2025年5月19日 今日の出来事

石破内閣の支持率31%で3か月連続の発足以降最低、不支持率は56%…読売世論調査

石破内閣の支持率31%で3か月連続の発足以降最低、不支持率は56%…読売世論調査

読売新聞社は16~18日に全国世論調査を実施した。石破内閣の支持率は31%と3月、4月調査と同じで、3か月連続で内閣発足以降最低となった。不支持率は56%(4月調査54%)だった。

内閣を支持しない理由は、「政策に期待できない」が38%で最も多く、「首相に指導力がない」が20%などと続いた。支持する理由は、「他によい人がいない」が45%、「自民党中心の政権だから」が19%などの順だった。

政党支持率は、自民党が25%(前回28%)、国民民主党が11%(同13%)、立憲民主党が6%(同6%)、れいわ新選組が4%(同3%)、日本維新の会が2%(同2%)、公明党が2%(同3%)、共産党が1%(同2%)、日本保守党が1%(同1%)、参政党が1%(同1%)などの順。無党派層は41%(同37%)。

消費減税・廃止すべき73% コメ高騰対応、不十分87%…共同通信

消費減税・廃止すべき73% コメ高騰対応、不十分87%

共同通信社が17、18両日に実施した全国電話世論調査で、物価高対策として消費税の在り方を聞いたところ、減税や廃止を求める回答は計73・2%となった。コメ価格高騰への政府対応に関して87・1%が「不十分だ」と回答。米政権の高関税政策に見直しを求める対米交渉に「期待できない」との回答は74・3%に上った。

石破内閣の支持率は前回4月の調査から5・2ポイント減り27・4%。発足から最低となった3月調査の27・6%を更新した。不支持率は55・1%。

コメ価格、5キロ平均4268円 再び値上がり 5~11日

コメ価格、5キロ平均4268円 再び値上がり 5~11日

農林水産省は19日、5月5~11日に全国のスーパーで販売されたコメ5キロ当たりの平均価格(税込み)が4268円だったと発表した。前年同期比で2160円高かった。前週比では54円高かった。スーパーのコメ価格は前週、18週ぶりに値下がりしたが、再び値上がりに転じた。

「コメ買ったことない」 江藤農水相が発言、批判受け修正

「コメ買ったことない」 江藤農水相が発言、批判受け修正

江藤拓農林水産相が18日に佐賀市内で行った講演で、「コメは買ったことがない」と発言していたことが19日、分かった。店頭価格の高騰が続く中、江藤氏は同日、「配慮が足りなかった」と述べ、「定期的にお米は買っている」と釈明した。農水省内で記者団に答えた。同日の参院決算委員会では野党から批判が集中し、「コメを買ったことがないと言ったのは間違い」と発言を修正した。立憲民主党の羽田次郎氏への答弁。

江藤氏は記者団に、「玄米で買ってほしいことを強調したいがあまり、私の実態と違うような言い方をし、お騒がせしてしまったことは大変遺憾」と述べた。その上で、「売るほどあると言ったのは言い過ぎだった」と弁明した。

奄美が梅雨入り 気象庁

奄美が梅雨入り 気象庁

気象庁は19日、鹿児島県・奄美地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より7日遅く、昨年より2日早い。

奄美には梅雨前線が20日にかけて停滞し、暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が非常に不安定になる見込み。突風や落雷、急な強い雨に注意が必要という。

倒壊空き家、放置の懸念 所有者不明80件超…能登被災地、対応に苦慮

倒壊空き家、放置の懸念 所有者不明80件超―能登被災地、対応に苦慮

能登半島地震の被災地で、持ち主を特定できないために解体できない空き家に自治体が手を焼いている。こうした所有者不明の物件は把握されているだけで80件を超す。自治体は裁判所の許可の下で解体を行える新制度の活用を模索するが、その数はさらに増えるとみられ、多くの倒壊家屋が放置されたままになる懸念もある。

奈良の唐招提寺で伝統うちわまき 参拝客が「宝扇」取り合い

奈良の唐招提寺で伝統うちわまき 参拝客が「宝扇」取り合い

奈良市の唐招提寺で19日、伝統行事「うちわまき」で知られる「梵網会」が開かれた。国宝の鼓楼から宝扇と呼ばれるハート形のうちわ約300本が次々と投げられ、地上で待ち構えた参拝客が手を伸ばして取り合った。

うちわまきは鎌倉時代の同寺中興の祖・覚盛上人の命日にちなみ開催されている。上人が、蚊をたたこうとした弟子に対して「血を吸わせるのも修行のうち」と無駄な殺生を戒めた故事にちなみ、死後は蚊を追い払えるように上人の仏前にうちわを供えたのが始まりとされる。

スマホで注文→自律走行ロボットが自宅へ配送 セブンが実証開始

スマホで注文→自律走行ロボットが自宅へ配送 セブンが実証開始

セブン―イレブン・ジャパンは19日、宅配サービス「7NOW(セブンナウ)」で注文した商品を車両型の自律走行ロボットで配送する実証実験を始める。少子高齢化や配送員の不足などに対応する狙い。東京都八王子市の「八王子南大沢店」と「南大沢駅前店」に2台ずつ導入して2026年2月まで検証したうえで、全国の店舗での実用化を目指す。

専用アプリで注文時にロボット配送を選ぶと、箱型の荷台に四つの車輪が付いたロボットが公道を時速6キロで自律走行し、玄関やマンションの1階エントランスまで運んでくれる。到着はショートメッセージサービス(SMS)で通知され、アプリのQRコードをロボットにかざすと荷台のドアが開き、商品を取り出せる。

侵攻終結には「成果」必要 ウクライナ即時停戦に難色…ロ大統領

侵攻終結には「成果」必要 ウクライナ即時停戦に難色―ロ大統領

ロシアのプーチン大統領は18日放送の国営テレビのインタビューで、ウクライナ侵攻を終わらせるには、望ましい「成果」が必要だと述べた。ウクライナの非軍事化を念頭に、「根本原因の除去」を伴わなければならないと改めて強調。ロシアにとっての永続的な平和を追求し、西側諸国などが要求する即時停戦に難色を示した格好だ。