続く中、都は今年の夏も猛暑が見込まれるとして、昨年と同様に基本料金を無料にする方針だ。

月内にも中部電に立ち入り検査 浜岡原発データ不正問題―規制委

月内にも中部電に立ち入り検査 浜岡原発データ不正問題―規制委

中部電力浜岡原発(静岡県)の地震想定に関するデータ不正問題で、原子力規制委員会は14日、原子炉等規制法に基づく「報告徴収命令」や、事務局の原子力規制庁による立ち入り検査の実施を決めた。同原発再稼働に向けた適合性審査の停止も正式に了承。他の電力会社に対しては、審査書類を適切な管理体制の下で作成するよう注意喚起した。

規制委の山中伸介委員長は定例記者会見で「深刻度が大きいので徹底的な事実確認をやってもらう。簡単な検査になるとは思っていない」と強調。検査には数カ月から年単位の期間が必要との見通しを示した。

東宝、純利益が過去最高 「国宝」「鬼滅」効果で―25年3~11月期

東宝、純利益が過去最高 「国宝」「鬼滅」効果で―25年3~11月期

東宝が14日発表した2025年3~11月期連結決算は、純利益が前年同期比36.5%増の465億円となった。同期としては最高益を更新。劇場映画の「国宝」やアニメ「鬼滅の刃」などヒット作の公開が相次ぎ、25年はグループの国内年間興行収入が過去最高となったことが業績を押し上げた。

「国宝」は歌舞伎俳優の激動の半生を描く内容で、25年6月に公開。11月には日本の実写映画としての興行収入記録を22年ぶりに塗り替えた。7月公開の「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」は全世界での累計興行収入が日本映画で初めて1000億円を突破した。

芥川賞に鳥山まことさん、畠山丑雄さん 直木賞に嶋津輝さん

芥川賞に鳥山まことさん、畠山丑雄さん 直木賞に嶋津輝さん

第174回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が14日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれた。

芥川賞には鳥山まことさん(33)の「時の家」(群像8月号)、畠山丑雄(はたけやま・うしお)さん(33)の「叫び」(新潮12月号)が選ばれた。

直木賞には嶋津輝(しまづ・てる)さん(56)の「カフェーの帰り道」(東京創元社)が選ばれた。

米国よりデンマーク選ぶ グリーンランド首相、「結束」強調

トランプ米大統領が領有を主張するデンマーク領グリーンランドのニールセン自治政府首相は13日、グリーンランドが米国領となるよりデンマークの一部でいることを望むと述べた。軍事行動を含む強硬策を振りかざして圧力を強めるトランプ氏を前に、本国との「結束」を強調した形だ。

ロイター通信によると、コペンハーゲンで行われたフレデリクセン・デンマーク首相との共同記者会見で表明。ニールセン氏は「われわれは地政学的危機に直面している」と語り、「今ここで米国とデンマークのどちらかを選ばねばならないなら、デンマークを選ぶ」と強調した。