- コメ価格、5キロ平均4285円 2週連続で過去最高を更新
- 備蓄米、入札の半額に 店頭5キロ2000円へ…大手小売りと30万トン随意契約
- マヨネーズ値上げ 鶏卵高騰で9月から…キユーピー
- 「柿の種」「ハッピーターン」 コメ高騰などで値上げ
- 夕張メロン2玉100万円で落札 札幌市の中央卸売市場で初競り
- 大の里の横綱昇進確定 横審満場一致の「文句なし」にかかる期待
- 身元不明の戦没者の368柱を納骨 東京・千鳥ケ淵で拝礼式
- 学校で「セクハラ感じた」517人 小学生は前年度の2.3倍 千葉
- 豪拠点港の買い戻しに反対 中国大使「倫理的に疑問」
- 中国、対米でよみがえる毛沢東 「持久戦論」に再び脚光
- “人間よりもAI”にお悩み相談する人が増加中。専門家が明かす、AIに頼りすぎる危険性
コメ価格、5キロ平均4285円 2週連続で過去最高を更新
農林水産省は26日、5月12~18日に全国のスーパーで販売されたコメ5キロ当たりの平均価格(税込み)が4285円だったと発表した。前年同期比で2165円高く、前週比でも17円高かった。2週連続で過去最高値を更新した。
コメを巡っては、政府備蓄米を放出しているが、価格は前年の約2倍で高止まりしている。
備蓄米、入札の半額に 店頭5キロ2000円へ…大手小売りと30万トン随意契約
備蓄米、入札の半額に 店頭5キロ2000円へ―大手小売りと30万トン随意契約
農林水産省は26日、高騰したコメの価格を引き下げるため、随意契約を通じて政府備蓄米30万トンを競争入札時の半額程度で売り渡すと公表した。大手小売業者を対象に、契約申請の受け付けを同日開始。早ければ6月初めに5キロ当たり税別2000円程度で店頭に並ぶと見込んでいる。
政府は備蓄米の店頭価格を引き下げるため、高い値段を提示した業者に売り渡す競争入札から、国が価格を決める随意契約に変更した。入札と違って集荷業者や卸売業者を経由せず、小売業者に直接売り渡すため、価格に上乗せされる経費や利益を抑えられる。
マヨネーズ値上げ 鶏卵高騰で9月から…キユーピー
キユーピーは26日、家庭用のマヨネーズやドレッシングなど計66品目について、9月1日出荷分から値上げすると発表した。マヨネーズは、代表的な「キユーピー マヨネーズ」(450グラム、参考小売価格)で520円から559円に7.5%引き上げる。鶏卵などの原材料価格の高騰や人件費の上昇などを反映させた。
マヨネーズ類は30品目、ドレッシング類は180ミリリットル入りの全27品目が対象。「キユーピー 深煎りごまドレッシング」は293円から314円に引き上げる。このほか、コメの高騰で介護食など52品目も10月1日出荷分から値上げし、計118品目の値上げ幅は約4~18%となる。
「柿の種」「ハッピーターン」 コメ高騰などで値上げ
亀田製菓は26日、主力の「亀田の柿の種」など米菓28品目について7月1日納品分から順次値上げしたり、内容量を減らしたりすると発表した。店頭の想定値上げ率は4~23%程度。コメなどの原材料価格や物流費の高騰が要因としている。
夕張メロン2玉100万円で落札 札幌市の中央卸売市場で初競り
夕張メロン2玉100万円で落札 札幌市の中央卸売市場で初競り
北海道夕張市の特産品「夕張メロン」の初競りが26日、札幌市の中央卸売市場で開催され、土産物店などを運営する「サンウロコ鱗商会」(小樽市)が最高値の2玉100万円で落札した。過去最高は2019年の2玉500万円。
同社は落札したメロンを、今週末まで小樽市内の店頭に飾り、カットして販売する。柏崎慎太郎取締役(30)は「香りや口どけの良さを楽しんでほしい」と笑顔で語った。
大の里の横綱昇進確定 横審満場一致の「文句なし」にかかる期待
大の里の横綱昇進確定 横審満場一致の「文句なし」にかかる期待
大相撲夏場所で2場所連続4回目の優勝を果たした大関・大の里。26日の横綱審議委員会(横審)で横綱への推薦が満場一致で決まり、昇進が確定した。
2連覇での横綱昇進は13年ぶりとなる。
身元不明の戦没者の368柱を納骨 東京・千鳥ケ淵で拝礼式
第二次世界大戦中に海外で亡くなった身元不明の戦没者を慰霊する、国の拝礼式が26日、千鳥ケ淵戦没者墓苑(東京都千代田区)で開かれた。硫黄島やロシアなどで収容され、身元が分からず遺族に引き渡せない遺骨368柱が新たに納められ、これまでに納骨された戦没者は37万1008柱となった。
主催する厚生労働省によると、戦没者の遺骨は推計で約112万柱が収容できていない。
学校で「セクハラ感じた」517人 小学生は前年度の2.3倍 千葉
学校で「セクハラ感じた」517人 小学生は前年度の2.3倍 千葉
千葉県教育委員会は26日、県内の公立小中学校、高校、特別支援学校計1112校(千葉市立校を除く)の児童・生徒を対象にした、2024年度のセクシュアルハラスメント(セクハラ)と体罰の調査結果を公表した。教職員の言動をセクハラと感じたのは517人(前年度比3割増)で、調査開始以来3番目に多かった。
県教委は、セクハラと感じた児童・生徒が増えた要因について、「児童らのセクハラに対する意識が高まったが、教職員の意識改革のスピードが児童・生徒に追いついていない」と分析した。
豪拠点港の買い戻しに反対 中国大使「倫理的に疑問」
準州当局は2015年、ダーウィン港を中国企業「嵐橋集団(ランドブリッジ)」に99年間リースする契約を締結した。しかし、今年2月に中国海軍艦艇が豪東部沖で実弾射撃訓練を行ったことを受け、アルバニージー首相は4月に「港を豪州の手に戻すべきだ」との考えを示した。豪政府は、自国企業による買収を模索し、買い手が付かない場合は直接介入する構えだ。
これに対し肖氏は「リース契約は豪国内法に基づく入札で決定した」として、貸与を継続するべきだと主張。「嵐橋集団は過去10年間で港湾の収支を赤字から黒字に転換させ、地元経済に貢献してきた。この経営を奨励すべきで、罰を与えるべきではない」と訴えた。
中国、対米でよみがえる毛沢東 「持久戦論」に再び脚光
米中貿易戦争が長期化の様相を呈する中、中国で建国の父、毛沢東の言葉や論文「持久戦論」が脚光を浴びている。トランプ米政権は今月、対中追加関税を大幅に引き下げたが、緊張緩和は一時的との見方が強い。習近平政権には、英雄視される毛の教えを利用して愛国心をあおり、求心力を維持する狙いがありそうだ。
「米国は張り子の虎だ。はったりを信じるな。突けば穴が開く」。中国外務省の報道官は4月11日、X(旧ツイッター)に毛の1960年代の言葉を英語で投稿。その前日には、毛が50年代の朝鮮戦争時に米国への「完全勝利」を目指して戦うよう訴えた演説の動画を上げた。北京市共産党委員会の機関紙、北京日報(電子版)は先月28日、「今こそ持久戦論を読み返そう」と題した論評を掲載した。
“人間よりもAI”にお悩み相談する人が増加中。専門家が明かす、AIに頼りすぎる危険性
“人間よりもAI”にお悩み相談する人が増加中。専門家が明かす、AIに頼りすぎる危険性
忙しいビジネスパーソンの間で広がるAI活用。時間のかかる資料づくりや、取引先へのメール作成といった業務を、ChatGPTなどのAIに任せる人が増えている。なかには、仕事の悩みや愚痴まで、AIに話す人もいるという。
「AIに悩みを話すこと」は、本当に大丈夫なのか? 頼りすぎると、メンタルや考え方に悪影響を及ぼす可能性もあるのではないか。