2025年12月29日 今日の出来事

寒波襲来 大雪・ふぶき・厳寒 冬の嵐 Uターンに影響のおそれ

【動画解説】寒波襲来 大雪・ふぶき・厳寒 冬の嵐 Uターンに影響のおそれ

きょう(月)は全国的に寒さが和らぎましたが、あす(火)の最高気温は関東から西で15℃以上の所が続出して季節外れの暖かさになりそうです。

ただ、この高温は束の間で、寒さが戻ってきます。あす(火)は次第に寒気が流れ込み、強弱を繰り返しながら居座りそうです。年末年始の寒気のピークの1回目は31日(大晦日)から1月1日(元日)にかけてで北日本を中心に、2回目は2日(金)から3日(土)にかけてで西回りに強烈な寒気が流れ込む見通しです。

成田空港で出国ラッシュ続く 年末年始ほぼ前年並み、早朝から混雑

成田空港で出国ラッシュ続く 年末年始ほぼ前年並み、早朝から混雑

成田空港では、年末年始を海外で過ごす人たちの出国ラッシュが29日も続いた。国際線出発ロビーでは、早朝から大きな荷物を抱えた人たちで混雑した。

成田国際空港会社(NAA)の推計では、26日~2026年1月4日の出国者は、ほぼ前年並みの50万8400人。12月29日はピークの28日よりやや少ない5万1800人が出国するとみられる。

「反高市」存在感薄く 派閥解散、高支持率で沈黙…自民

「反高市」存在感薄く 派閥解散、高支持率で沈黙―自民

自民党内で高市早苗首相に批判的な議員の存在感が希薄だ。首相への直言をいとわないのは石破茂前首相くらいで、保守的な立場の首相と距離のある「リベラル派」などはそろって沈黙。派閥の解散がこうした勢力の結集を妨げ、高い内閣支持率を背景に「物言えない空気」が広がる。

「国家のためにいい仕事をしてもらうためには、言うべきことを与党の中から言わないといけない」。石破氏は22日に公開されたユーチューブ番組で、引き続き物申していく姿勢を強調した。

しかし、石破氏に続く動きは表立って見られない。リベラル勢力と位置付けられる旧岸田派を率いた岸田文雄元首相は首相の要請を受け、党の総裁直属機関「日本成長戦略本部」本部長に就任。首相を支える立場を明確にした。

中国軍が台湾包囲演習 日米に反発、実弾射撃も

中国軍が台湾包囲演習 日米に反発、実弾射撃も

中国軍は29日、台湾を取り囲む形で演習を始めた。期間は不明だが、30日も実施すると明らかにしている。「台湾独立勢力と外部の介入勢力に対する強い警告」と主張しており、米国の台湾支援に反発する意思を表すだけでなく、高市早苗首相の台湾有事発言を意識している可能性がある。台湾包囲の演習は今年4月以来。

演習名は「正義使命―2025」で、陸海空軍と、核ミサイルを扱うロケット軍が参加。国営中央テレビによると、中国軍の艦艇は29日午前、台湾本島の南西部、北部、東部の沖合で実弾射撃訓練を行った。制海権、制空権の奪取や港湾封鎖などの能力が確認できたとしている。

中国軍東部戦区が29日に公表した実弾射撃演習を行う区域を示した図

北朝鮮、長距離巡航ミサイル発射 28日に、正恩氏参観

北朝鮮、長距離巡航ミサイル発射 28日に、正恩氏参観

北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、黄海で28日に「長距離戦略巡航ミサイル」の発射訓練が行われたと伝えた。金正恩朝鮮労働党総書記が訓練を参観し、「戦略的反撃能力の絶対的な信頼性と戦闘力に対する実践的な検証であり、明確な誇示になる」と主張した。

ミサイルは2発発射された。約2時間50分の間、黄海上に設定された軌道に沿って飛行し、標的に命中。

ロシアからの訪日客が倍増 欧州よりビザ取得容易、反感薄く

ロシアからの訪日客が倍増 欧州よりビザ取得容易、反感薄く

ロシアからの訪日客が今年11月までの累計で、昨年比で倍増して約18万6千人となり、年間総数の過去最多を記録した。ウクライナ侵攻後にビザ取得を厳格化した欧州と比べ取得が容易で、日本国内の反ロシア感情が希薄なことが背景にある。