米ウクライナ首脳会談決裂 対ロで平行線、合意文書署名中止…「無礼」とトランプ氏、激しい口論
米ウクライナ首脳会談決裂 対ロで平行線、合意文書署名中止―「無礼」とトランプ氏、激しい口論
トランプ米大統領は2月28日、ホワイトハウスでウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。ロシアのウクライナ侵攻終結を巡り、互いの主張は平行線をたどり、激しい口論の末、会談が決裂。予定していたウクライナの鉱物資源の権益に関する合意文書への署名は中止となり、トランプ氏が目指すウクライナでの停戦実現は遠のきそうだ。
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日本と「新たな章開く」 韓国大統領代行、独立運動記念日に
日本の植民地支配に抵抗した1919年の「三・一独立運動」記念式典が1日、ソウルで開かれ、弾劾訴追された尹錫悦大統領の権限を代行する崔相穆経済副首相兼企画財政相が演説した。崔氏は今年が日韓国交正常化から60年の節目であることに触れ、「共に過去の傷を癒やし韓日関係の新たな章を開いていくことを期待する」と述べた。
対日関係改善を図った尹政権の基調を踏襲し、日本への批判や要求は避けた形だ。崔氏は「今のような厳しい国際情勢に効果的に対応するためには韓日間の協力が必ず必要だ」と訴えた。
国際秩序、再構築の途上 日本、アフリカへ関与を…南ア専門家
南アフリカ・ケープタウン大学のハルーン・ボーラット教授は27日、時事通信のインタビューに応じ、米国が国際協調に背を向ける姿勢を鮮明にする中、世界秩序が再構築されつつあるとの見解を示した。再構築の一環として、日本に対してアフリカへの関与拡大を促した。ボーラット氏は南ア大統領経済諮問委員会メンバー。
トランプ米政権は、南アで2月に開催された20カ国・地域(G20)外相会合と財務相・中央銀行総裁会議に閣僚を派遣しなかった。「米国第一」を掲げ、対外援助の大幅削減を決めたほか、貿易相手国に高関税の「脅し」をかけている。
日本は今年8月、横浜で第9回アフリカ開発会議(TICAD)を開催する。ボーラット氏は「TICADは新たなバランス構築の一環だ」と期待感を表明。その上で、アフリカで存在感を高める中国に加え、「日本が(中国と)同様の役割を担うことができる。日本には大きなビジネスチャンスがある」と強調した。
東京23区西部も積雪か 3~4日、交通障害注意…気象庁
気象庁は1日、関東甲信と静岡県東部では3日から前線と低気圧の影響で雨や雪が降ると発表した。4日にかけては、神奈川県の山地と東京都多摩地方のほか、23区西部の一部でも積雪が予想される。
同庁は交通の障害や路面の凍結に注意するよう呼び掛けている。
みのもんたさん死去 80歳 元文化放送アナ 「珍プレー好プレー」
みのもんたさん死去 80歳 元文化放送アナ 「珍プレー好プレー」
元文化放送アナウンサーで、テレビ番組「午後は○○おもいッきりテレビ」「みのもんたの朝ズバッ!」などの司会者として軽妙なしゃべりが人気だったみのもんた(本名・御法川法男=みのりかわ・のりお)さんが1日死去した。80歳。
東京都出身。立教大卒。大学では、アナウンサーの土居まさるさんや徳光和夫さんが先輩にあたる放送研究会に所属した。1967年に文化放送入社。深夜番組「セイ!ヤング」の初代DJに抜てきされ、人気を確立した。79年に退社後はフリーで活動。80年代にはフジテレビ「プロ野球ニュース」で主に週末のキャスターを担当。同局の番組「プロ野球珍プレー好プレー大賞」では、選手の映像に合わせて笑いを誘うナレーションが評判を得た。
東大寺お水取り、いよいよ本行 「練行衆」が二月堂の宿所入り
東大寺二月堂(奈良市)で1日未明から始まる修二会(しゅにえ)(お水取り)の本行を前に、境内で心身を清める前行を続けてきた「練行衆(れんぎょうしゅう)」が2月28日、約2週間の本行中に寝起きする二月堂下の参籠宿所(さんろうしゅくしょ)に入った。
練行衆は午後3時半ごろに宿所に到着。橋村公英別当らが出迎える中、戒を授ける和上の上司(かみつかさ)永照・持宝院住職を先頭に次々と宿所に入った。夕方にはたいまつに照らされる中、二月堂と練行衆を清める「大中臣祓(おおなかとみのはらえ)」があった。