強い冬型、広く大雪の恐れ 西日本の平地でも積もるか
強い冬型の気圧配置の影響で、10日ごろにかけて北日本から西日本の広い範囲で大雪になる恐れがあるとして、気象庁は7日、交通障害やなだれに警戒するよう呼びかけた。雪を伴った非常に強い風が吹く所もあり、寒気が予想より強まれば、暴風雪や警報級の大雪となる可能性がある。
中国、四国、九州北部の平地でも雪が積もる恐れがある。また、年末年始の大雪で青森県は積雪が平年の2倍以上となっている地域もあり、改めて注意が必要だ。気象庁によると、8日から10日ごろにかけて北日本の上空約5500メートルに氷点下40度以下、東日本には氷点下30度以下の強い寒気が流れ込む見込み。
新型弾道ミサイル試射成功と発表 「音速の12倍で飛行」…北朝鮮
新型弾道ミサイル試射成功と発表 「音速の12倍で飛行」―北朝鮮
朝鮮中央通信は7日、北朝鮮のミサイル総局が6日に「新型極超音速中距離弾道ミサイル」の試射に成功したと報じた。ミサイルの弾頭部は音速の12倍に達する速度で飛行し、1500キロ先の目標水域に正確に着弾したと主張している。
金正恩朝鮮労働党総書記はモニターで試射を見届け、「いかなる防御の障壁も効果的に突破し、相手に甚大な軍事的打撃を与えることができる」と成果を誇示。「国家の安全に影響を与え得る太平洋地域の敵をけん制することになる」と強調した。
チベットでM6.8の地震、95人死亡 習主席、全力救援を指示…中国
チベットでM6.8の地震、95人死亡 習主席、全力救援を指示―中国
中国地震局によると、チベット自治区南部シガツェで7日午前9時5分(日本時間同10時5分)ごろ、マグニチュード(M)6.8の地震を観測した。震源はティンリ県付近で、震源の深さは約10キロ。新華社通信によると、現地では多くの建物が倒壊し、死者95人、負傷者130人が確認されている。
震源は、チベット自治区の区都ラサから約400キロ離れた海抜4000メートルを超える高山地帯。ネパールとの国境に近く、中国中央テレビによると、ネパールの首都カトマンズでも揺れが感じられた。
中国、呼吸器感染症が拡大 インドでも確認、ベトナムは注視
中国で呼吸器感染症の一つ、ヒトメタニューモウイルス感染症が拡大していると中国メディアが6日までに伝えた。インドやインドネシアも6日、自国での感染者確認を発表。中国の隣国、ベトナムの当局は状況を注視していると表明し、監視を強化している。
中国疾病予防コントロールセンターによると、ヒトメタニューモウイルス感染症は昨年11月から拡大傾向にある。当初は北部で流行し、南部でも患者が増加している。
交通事故死、2年ぶり減 昨年、過去3番目の少なさ…警察庁
2024年に全国で起きた交通事故による死者数は前年比15人(0.6%)減の2663人だったことが7日、警察庁のまとめで分かった。減少は2年ぶりで、統計が残る1948年以降で3番目に少なかった。
都道府県別の死者数は、東京が146人で4年ぶりに全国最多となり、愛知の141人、千葉の131人と続いた。最少は島根の9人で、次いで鳥取が15人、高知が21人だった。事故発生件数(速報値)は29万792件で、前年より1万7138件減った。
「ラーメン店」倒産、前年比3割超の急増 過去最多を大幅更新 ラーメン店の3割が「赤字」経営、原材料コスト高が痛手
「ラーメン店」倒産、前年比3割超の急増 過去最多を大幅更新 ラーメン店の3割が「赤字」経営、原材料コスト高が痛手
2024年に発生した「ラーメン店」経営事業者の倒産(負債1000万円以上、法的整理)は72件にのぼった。前年(53件)に比べて19件・3割超の急増となり、過去最多を大幅に更新した。人件費や電気代、原材料コストなどが高騰する一方、「ラーメン1杯=千円の壁」に代表される価格転嫁の難しさで板挟みとなり、閉店を余儀なくされたケースが多くみられた。