ロシア領攻撃を批判 ウクライナ「見捨てない」…トランプ氏
トランプ次期米大統領は12日公表のタイム誌のインタビューで、ウクライナによるロシア領内への攻撃に触れ、戦争をエスカレートさせる「愚かな決断」であり「強く反対する」と批判した。一方、ウクライナを見捨てるのかと問われると「(停戦)合意に達する唯一の方法は見捨てないことだ」とも述べた。
米国がイランと戦争する可能性についても尋ねられたが、「何が起きてもおかしくない。非常に不安定な状況だ」と話すにとどめた。
トランプ氏と15日に面会 安倍昭恵さん、米南部州で
米CNNテレビは12日、故安倍晋三元首相の妻昭恵さんが15日にトランプ次期米大統領と南部フロリダ州の私邸マールアラーゴで会う予定だと報じた。夕食を共にし、妻メラニアさんも同席する見通しだとも伝えた。
安倍氏は2016年米大統領選でトランプ氏が当選した後、外国首脳として最初に会談し、良好な関係を築いた。CNNによると、トランプ氏は安倍氏が22年7月に銃撃され死亡した後も、昭恵さんに電話して近況を尋ねることがあるという。
石破茂首相は11月に南米を訪問した際、帰国途中にトランプ氏との対面会談を模索したが実現しなかった。
ノーベル平和賞メダル「重たかった」 被団協代表委員が帰国会見…長崎
ノーベル平和賞メダル「重たかった」 被団協代表委員が帰国会見―長崎
ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中重光代表委員(84)は13日午後、長崎市内で記者会見し、受賞を契機に「核兵器のない世界をつくっていく原動力になっていったら素晴らしい」と語った。
田中さんは、授与されたメダルについて「重たかった」と振り返り、「責任の重さも感じた」と述べた。核兵器廃絶を訴え続けていく考えを強調した上で、若い世代に対し「被爆者の気持ちを受け継ぎ、(核廃絶の運動を)もっともっと広げてほしい」と訴えた。
政府・与党、防衛増税を26年4月から開始 所得増税は先送り
政府・与党は13日、防衛力強化のため、2026年4月から法人税とたばこ税を増税する方針を固めた。一方、所得税の増税時期の決定は見送った。政府・与党は、増税に反対する国民民主党の出方を見極めながら、12月中に取りまとめる25年度税制改正大綱への明記を目指す。
厚生年金活用、経済界から異論 「基礎年金」底上げで
次期年金制度改革で、全ての国民が受け取る基礎年金(国民年金)を底上げする案に対し、経済界などから異論が出ている。会社員らが入る厚生年金の積立金を活用するためだ。
厚生年金は抑制期間が約10年長引き、その後も影響が残るため、給付額が40年度までは減少。厚生年金に40年間加入した会社員の夫と専業主婦の「モデル世帯」が受け取る年金は、月額で最大約7千円減少する。厚生年金保険料を労使折半で負担している経済団体を中心に「積立金の活用は納得できない」との声も多い。
マイナ保険証利用率28% 12月、移行1週間で10ポイント増
マイナ保険証利用率28% 12月、移行1週間で10ポイント増
福岡資麿厚生労働相は13日の記者会見で、マイナンバーカードに保険証機能を持たせた「マイナ保険証」の利用率が、2~8日の1週間は28・29%だったと発表した。11月の18・52%から約10ポイント増加した。12月2日から従来型の健康保険証の新規発行を停止し、マイナ保険証を基本とする体制に移行した影響とみられる。
福岡氏は「全ての方が安心して保険診療を受けられる環境整備に取り組んでいく」と話した。従来型の保険証は有効期限内なら来年12月1日まで使える。マイナ保険証を持たない人には期限までに、保険証の代わりになる「資格確認書」が届く。
成田山新勝寺で師走のすす払い 新年に備え、仏像清める
千葉県成田市の成田山新勝寺で13日、新年に備えて1年間の汚れを落とす、師走恒例のすす払いが行われた。江戸時代から続くとされる行事。黒衣をまとった僧侶や作務衣姿の職員ら計約40人が、仏像や本堂を清めた。
夜明け前の午前5時20分ごろから、はけで本尊の不動明王像の表面をなでるように払い、仏具を布で磨いた。長さ約8メートルのササ竹を左右に振り、本堂の欄間や軒下のほこりを落とした。
土日は日本海側で「雪災害」のおそれ JPCZで北陸~山陰は大雪 九州の山地も積雪
土日は日本海側で「雪災害」のおそれ JPCZで北陸~山陰は大雪 九州の山地も積雪
この土日は、日本海側で「雪災害」のおそれが高まります。吹雪や根雪になる所もあり、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の影響で、北陸~山陰は大雪になるでしょう。寒気が強いので、九州でも山地を中心に雪が積もる所がありそうです。大雪・吹雪から身を守ってください。